新海誠監督作品『天気の子』では『君の名は。』に続きRADWIMPSが大抜擢!

新海誠監督の新作が「天気の子」が7月19日に公開となります。
今作「天気の子」は再びRADWIMPSからの楽曲を受け、「君の名は。」の時と全く同じ布陣になっています。
新海誠とRADWIMPSの再びのタッグに注目が集まっています。

記事の目次

  1. 1.新海誠監督の最新作、アニメーション映画『天気の子』
  2. 2.『君の名は。』の大ヒットから3年・・・RADWIMPSと再びタッグを組む新海誠監督
  3. 3.『愛にできることはまだあるかい』の映画主題歌(挿入歌)起用はすでに決定
  4. 4.まとめ

新海誠監督の最新作、アニメーション映画『天気の子』

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大ヒットして社会現象にもなった「君の名は。」から3年。
いよいよ、新海誠監督の次なる作品、「天気の子」の公開が迫ってきました。

今作のテーマは「天気と空」だそうです。
トレイラーを見てみると、明らかに天気や空についてこだわりを持った映像であることがわかります。
新海誠作品においてはもはや定番となってきた美しい空の描写が少し見えていますね。
雨が降り続ける大都市圏の描写なども見られ、振り続ける夜雨の切なさを感じさせられます。
 

アニメーション映画界の巨匠が送る、世界の秘密についての物語

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今作の主人公となるのは、離島から家出して上京してきた、高校一年生の男の子、帆高。
突然大都会に飛び込んできた15歳の少年の一人暮らしが上手くいくはずもなく、すぐに生活は困窮してしまいます。

そんな中、連日振り続ける雨に打たれる街の片隅で、一人の女の子と出会います。
彼女の名前は陽菜。
陽菜には、他の人にはない特別な能力がありました。

「ねぇ、今から晴れるよ」

と彼女が言うと、本当に雨雲が去って晴れ間が見えてきました。
陽菜は、「祈る」ことで空を晴れさせることができる能力を持っていたのです。

帆高と陽菜しかしらない世界の秘密を中心に、ストーリーは展開されていきます。
 

「天気の子」でも、新海誠監督の繊細で綺麗な世界観に期待

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新海誠作品の最大の特徴といえば、すさまじいほど書き込まれた美しい背景描写ですよね。
一部では「新海誠作品は、背景が主役だ」と言われるほど、背景描写について高い支持を得ています。

もう10年以上前の作品になりますが、「雲の向こう、約束の場所」という作品が発表されたあたりから、他のアニメーションムービーを圧倒する背景描写が注目を集め始めました。その後、「秒速5センチメートル」、「言の葉の庭」などの発表を経て、「新海誠作品は、背景描写のクォリティが素晴らしい」というような評価を得るに至りました。

さらに今回は「天候」と「空」をメインテーマにしているだけあって、雨模様や晴れ模様や、美しい空などが背景描写としてたくさん登場するでしょう。

公式サイトを見る限り、今作「天気の子」は、過去作の「秒速5センチメートル」「君の名は。」等と同じく、ストーリーは切なくて繊細な展開になりそうです。

背景描写とストーリーがかみ合って、繊細で綺麗な世界観を楽しめることでしょう。

『君の名は。』の大ヒットから3年・・・RADWIMPSと再びタッグを組む新海誠監督

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前作の「君の名は。」では、RADWIMPSの「前前前世」を主題歌として採用し、映画楽曲ともども大ヒットしました。

今作「天気の子」でも再びRADWIMPSとタッグを組みます。
今回は「愛にできることはまだあるかい」という主題歌に起用。

この主題歌が、映画のストーリーに対してどのように絡んでくるかも、注目される要素の一つです。
 

「天気の子」へのRADWIMPSの楽曲提供決定の経緯


実は「天気の子」の主題歌はRADWIMPSに楽曲提供を受けるということが、2017年の段階から決まっていました。
同年、「天気の子」の脚本新海誠監督からRADIWMPSのヴォーカル、野田洋次郎に手渡されています。
この脚本に目を通した上で、この「愛にできることはまだあるかい」は作詞作曲されています。
つまり、この曲は「天気の子」の主題歌として書き下ろされたものである、ということですね。

「君の名は。」の時がそうであったように、今回も主題歌と映画が上手にマッチして、社会現象を起こすくらいのヒットが期待できますね。

『君の名は。』でも多くのRADWIMPSの曲を起用していた

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実は、「君の名は。」でRADWIMPSから提供されていた楽曲は「前前前世」だけではありません。
「君の名は。」に使われている曲は全27曲ありますが、全てRADWIMPSが編曲したものです。
また、作曲自体はヴォーカルの野田洋次郎を中心に、メンバーの桑原彰、武田祐介らによって手掛けられています。

また、RADWIMPSの既存の楽曲である「なんでもないや」も映画用にアレンジして使用されています。
今回も主題歌だけでなく挿入歌もRADWIMPSに一任しているとなれば、「君の名は。」の時と同じくらい感動的大作になることが期待されますね。
 

『愛にできることはまだあるかい』の映画主題歌(挿入歌)起用はすでに決定

実はすでに、RADWIMPSの「愛にできることはまだあるかい」を一部だけ視聴することができます、
気になる人はぜひチェックしてみてください。

「天気の子」トレイラーでRADWIMPSの「愛にできることはまだあるかい」が流れる

本当にほんの一部というか、サビの部分だけですが、すでにRARSWIMPSの新作「愛にできることはまだあるかい」は視聴することができます。
下記の「天気の子」新作トレイラーの後半で「愛にできることはまだあるかい」のサビの部分が流れています。

とてもやさしげて切ないメロディーとなっていますね。
映画の封切りが近づくにつれて、他の部分も少しずつ公開されていくことでしょう。
今後の動向が注目されます。

まとめ

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切なくて甘酸っぱいストーリーとずば抜けた背景描写が魅力の新海誠作品。
そして幅広い層から圧倒的な支持を受けているRADWIMPSの強力タッグが再び実現したことにより、新作「天気の子」に対する注目度は物凄く高いものになっています。

公開日は真夏の7月19日となっています。
映画自体もトレイラーに映る主人公たちの装いを見る限り、「夏」の時期を中心に描かれることが予想されます。
新海誠作品のクオリティとRADWIMPSの楽曲性、そして公開日のタイミングの良さが絡み合って、3年前の「君の名は。」以来の社会現象とも呼べるような大ヒットが起こる可能性大です。

ぜひ、映画館に足を運んで、「天気の子」を楽しんでもらいたいな、というように思います。
 

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