【26選】珠玉のディスコミュージックをまとめてご紹介
現代は音楽で踊る場所は、クラブですね。
かつては、それにあたるのはディスコでした。
この場所でスタイリッシュな曲にのり、若者達が踊っていました。
これら、素晴らしいディスコ音楽が多数生み出されたのは、70年代前後。
さあ、この時代の懐かしい曲を振り返ってみましょう。
ディスコミュージックは、一体どんな音楽?
ディスコがブームになる以前の60年代には、ダンスのための音楽はファンクやソウルサウンドが主でした。
中でもブラック系アーティストの発表した曲が圧倒的に多い傾向でした。
それは、黒人特有の強いグルーブを持つサウンドが、踊る気分にとてもマッチングしていたゆえでしょう。
これらの音楽が70年代から80年代はさらにダンサブルな作風へと変貌していきました。
テンポが120~130前後の軽快なものが多くなり、ドラムのキック(バスドラム)パターンは四分音符打ちのものが増えてきました。
70年代過ぎからは、、白人アーティスト、それまでロックやポップス畑であったアーティストも、ディスコサウンド風の楽曲にトライするようになりました。
また、特徴的なベースラインや、ギターのリフ、キャッチーででインパクトの強いブラスフレーズなどは、日本の歌謡曲やニューミュージックアレンジ手法にも影響を与えました。
今でも、当時の定番のナンバーは多くのシーンで聴かれます。
その黒っぽいテイストを持つサウンドは、まったく色あせていません。
【26選】ディスコ音楽人気ナンバーをご紹介&解説
では、ディスコの名曲、主には70年代のヒット曲中心で、ご紹介することにしましょう。
どれも、40代以上の方々には懐かしい名曲であること請け合いです!
はるかに前の時代の曲ですが、どれも名曲ばかり。
現代のヒップホップやEDM畑のアーチストにも、エッセンスは脈々と受け継がれています。
若い方は、イントロや曲のサビを聴くと「あっ、これ聴いたことがある!」というものがきっとたくさんあることでしょう。
ディスコ音楽~男性ボーカルグループ楽曲~
①②Earth wind&fire「September」「Lets' Groove」
まずはEarth Wind &Fireの1978年リリース「September1981年リリース「Lets grove」をご紹介しましょう。
きらびやかな衣装、マジックなども披露される華やかなステージ。
そして、壮大なブラスセクションと、ボーカルのモーリス、
見どころ聞き所万歳のグループの、定番ディスコヒット曲で
今聴いても心が明るく浮き立つ、素敵なナンバーです。
③④Bee Gees 「STAYIN’ ALIVE」「Night Fever」
ビージーズはバリー、ロビン、モーリスのギブ3兄弟からなるユニットです。
2曲とも、1977年に発表の、ディスコを舞台にした映画「サタデーナイトフィーバー」の中のものです。
この映画により、ディスコミュージックは大ブレイク、それはやがて大きなうねりをもつ社会現象にもなりました。
これらの挿入歌の、ハイトーンも交えた兄弟のハーモニーは圧巻です。
⑤KC&The Sunshine Band「ザッツ ザ ウェイ」
出だしの女性コーラスの入ったリフは、CMなどにもよく使われる有名なものですね。
多くのディスコのヒット曲の中でも、定番のなかの定番といえる楽曲でしょう。
このバンドのサウンドが素晴らしいのは、メンバーがスタジオミュージシャンやエンジニア、という辣腕者ぞろいである故です。
KC&The Sunshine Bandは1974年のデビュー後、まずイギリスでブレイク、その後アメリカでも人気を博しました。
ディスコサウンドが時代の花形であった70年代には、5曲の素晴らしいナンバーがビルボードチャート1位を獲得しました。
⑥WildCherry「Play That Funky Music」
うねるようなグルーブ感強いサウンドを聴くと、「えっ、黒人バンドじゃないの?」と思ってしまいますね。
でも彼らは、ロブ、パリッシをリーダーとする、アメリカ出身の白人バンドなのです。
70年代初頭インディーズデビュー時は不発でしたが、1976年にこの曲でのメジャーデビューで大ブレイク!
このナンバーは、後世にも伝えられる定番ソングとなり、他のアーティストからもリスペクトを込めてカヴァーされています。
日本の番組内でも「ダンス甲子園」で使用された経歴があります。
⑦The Stylistics「愛がすべて」
このバンドは、60年代から活動している、黒人のコーラスグループです。
「Sweet soul」といわれる甘くスタイリッシュなサウンドが人気を博しました。
とくに、リードボーカリストのラッセル・トンプキンスジュニアの美しいハイトーンは大きなセールスポイントです。
彼らのサウンドは、デビュー後しばらくはソウルファンクのテイストを持つものでした。
が、70年代、流行していたディスコミュージックのエッセンスを持つアルバムを作成し、ここからのナンバーが大ヒット。
メロディアスなサビのメロディはインパクト大で耳に残ります。
日本ではキムタクの出演の男性整髪料CMで流れていたことがありましたね。
⑧VIllage People「Y・M・C・A・」
この曲にはちょっと興味深いエピソードがあります。
YMCAとはキリスト教青年会の宿泊施設のことですが、スラングで「ゲイの巣窟」を示唆するものであるということです。
この曲を歌う「Villlage People」のメンバーもゲイである者たちが集められたとの説もあります。
1979年にはビルボードチャートで2位を獲得し、世界的なヒットとなりました。
日本では、西城秀樹が「ヤングマン」というタイトルでカバーしています。