大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』とは?曲に込められたメッセージを読み解く

2019年4月待望のDVD/Blu-rayが発売された映画、『ボヘミアン・ラプソディ』。
DVD発売後もゴールデンウィークを過ぎても劇場でも引き続きロングランが続いています。
この記事では日本でも異例の大ヒットとなった映画『ボヘミアン・ラプソディ』とクイーンの魅力について解説します。
映画の内容についてかなり述べることになりますので、まだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。

記事の目次

  1. 1.世界中で大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』
  2. 2.UKロックバンドを代表するQUEEN(クイーン)の軌跡を描く
  3. 3.では、『ボヘミアン・ラプソディ』とは一体?
  4. 4.まとめ

世界中で大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』

2018年映画化され、世界中の注目の的になった

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映画『ボヘミアンラプソディ』のあらすじ

映画『ボヘミアン・ラプソディ』はイギリスのバンドQUEEN(クイーン)を題材にしています。
QUEENは世界中を巻き込んだチャリティコンサート「LIVE AID(ライブ・エイド)」で観客を熱狂の渦に巻き込みます。
しかしそのステージにたどり着くまでの道は、なだらかなものではありませんでした。
Freddie Mercury(フレディ・マーキュリー)は、ギタリストBrian May(ブライアン・メイ)やドラマーRoger Taylor(ロジャー・テイラー)らのバンドSMILE(スマイル)にボーカルとして加入します。
その後バンド名をQUEEN(クイーン)に改めると、フレディはその才能を見せ始めるのです。
そしてフレディの才能の結晶とも言える楽曲「Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)」を完成させます。
しかしフレディはクイーンの成功の裏で、自分自身の愛の形に思い悩み続けていました。

深い孤独から抜け出せないフレディはQUEENのもとを離れ、ソロ活動を始めます。

ちょうどそのころBob Geldof(ボブ・ゲルドフ)を発起人としてアフリカの飢餓を救うチャリティ運動が盛んになります。
イギリス・アイルランドの豪華アーティストによるBand Aid(バンド・エイド)のDo They Know It's Christmas?(ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス)や、アメリカのアーティストによるU.S.A. for Africa(ユーエスエー・フォー・アフリカ)によるWe Are The World(ウィー・アー・ザ・ワールド)は世界的にヒットします。
そういったチャリティソングのヒットを受けて世界規模のチャリティコンサート「ライブ・エイド」が実現しようとしていました。
世界中の人気アーティストが参加を表明しチケットも完売する中、QUEENはオファーを受けても参加を表明できない状態でした。
そのころ孤独を忘れるために欲望のままに生きるフレディは、ようやくQUEENは家族であると気づきます。
その後家族のもとに戻ったフレディは10万人の観客の待つライブ・エイドのステージへ、家族とともに向かうのです。
 

話題性だけではなく、とても高評価だった

Photo by iDominick

映画が公開されてすぐは、史実と異なる部分もある点などから評論家などからは良い評価を得られないこともありました。
しかし、観客の評価は非常に高くファンに後押しされる形で世界的な大ヒットとなったのです。
この様子はQUEENというバンドに対する評価やBohemian Rhapdodyという楽曲のヒットの仕方にも似ています。
結果的にアメリカのアカデミー賞においても作品賞をはじめ5部門にノミネートされました。
そして作品賞は逃したもののフレディ役のRami Malek(ラミ・マレック)が主演賞を獲得するなど4部門で受賞しました。
 

UKロックバンドを代表するQUEEN(クイーン)の軌跡を描く

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イギリスを代表するロックバンドという話題において必ずと言っていいほど名前があがるバンドQUEEN(クイーン)。
QUEENの曲は国民的アンセムとまで言われることもあります。
そんなQUEENについて少し解説します。

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