『前前前世』だけじゃない?!『君の名は。』で使われているRADWIMPSの曲紹介
映画『君の名は。』の大ヒットにより、音楽を担当したRADWIMPSの知名度も急上昇しました。
主題歌である「前前前世」のYouTube動画再生は2億回を越えていますが、『君の名は。』で使われている他のRADWIMPSの曲も映画の魅力とともにご紹介します!
アニメーション映画の巨匠ともいえる新海誠監督の代表作『君の名は。』
2016年に公開された新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』は、興行収入250.3億円を記録しました。
監督本人は15~30億円程度を目標にしていたそうなので、それはそれは本人も驚いたことでしょう!
邦画の興行収入ランキングではジブリの『千と千尋の神隠し』に次ぐ2位となり、新海誠監督は宮崎駿監督と肩を並べるアニメ映画界の巨匠となりました。
ところで『君の名は。』はなぜこんなにも大ヒットしたのでしょうか!?
一世を風靡した日本のアニメーション映画になった
『君の名は。』大ヒットの鍵となるのが、主題歌や挿入歌、サウンドトラックの音楽を全て担当したRADWIMPSの曲でしょう。
映画公開前から主題歌の「前前前世」がリリースされ若者を中心に話題となっていましたが、公開後も曲や映画のストーリーが良いとSNSや口コミで広まり一気に大ヒット映画となりました。
主題歌や挿入歌も瞬く間に人気となり、YouTubeの「歌ってみた」動画がたくさん投稿されたことで『君の名は。』もRADWIMPSも知名度がどんどん上がっていきました。
双方に幸運をもたらした、まさに奇跡のコラボレーションだったんですね!
さらに映画が公開された2016年の流行語大賞にも『君の名は。』がノミネートされ、関連用語の「聖地巡礼」がトップ10入りを果たしています。
この「聖地巡礼」も、映画の大ヒットに関わる重要なポイントです。
新海誠の作る映画の特徴を考察
『君の名は。』の大ヒットにより一躍有名となった新海誠監督ですが…
実は以前より映画ファンの間では「アニメーション技術が世界でもトップクラス」と言われていました。
『君の名は。』を観た方も、美しい自然の風景画や、実写のような都会の背景画に目を奪われた人も多いのではないでしょうか?
アニメなのにまるで現実のように錯覚してしまうので、自然と映画の世界に没頭してしまうのです。
『君の名は。』でも実際にある駅や街、公園やカフェなどが描かれているので、そのロケ地となった場所に行く「聖地巡礼」がブームとなりました。
アニメと同じ場所、同じ構図で写真を撮って、SNSにアップするのが若者の間で流行りましたね。
また新海誠監督は「男女の切ないすれ違い」をテーマにしたら右に出るものはいない、とも言われています。
『君の名は。』は、「会いたくても会えない。でも運命の赤い糸で繋がっている。」
といった切ないストーリーが老若男女問わず心を打たれ、リピーターも続出しました。
(筆者も映画館で3回観ました。笑)
物語の展開が早く、理解しにくいところもあるので何度も観たくなる。というのも特徴ですね。