【ギター】初心者が覚えるべき基本のコードの押さえ方ご紹介

ギターを始めたばかりの初心者の方が、まず覚えるべきコードの押さえ方にはどんなものがあるでしょうか?アコギでもエレキでも、主要なコードを覚えれば簡単な楽曲を演奏することができます。今回は初心者が覚えるべき基本のコードの押さえ方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ギター初心者がまず覚えるべきこと
  2. 2.基本のギターのコード押さえ方
  3. 3.基本のギターコードの押さえ方で弾いてみよう
  4. 4.基本のギターコードのまとめ

ギター初心者がまず覚えるべきこと

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ギターをはじめて間もない人が、ドレミを練習するとともに覚えたいのが、基本的なコードの押さえ方です。

好きなアーティストのギターコード譜を見ると、たくさんのギターのコードの名前が出てきます。コードは沢山あるので、初心者の方は怖気付いてしまうかも知れません。

しかしギターのコードには何種類かの型のパターンがあり、それらを応用していくことで様々なコードに対応することができます。

上手くコードが押さえられるようになれば、色々な楽曲の伴奏ができるようになり、ギターがどんどん楽しくなっていくでしょう。

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基本のギターのコード押さえ方

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それでは早速、代表的なコードの押さえ方を確認しましょう。

Cコードの押さえ方

CコードはCメジャーコードとも言い。ドの音をルートとしたメジャーコードです。

様々な楽曲で使用されることの多いコードで、是非覚えていて欲しいコードです。

基本的にCコードは6弦は弾かずに、5弦から弾いていきます。その時、ネックを押さえている親指を少し6弦に触れてミュートすると、余計な音が鳴ってしまうのを防ぐことができます。

薬指で5弦の3フレットを、中指で4弦の2フレットを、人差し指で2弦の1フレットを押さえます。

フレットを押さえる指は少し立てるようにして、フレットに対してやや右斜め下方向に力を入れること、そしてそのフレットのボディ寄りを押さえると、綺麗な音が出やすくなります。

Amコードの押さえ方

Amコードはラの音をルートとし、3度の音が半音低い短3度(この場合はC、ドの音となります。)と5度の音を構成音としたコードです。

指の形は4弦2フレットを中指で、3弦の2フレットを薬指、2弦の1フレットを人差し指で押さえます。Amコードも基本的には6弦は弾かずに、ルート音(A音)である5弦から弾き始めます。

短3度の音が入るといわゆるマイナーキー独特の落ち着きのある響きになります。2弦を1フレットではなく2フレットを押さえると、Aメジャーコードとなり、こちらも併せて覚えておきたいコードとなります。

よく見るとAmコードとCコードは押さえ方がよく似ています。この様にコードを構成している音が2つ以上同じで、響き的にも似ているコードを代理コードと言います。

Amのキーの曲にはCコードが、Cメジャーの曲にはAmが、よく使われていますので、この2つはセットで覚えておくと便利です。

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Gコードの押さえ方

Gメジャーコードはソの音をルートとしたメジャーコードです。

6弦の3フレットを中指で、5弦の2フレットを人差し指で、1弦の3フレットを薬指か小指で押さえます。薬指、中指、小指という人もいますが、押さえやすい方で良いと思います。

4、3、2弦は開放弦を鳴らすので、ちょっとでも触れると音が綺麗に響かなくなってしまいます。押さえていない弦に触れないように指の位置に注意しましょう。

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Emコードの押さえ方

ギターのコードの中でも、簡単に押さえやすく使用頻度も高いのがこのEmコードです。

ジャリーンと鳴らした時の哀愁と切なさの入り混じるような独特の響きは、何かの曲の中で聴いても『Emだ!』とわかるくらい印象的です。

5弦2フレットを中指、4弦2フレットを薬指で押さえて、6弦から全ての弦を鳴らします。

4弦を開放ではなく、1フレットを押さえるとEコードとなり、男らしい堂々とした響きになります。

たった1音の違いで、これだけ響きに違いが出ることを確認していただきたいです。
 

Dコードの押さえ方

Dコードはレの音がルートとなっているメジャーコードです。

3弦2フレットを人差し指で、2弦3フレットを薬指、1弦の2フレットを中指で押さえます。もしくは、人差し指で3弦から1弦までセーハして、中指で2弦を押さえるやり方もあります。

気を付けたいのは、6弦と5弦は鳴らさないことです。6弦は親指でミュートしてもいいかも知れません。

Fコードの押さえ方

ギターを始める人には幾つもの壁がありますが、その中でも有名なものが、この『Fの壁』です。

FコードやBコードはバレーコードと呼ばれ、人差し指で6弦から1弦まで、すべての弦をセーハ(押さえる)するという、コードの押さえ方になります。

これがマスター出来れば、コードの幅はグンと広がります。同じCメジャーコードでもオープンコード(セーハしない押さえ方)だけではなく、バレーコードの押さえ方は何通りもあります。


同じコードでも、フレットの位置が変わると、響きも随分違いますし、段々とどの響きが欲しいかによって押さえ方を使い分けることができるようになります。

セーハする押さえ方のコツですが、人差し指の、どちらかというと親指側の腹側
で押さえるイメージです。そして、なるべく全ての弦に均等に力が加わるように意識します。

人差しだけでなく手首で、そして身体全体を使って押さえるような感覚です。
 

基本のギターコードの押さえ方で弾いてみよう

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マリーゴールド

それではここまで練習したコードを使って練習曲を弾いてみましょう。あいみょんの『マリーゴールド』を簡単なコードで弾ける様にアレンジしてくださっています。

基本のギターコードのまとめ

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ギターをはじめた人は自分の好きな曲が弾けるようになってくると、楽しくなってどんどん弾くようになり、それが上達に繋がっていくと思います。

今回ご紹介したコードの組み合わせだけでも、様々な楽曲を楽しむことができると思います。

好きな曲に合わせて弾いてみたり、あるいは自分でオリジナルの楽曲を作ってみたり。少しずつでもコードが押さえられるようになると、どんどんギターが楽しくなっていくことでしょう。

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