ギターは難しい!と挫折する前に読んでほしい。誰でも上達するための基本をご紹介
ギターを思いのまま弾けるようになりたい!ギタリストを志す人なら誰しもがそう思うでしょう。しかしギターを習得することは難しいと、多くの人が志半ばで投げ出してしまいます。今回は難しいと挫折してしまいそうな人に、ギターの上達法をお伝えします。
ギターを習得するのは難しいのか
好きなミュージシャンの演奏を見ると、ギターをまるで自分の身体の一部のように操っています。『あんな風に弾けたらさぞかし楽しいだろうな』そんな事を思ってしまいますよね。
ところがいざ自分でも弾いてみようとすると、全然上手くいきません。あの動画のように、あのライブで観た演奏のようにスムーズには弾けません。
そんなことを繰り返すうちに『やっぱりギターは難しい。自分には向いていない』と挫折して、諦めてしまう人も多いのではないでしょうか?
36回ローンで買った、好きなアーティストと同じギターはいつの間にか部屋の片隅で埃を被ってしまってはいませんか?
確かにいきなり思いのままにギターを弾くことは、とても難しいことです。しかしそれは当たり前のことで、スポーツでも料理でも、語学でも一朝一夕に出来るわけではなく、毎日の積み重ねが大切です。
今回はギターを志す人がどんな事に躓きやすいのか、どんな練習の仕方をしていけば良いのかをまとめました。是非ご一読ください。
ギターは難しい!と誰もが挫折しやすい5つのポイント
ギターは自分には向いていない!なんて思ってしまうのは、とてももったいない事です。どんなギタリストでもいきなり弾けるわけではありません。
ここでは5つのテーマに分けて、ギターを志す人が挫折しやすいポイントを説明いたします。
自分のレベルに合っていない
初心者の人がいきなり難易度の高い演奏をしようとしたら、上手くいかないのは当たり前です。もちろん日々の単調な基礎練習の息抜きに、合間に自分が弾きたいものにチャレンジするのは非常に良いことだと思います。
しかし、自分のレベルに合っていない難易度の高いものばかりやろうとしては、うまく弾けなくてそのうち嫌になってしまうのは目に見えています。
コードが押さえられない!
アコギでもエレキでも、まずはコードを覚えて楽曲が弾けるようになると、ギターがどんどん面白くなってきます。
コードが上手く押さえられない、コードの形を覚えられないということが最初の壁ではないでしょうか。
コードの中でもベルリンの壁くらい有名な『Fの壁』というものがあります。FコードやBコードはセーハ(人差し指で1つのフレットの1弦から6弦までを押さえる)しなければならない、難易度の高いコードです。
そういったコードの押さえ方や覚え方のコツがわかれば、大分習得がスムーズになりますね。
指が痛い!
ギターを始めて最初の頃は、弦を押さえる指先が痛いというのが悩みの種です。指先は段々と皮が厚く、硬くなって痛みも感じなくなってくるのですが、そこにいくまでにはある程度の我慢は必要です。
この時点で挫けて諦めてしまう人も意外と多いようですが、ここで辞めてしまっては痛み損です。痛い思いした分、しっかりギターを楽しめるように頑張って乗り越えましょう!もちろん、無理は禁物ですが。
耳コピーが出来ない!
ギターが少しずつ弾けるようになってくると、好きな楽曲をコピーして演奏してみたくなります。楽譜を見ながら弾くのも良いのですが、耳コピーしてみると色々な発見がありますし、とても勉強になります。
耳コピーはとても力のつくエクササイズなだけに、難易度も高めといえます。
耳コピーのやり方にもいくつかのコツがあるので、そこをしっかりと押さえておけば、効率の良い練習が出来るでしょう
アドリブが弾けない!
ギターを少し弾けるようになった人がぶち当たる壁といえば、アドリブ演奏、即興演奏ではないでしょうか。
これほど自分のスキルやセンスが浮き彫りになってしまうものはないでしょう。決まったコード進行の中で、即興で作曲をしていく作業は簡単なことではありません。
それだけにやりがいも大きく、ギタリストの腕の見せ所として楽しんでトライしていただきたいものです。
やはり、アドリブにもいくつかのコツやポイントがありますので、見ていきましょう。