【ギヴン】青春バンドBLが人気の理由。劇中曲がオリコン上位に!
2019年7月から9月までノイタミナ枠で放送されたアニメ「ギヴン」。ボーイズラブを扱った作品ですが繊細な恋愛模様や本格的なバンド描写などが話題で人気を集めました。こちらではアニメ「ギヴン」のあらすじや見どころの他、劇中曲について掘り下げています!
◇given replay!◇
— アニメ『ギヴン』公式|原作コミック特典アニメ12月1日発売 (@given_anime) October 27, 2019
TVアニメ #ギヴン の1シーンを振り返っていきましょう!
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真冬をバンドに誘うも断られた立夏。春樹と秋彦から付き合い方について諫められ…。
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「ギヴン」はボーイズラブを描いた漫画ですが、登場キャラたちの細かな心の動きや恋愛につきもののもどかしさなどが非常に繊細に、こちらのツボを押さえてくるように描かれているのも人気の理由です。
たとえば、多少ネタバレになりますが立夏にバンドに勧誘され、それまでの2人の描写から即OKするだろうと思われた真冬がそれを断ったその背景には、彼が以前交際していた恋人、吉田由紀の存在が大きく関わっていました。吉田は些細なことをきっかけに自殺をしてしまい、彼の死が真冬を「感情表現をする」ということから遠ざけてしまいます。
バンド活動をするということ、歌を歌うということは自分の感情を外に出す、表現するということでもあります。それができない以上、バンドには参加できない、こういうことだったのですね。
理由を知った立夏はそこで「嫉妬」の気持ちを自覚します。そのことによって「恋をしている」とこちらにも分かるのです。
恋心を自覚するのに相手の、過去に死別した恋人のことを織り交ぜてくるあたりが見事で、絶妙なんですよね。
アニメでは立夏と真冬のこのあたりのシーンも描かれていますが、原作ではアニメで描かれた先にも、いろんなエピソードがありますので是非触れてみてください。
おすすめ見どころ③4人を取り巻く友人たちの使い方がうまい
◇ #TSK 本日放送◇
— アニメ『ギヴン』公式|原作コミック特典アニメ12月1日発売 (@given_anime) September 16, 2019
本日25:35〜、山陰中央テレビでも#08「Time Is Running Out」が放送!
ライブ目前。作詞がまったく進まない真冬の元に、幼馴染・鹿島 柊が訪ねて来て…。
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「ギヴン」では主に立夏、真冬の他、同じバンドメンバーの中山春樹、梶秋彦のそれぞれの恋愛模様も描かれます。しかしこの作品では主人公たちを取り巻く、他のクラスメイトや幼馴染みたちを上手く関わらせることで主人公たちの恋愛模様に味を加え、際立たせているのです。
たとえば真冬と由紀の幼馴染みである鹿島柊は、真冬が立夏のバンドに参加するようになってから色々と相談を受け、彼の後押しをする役割をします。真冬と由紀の過去を知っている彼だからこそ、相談者にもなれるんですよね。
また、秋彦の前の恋人である村田雨月は秋彦と別れてからも同棲してずるずると関係を続けていたり、それを知った春樹(彼は前から秋彦のことが好きでした)がショックを受けてしまい、バンドを離脱しそうになってしまったりというエピソードもあります。
元恋人、幼馴染み、クラスメイトといった脇役たちによる絶妙な彩もまた、「ギヴン」の魅力でもあるのです。