【ギター】基礎練習では、まずはドレミをマスターしよう!

ギターの基礎練習として、ドレミを練習するのは、とても大切な事です。初心者にとって最初の覚えるべきスケールであるドレミをしっかりと理解しておくと、その後の上達にとてもプラスになります。ここではギターのドレミの練習の仕方についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ギター初心者の基礎練では、まずはドレミをマスターしよう!
  2. 2.正しいフレットや弦を覚えよう
  3. 3.自主練習するときのポイント
  4. 4.まとめ

ギター初心者の基礎練では、まずはドレミをマスターしよう!

Photo byPezibear

うちで過ごす時間が増えた今、ギターを始めてみようか、何て考えている方も多いのではないでしょうか。これから始めるにあたって、きちんと基礎を積み上げていく事が、結果的には上達への近道であると、筆者は考えます。

ギターなど楽器は勿論ですが、何事もいきなり出来る様になる訳ではないですし、いきなり出来てしまっては面白くないとすら思います。

しかし、皆さん時間は限られています。その中で、なるべく効率的に練習して、自分の目指すギタープレイに近づきたいと思うのは当然です。

そこで、初心者の方はまずドレミを弾けるようになる事が、上達への大きな手助けになるという事をお伝えしたいと思います。これはエレキでもアコギでも同じです。

このドレミファソラシドを覚える事によって、ギターソロやリフなどのフレーズ作りに大切な、『スケール』(音階)の形が身につきます。

ドレミファソラシドは『Cメジャースケール』と呼ばれるもので、keyのコードがCメジャーの楽曲の場合、このドレミの音階を使えば、ギターソロで音を外す事はまずありません。また、この音階で曲のオブリガードを作る事も出来ます。

そして、メジャーキーであればフレットをずらしていけば、違うコードの楽曲でも同じ事が可能です。
 

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正しいフレットや弦を覚えよう

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それでは早速、ギターでドレミファソラシドを弾いてみましょう。

Gt ScaleC 1

1番最初にこのポジションでのドレミを覚えてください。2、3、4弦の開放弦を使ったポジショニングです。5弦の3フレットから始まります。ここが『ド』です。

次が4弦の開放弦、ここが『レ』です。開放弦の時の音とフレットを押さえている時の音がなるべく同じボリュームになるように気をつけるのもポイントです。開放弦は鳴りやすいので、バランスに気をつけて下さい。

そして、4弦2フレットを押さえて弾くと『ミ』、その隣の3フレットが『ファ』です。『ミ』と『ファ』の間隔は半音なのです。ここがギターで音階を覚える上で一つのポイントですね。

そして3弦の開放が『ソ』です。3弦2フレットを押さえて『ラ』、2弦の開放が『シ』、そしてここがまたポイントで、『シ』と『ド』の間隔は半音です。つまり、2弦の1フレットが『ド』で、5弦3フレットから見て、1オクターブ上になります。

さあ、これでこのポジションでのドレミは大丈夫ですね!あとは、手で覚えてしまうほど、繰り返して弾いてみましょう。

Gt ScaleC 2

押さえ方にこうではないといけない!、なんて言う決まりはありませんが、この様に押さえると弾きやすいと思います。1フレットを人差し指で、2フレットを中指で、3フレットを薬指を使って押さえると、スムーズです。
 

Gt ScaleC 3

さらに開放弦を使わない押さえ方を、練習してみましょう。5弦3フレットの『ド』から始まり、5フレットが『レ』、4弦2フレットで『ミ』、3フレットで『ファ』、5フレットで『ソ』です。3弦2フレッが『ラ』4フレットが『シ』、5フレット『ド』でゴールです!

5弦5フレットと4弦の開放弦、4弦5フレットと3弦の開放弦、そして3弦4フレットと2弦の開放弦はそれぞれ同じ音になります。これはチューニングの時にも使うポイントですね。

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ここまでのところを、動画でもう一度確認してみましょう。とても丁寧にわかりやすく解説してくださっています。『アコギの時間』ですが勿論エレキで弾いても、エエで。

これを『Cメジャースケール』といいます。曲のキーが『Cメジャーコード』の時はこのスケールを弾けばギターソロやフレーズを作る事が出来ます。そしてこの最初の『ド』の位置をずらしていけば、他のキーでも対応する事が出来ます。

この最初の『ド』を5弦5フレットに持ってきて、このスケールを弾けば『Dメジャースケール』となります。同じように5弦7フレットに持ってくれば『Eメジャースケール』8フレットなら『Fメジャースケール』となります。


 

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もちろん、ドレミの位置は2つだけではなく、指板上にたくさんあります。6弦からスタートとする形として、6弦8フレットの『ド』から始まる形もあります。

