音楽を作ろう!初心者でもわかりやすく音楽作成する方法をご紹介
作曲といえば、かつては楽譜を書いたり、楽器を使ったりと、特別な知識の必要なものでした。
が、最近は、楽譜が読めない、楽器が弾けない初心者でも、アプリ等を使い気軽にできるようになっています。
今回は、初心者でも作曲をしたり、オリジナル音源を作れる方法をご紹介します。
作曲の初心者でも理論やコードを体得するには。
メロディは、鼻歌や爪弾きでもできるけど、それに合うコード(和音)がなかなか付けられない!という声は、わりと多いです。
逆にコードがつけられれば、曲の形がはっきりしてきます。
ピアノやギターが弾けるなら、そのコードにリズミックな動きをつければ、かなり曲の完成に近づきます。
また、楽器が弾けない人でも、コード進行(順番)さえ作って打ち込めば、バンドスタイルにの演奏の形にしてくれるツールもあります。
メロディ+コードで、作曲のかなりの骨格部分を固めることができるのです。
その大事なポイント、コードをつけるためのとっかかり方をご紹介します。
①好きな曲のコード進行を調べてみよう
下記のリンク「楽器Me」などでは、かなり多数の曲のコードが調べられます。
押さえ方や弾き方のチャートも付いてますね。
難しいキーでコードも難解な場合は、やさしいキーにチェンジもできます。
これをみて、自分の好きな一部分だけでも、弾いてみるといいです。
何曲か、何箇所かひいて、もし自分の好きなところ、インスピレーションを喚起させられる部分があれば、合わせて鼻歌で思いのままに、自分のオリジナルなメロディを歌ってみましょう。
ピアノインストゥルメンタルなら、片手でコードをひきながら、心地よく感じられるメロディ?のようなものを、探りながらでも弾いてみてもよいですね。
コード進行は、理論にのっとって勉強する方法もありますが、好きな楽曲があるなら、それを分析しつつ、部分的にとりいれる方法もあります。
複数ので、曲の一部分、まったく同じコード進行、というケースも割と多いものです。
いわゆる「王道的」なコード進行もたくさんあります。
このように作っていくと、部分的には「〜〜の曲に何か似たモノ」になるかもしれませんが、アートは真似から入る事も多いです。
勿論、まだこのままでは、自分のオリジナルとして発表はできませんが、自分のスタイルを確立するには、大事なプロセスです。
好きなもののエッセンスを真似ながら、少しずつ自分なりの工夫を加えてゆくといいですね。
作曲もどき?を重ねていくうちに、段々オリジナリティはでてきますよ。
②便利な「ダイアトニックコード」の仕組みを覚えよう
小学生の頃にリコーダーで、「ドレミファソラシド」の音階練習をした方もおいででしょう。
これは「ハ長調」いう、鍵盤でいえば白い鍵盤だけでできている、易しい調「キー」です。
むろん、白い鍵盤だけでできている「ハ長調」だけではなく、複数のキーが存在します。
そして、そのキーの中で多く使われることの多いコードの集合体を「ダイアトニックコード」といいます。
これらを知っていると、莫大にあるコードの山の中から「コード進行」が作りやすくなります。
下記のリンクなどを参考に、自分の作ろうとしている曲のキー、使えそうなダイアトニックコードを探してみてください。
色々なコードが全部載ってるコードチャートやコードブックは、いわば一冊の英語辞書のようなもの。
これを持ってるだけでは、「文章」はかけませんね
「文法」に則り、単語をならべていくと文章が作成できるようになりますね。
その「文法」の中で基本にあたるのが、このダイアトニックコードから考えるコード進行法です。
ダイアトニックコードは、英語の勉強を始めて最初に習うシンプルな文章のような位置づけのものです。
楽器が弾けない方も、後述するアプリなどで、コード進行を打ち込んでみると、響きや曲の流れがわかりやすいですよ。