ギターは難しい!と挫折する前に読んでほしい。誰でも上達するための基本をご紹介

ギターを思いのまま弾けるようになりたい!ギタリストを志す人なら誰しもがそう思うでしょう。しかしギターを習得することは難しいと、多くの人が志半ばで投げ出してしまいます。今回は難しいと挫折してしまいそうな人に、ギターの上達法をお伝えします。

記事の目次

  1. 1.ギターを習得するのは難しいのか
  2. 2.ギターは難しい!と誰もが挫折しやすい5つのポイント
  3. 3.自分のレベルに合わせた練習方法で着実なステップアップ!
  4. 4.ギターを習得するのは難しいのかのまとめ

自分のレベルに合わせた練習方法で着実なステップアップ!

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初心者の方が躓きやすいポイントをご紹介してきました。ここからはそれらを踏まえた、実践的な練習方法をご紹介します。

運指の練習

Photo bystevepb

ギターを弾く上で、きちんと弦を押さえることが出来ないと綺麗な音は出せません。そして流れるような左手の指捌きから美しいメロディー、胸を打つような旋律が生まれます。

ギターの運指は毎日繰り返し練習することによって、必ず上達します。

こちらはクロマチックスケールと呼ばれる、半音ずつ並んでいる音階です。

6弦の5フレットから始める形で、半音ずつ移動していくと。1本の弦で4音ずつ弾くことになります。

人差し指、中指、薬指、小指の順番で上昇していき、1弦4フレットまで弾いたら今度は小指から人差し指に向かって下降していくフレットを押さえます。

最初はゆっくりとしたテンポで、リズムに乗って弾いていきます。ポイントは、1音1音音がビビらないようにしっかり押さえて音を出すこと。そしてリズムに合わせてスムーズに移動していくことです。

毎日練習の始めに、とにかくやる気が起きなくてもこのフレーズを正確に繰り返してください。指を動かすことで、必ずやる気スイッチが入ります。

ピッキングもダウンストロークのみとか、アップダウン交互にとか、あるいは指弾きするなどして変化をつけてみるのもいいかも知れません。

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【ギター】毎日続ければ上達間違いなし?!基礎練習のフレーズご紹介!
ギターの上達を目指すなら、毎日の基礎練習は欠かせません。楽器でもなんでも同じ事ですが基礎がなってないと、積み上げていく事が出来ないからです。ここではギターの上達を目指す人に向けた、基礎練習の内容と考え方をご紹介いたします。

コードの押さえ方の練習

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アコギでもエレキでも、コードの押さえ方をマスターすることは非常に重要です。

ギターのコードの押さえ方にはいくつかのパターンがあり、それらを応用することで様々なコードに対応することが出来ます。

Aコード

Aコードの押さえ方がこちらです。4弦2フレットを中指で、3弦2フレットを薬指、2弦の2フレットを小指で押さえ、6弦以外の全ての弦を弾きます。

Amコード

こちらがAmコードです。Aコードに対して2弦の音が半音低くなっています。ルート音(この場合はA,ラの音)に対して3度の音が半音低い(C.、ドの音)になっています。

Amの場合は、上から中指、薬指で2弦は人差し指が押さえやすいと思います。

このAとAmの形を覚えると、人差し指でのセーハやカポを使って、他のコードにも対応出来ます。

Bコード

2フレットにカポ、あるいはセーハしてAコードを押さえれば、Bコードとなります。このように、C、C#、Dとフレットを移動していけば良いわけです。

Eコード

もう一つ、この形を覚えると便利です。Eコードも凡庸性の高いコードで、フレットをずらす事によって他のコードになります。

Em

Emは3弦を解放した形です。AmとこのEmの形を覚えておけば、フレット移動で全てのマイナーキーに対応することが出来ます。
 

主なコードについてはこちらを参考にしてください。

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ピッキング、ストロークの練習

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まず基本的なピックの持ち方ですが、1度肩の力を抜き腕を下にダラーンと垂らします。そして自然に90度くらいに肘を曲げ、手首を軽く内側に曲げ人差し指の側面と親指の真ん中辺りでピックの真ん中を挟みます。

あまり力まずに、でもピッキングで落っこちない程度に支えます。握るというよりも、挟んで支えている感覚です。

いつも素敵なyuka先生がピックの持ち方、弦への当て方などをわかりやすくレクチャーしてくださっています。

こちらはストロークについて、解説してくださっています。

ギターのストロークを練習するときのポイントは

● メトロノームなど、リズムに合わせて弾く

● アップ・ダウンのピッキングを正確に弾く

●弾かない部分も空ピッキングで、腕を振る

空ピッキングとは、腕のリズムが狂わないように、ギターの音の出していないところもリズムに合わせて腕を振ることです。これが実はストロークではとても重要です。

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簡単なフレーズの耳コピーの練習

フリー写真素材ぱくたそ

耳コピーとは、楽曲の音を耳で聴いて拾い、コードや音階を割り出す作業のことです。

とても難しそうですが、これも繰り返して練習するうちに、確実に上達していくスキルです。

音源をしっかりと何度も聞きながら、ギターで実際に弾いて音を確認していきます。

耳コピーをしていくと、段々と耳が鍛えられて、この音はドだ、とかこのコードの響きはEmだとかわかるようになります。

ポイントをまとまると

● まずは歌メロなど、聞き取りやすい音を拾っていく

● コード進行を探る時はベース音を拾うと割り出しやすい

● ベースの動きと歌メロの音階に関係から調性を考えると、コードがわかりやすい

こちらの方の動画は、非常にわかりやすく耳コピーを解説してくださっています。是非、ご参考にしてください。
 

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簡単なアドリブを弾く練習

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アドリブ演奏といっても、そんなに難しく考えないでください。決まったコード進行の中で自分で自由にフレーズを弾くという、ギターソロを取るための練習を、日々のトレーニングに組み込むとやりがいにもなりますという話です。

 

Emレゲエ

動画上には様々なアドリブ練習に適したバッキング音源があげられています。こういった音源を大いに活用して様々なコード、リズムに合わせて自由に弾いてみましょう。

こちらのバッキングにはEmペンタトニックスケールを使えば、音を外すことはありません。

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ギターを習得するのは難しいのかのまとめ

Photo byPexels

ギターは1日にして成らずですが、毎日の積み重ねは、あなたを決して裏切ることはありません。

基本的な練習を積み重ねていけば、誰にでも習得することができる楽器です。

1番難しいのは、毎日ギターに向き合う時間を作ることかもしれません。最初は1日5分でも、気が乗らなくてもギターを持って運指の練習から始めてみましょう。

指からきっと、やる気のスイッチが入ってくれます。気がついたら1時間夢中に弾いていた、何てことはよくあります。

弾いているうちにどんどん夢中になってしまう、それくらいギターには素晴らしい魅力があります。あなたのギターライフを楽しんでください!

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