10フレットで『レ』、12フレットで『ミ』、この12フレットは開放弦の1オクターブ上の音になります。

5弦8フレットで『ファ』、10フレットで『ソ』、12フレットが『ラ』、そして4弦は9フレットで『シ』、10フレットで『ド』です。

この6弦から始まる形も練習しておくと、キーを移動させる時に非常に便利です。
 


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自主練習するときのポイント

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それではここから、自主練習する時のポイントを確認していきましょう。ギタースクールなどに通っていれば先生が、あるいは生徒同士で常に確認しながら練習する事が出来ますが、今のように自宅で1人で練習するとなると、自分で自分を確認しながら練習しなくてはいけません。

しかし、大丈夫です。いくつかのポイントを押さえて練習していけば、あなたのギターは確実に上達していきます。では、どの様なやり方があるのか、見ていきましょう。

綺麗な音を出す様に心がける

Photo byignatsevichserg

これから自分で練習していく中で、まず常に気にしていきたいのは、きちんと音が出ているのか、綺麗に音が出ているのかというところです。

まず、爪をしっかり切っておきましょう。これは意外に大事なポイントです。ちょっと伸びてくるだけで、大分弾きにくくなってしまいますから。

コードを練習していく時にも言える事ですが、単音においても、弦を押さえる時には、フレットの真ん中よりも、右利きの人でしたら右寄り、左利き用のギターを弾いている方でしたら左寄りを押さえると、音がビビりにくく、楽に押さえる事が出来ます。

それから、押さえる指は寝かせるのではなく、少し立たせる様な意識です。

 

こちらの動画は、弦の押さえ方やピックの持ち方などの参考になります。
 

ピックの持ち方

左手と同じくらい、右手のピッキングは大事なポイントです。手首を軽く曲げ、親指と人差し指でピックの下半分を持ちます。この時、弦に当ててもピックが落ちない様に、ある程度はしっかり持つのですが、あまり力を入れ過ぎない、ということも意識して下さい。

そして、うちわを仰ぐ様な動きで、手首の回転を使い、弦を弾きます。

スピードを上げていく

Photo by955169

『ドレミ』をスムーズに弾く事が出来る様になってきましたら、今度はリズムに合わせて弾いてみましょう。まずはBPM70辺りから練習していきましょう。

どうでしょう、スピードは速く感じるならば60くらいから始めてみてもいいかも知れません。正確なリズムで弾く事は、意外と難しいものです。まずは自分がしっかりと安定して弾けるスピードで、慣れてきたら徐々にテンポを上げていくのが良いでしょう。
 

これがBPM100のスピードです。70と比べると、大分早く感じますね。このくらいで弾けたら気持ちが良いでしょうね。是非、練習してみて下さい。

このスピードで正確に弾ける様になってきたら、もう大分右手のピッキッング、左手のフィンガリングが出来てきているはずです。次のステップへ進んで行きましょう。
 

違うキーのスケールで弾いてみる

Photo by tatsuya_mizuta

上でも書きましたが、このスケールをそのままフレットをずらす事によって、違うキーのスケールを弾くことが出来ます。5弦3フレットからスタートする『ドレミ』を、5弦の5フレットからスタートすれば、『Dメジャースケール』となります。

この様にスケールの形を覚える事によって、フレットをずらしていけば、全てのキーのメジャースケールを弾く事が出来るのです。

 

いとしのエリー

こんな豪華メンバーの中にもどんどん飛び込んで行っちゃいましょう!みんなで演奏している曲はご存知、サザンオールスターズの名曲『いとしのエリー』です。

この曲はDメジャーキーなので、5弦5フレットスタートの『ドレミ』を使って自由に弾いてセッションに参加してみましょう!

福山さんは、さすがカッコいいですね。兄貴と慕っている桑田佳祐さんへのリスペクトが、凄く感じられます。
民生さんがベースというのも良いですね。そしてベース・ボーカルも普通にこなしているのも凄いですね。

元ジュン・スカイ・ウォーカーズの宮田和弥さんがみんなの様子を見ながら、バランスをとっているのも流石ですし、山本彩さん、そして小室哲哉さんなど錚々たるメンバーがバックに徹しているところも素敵です。でもやっぱり私は、後ろでニコニコしている蒼井優さんに目が釘付けです。

まとめ

フリー写真素材ぱくたそ

今回はギター初心者の方に向けて、『ドレミ』の弾き方や指板上での位置について、解説させていただきました。

実際、『ドレミ』の練習はソロを弾く時やフレーズを作る時などに、とても役に立ちます。指板上のどこに曲のキーにあったスケールがあるのかなどが、すぐに理解出来ると実践で力を発揮します。

練習自体は地味で単調になってしまいがちですが、好きな曲に合わせて弾いてみたり、少し早いテンポに挑戦してみたりと、工夫して楽しんで練習する事が大切です。家での大事な時間、素敵に過ごしましょう。

 

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