子供向けにおすすめしたいギターの選び方や特徴をご紹介！

子供用ギターには、おもちゃ屋で売っている可愛らしいものから、大人が使うような本格的なものまでさまざまあります。子供といっても、体の小さい幼児から、体格がしっかりしてくる小学生向けなどタイプが異なるため、子供の年齢に合わせて選びましょう。

現在ではネット通販で気軽に楽器が買えますが、体の大きさやギターの重みの感じ方はそれぞれ違います。はじめて楽器を選ぶなら、実際に楽器店でギターを抱えてみてください。安いからといって適当に購入してしまうと、失敗する可能性がありますよ。

楽器や音楽に触れることが目的であれば、ギターのスタートは1～2歳頃からでもよいでしょう。しかし、本格的な演奏を求めるのであれば、小学生からがおすすめです。小学生でも、人の話が聞けて我慢ができるようになる高学年くらいがよいです。

子供が小さいうちは我慢もできないし、興味が次々に移り変わるため長続きしません。親も「子供はそういうものだ」という、心構えでいるとプレッシャーになりませんね。

子供本人に習得意欲があれば、中学・高校からギターを習い始めても遅くはありません。なにより大切なことは続けることです。子供の学習力は計り知れないので「とにかく覚えたい、上手くなりたい」と本人が思えばあっという間に習得できますよ。

ギターの種類の中に「子供用ギター」という区分はなく、ただ音が鳴るだけのおもちゃのギターと寸法が小さめのミニギターが子供にも扱いやすいギターです。ミニギターには、アコースティックタイプとエレキタイプがあるので演奏したい音楽のジャンルにあわせて選びましょう。

おもちゃとしてのギターは、トイザらスや玩具売り場などで手に入ります。3才前後の幼児を対象にしたものが多く、子供に人気のキャラクターが描かれているものもありカラフルでかわいらしいです。ボタンを押すと光ったり、実際に弦を弾いたりするタイプがありますが、弦タイプは音階がないことが多く、音が鳴る楽器型のおもちゃといった感じですね。

ミニギターは通常のギターよりやや小さく、ウクレレより少し大きい特徴がありますが、子供用ではありません。ネックの太さは通常と同じ寸法ですが、ボディの大きさやネックの長さがコンパクトなので手の小さい女性でも扱いやすいと人気があります。ネックが短いとコードも抑えやすいので、ギター初心者にもおすすめです。

アコースティックはギターの中でもスタンダードなタイプであり、価格もリーズナブルなものが多いので入門編としておすすめです。

エレキはロックやメタル系の音楽を演奏するのにおすすめのタイプで、アンプなどの機材を繋げて音の幅を広げる楽しみがあります。デザインやカラバリが豊富で、ちょっととがったようなデザインが特徴的です。

エレアコは、アコースティックとエレキの両方の特徴を持ったギターです。初心者に扱いやすく、ギター選びに迷っている人にもおすすめです。

ここからは、子供にも扱いやすいミニギターを中心に、キッズモデルのギターを紹介します。おもちゃ感覚で楽しめるものから、本格的なものまでじつにさまざまな種類がありますね。ミニギターは子供はもちろん、大人も演奏可能なのでこれからギターをはじめたい大人ビギナーにもおすすめです。

アコースティックギターは、あたたかくて自然的な音色が魅力です。音源が必要ないので思い立ったときにすぐ演奏できますよ。アコースティックギターの中でも、ボディの形状や厚みなどがそれぞれ異なり、音の響き方も違います。実際に手に取って、その違いを確かめて購入しましょう。