【進撃の巨人】鬼気迫るような世界観を描く『紅蓮の弓矢』が大人気!歌詞から独自に徹底考察!
大人気作品「進撃の巨人」のアニメOPに起用された『紅蓮の弓矢』は、その歌詞が作品の世界とリンクしていると大変話題になりました。こちらでは『紅蓮の弓矢』の歌詞を徹底考察していきます。あなたも「進撃の巨人」の世界に引き込まれてみませんか?
世間に大きな衝撃を与えた超話題作、「進撃の巨人」
「進撃の巨人」あらすじ
「進撃の巨人」は諫山創によって描かれている漫画作品で、2009年、別冊少年マガジンにて連載を開始、2019年12月の時点でコミックスは30巻まで刊行されています。
「進撃の巨人」の世界では、人類は巨人に「喰われる」という恐怖を抱きながら壁の中の限られた場所で生活しています。いきなりオープニングで「その日、人類は思い出した…奴らに支配されていた恐怖を…鳥籠の中に囚われていた屈辱を…」という言葉と共に壁の向こうから姿を現す巨人、という構図はとても衝撃的だったと思います。
その巨人を駆逐するべく結成されているのが「調査兵団」です。物語の主人公、エレンは壁の中での生活に嫌気がさしており、壁の外に出られる調査兵団への入団を希望していました。しかしある日、超大型の巨人によって突如エレンたちの住むウォール・マリアが襲われてしまいます。さらには、逃げる途中でエレンの母親が巨人に捕まって食べられてしまうという悲劇が。
この件をきっかけにエレンは「全ての巨人を駆逐してやる」という強い意志のもと、調査兵団に加入することにします。幼馴染みのミカサ、そしてアルミンも一緒でした。
巨人に捕食されるシーンの生々しさから、しばしば、これは子供向けではない、とか避けられる傾向にもあったのですが、作品そのもののすばらしさから評価は大変高く、現在でも大変人気の作品です。
アニメ化や実写映画化も
「進撃の巨人」は2013年にアニメ化され、4月から9月の半年にわたって1期が放送されました。さらに、2018年までの間に3期までが制作、放送されており、2020年には4期の放送が予定されています。
内容はほぼ、原作に忠実に制作されており、豪華声優陣を起用、ということもあってアニメも大人気となっています。
さらに、「進撃の巨人」は実写映画化もされました。2015年、「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」と「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」の2部構成で公開され、主役のエレンを三浦春馬、シキシマ(リヴァイの代わりとして映画に登場)役には長谷川博己が、そしてミカサには水原希子が抜擢され、話題になりました。
「進撃の巨人」主題歌はLinked Horizonの『紅蓮の弓矢』
「進撃の巨人」アニメの、1話~13話までのオープニングだったのが、Linked Horizonの『紅蓮の弓矢』でした。この曲はLinked Horizonのシングル「自由への進撃」に収録されており、2013年7月10日に発売されました。
ちなみに、こちらに収録の『自由の翼』は1期後期のオープニングに起用されています。
アニメが放送されてからの発売、しかも、アニメ放送でこの曲が流れてから早々に話題になっていたこともあり、オリコンチャート最高位は2位を記録しています。
シングル発売前の2013年4月にTVサイズの音源が配信されましたが、レコチョクでデイリーアニメランキング1位、ドワンゴデイリーアニメランキング2位を記録するなど、アニメ放送でOPとして流れることによってこんなにも人気沸騰するほどに、当時は話題でした。
さらには、カラオケでは前代未聞ともいえる、歌詞カードなしの配信を行うなど、異例づくしの曲だったと言ってもいいでしょう。
また、Linked Horizonは第64回紅白歌合戦に『紅蓮の弓矢』で出場することともなりました。それほどに、「進撃の巨人」、そしてそのOPである『紅蓮の弓矢』は社会現象ともいえるほどにヒットしたのです。