【12選】切ない気持ちがもどかしい…共感したら涙が止まらなくなる、禁断の恋、不倫を歌った曲12選
世の中にはラブソング、片想いの歌、失恋ソングなどさまざまな恋絡みの歌がありますが、「不倫の歌」も結構あるものなんですよね。今回は「不倫の歌」ばかりを集めてみました。共感してどっぷり浸かったり、意外な曲が!?という発見もあるかもしれませんよ。
『If She Would Have Been Faithful』/ CHICAGO
『If She Would have been faithful』は大御所バンドCHICAGOのアルバム「18」(1986年発表)からのヒットシングルです。
At the time you couldn't tell me
That one day I'd be glad
That something that I thought was love was misinterpreted
She had another lover- she emphatically denied
But they were doin' me a favor
A blessing in disguise
If she would have been faithful
If she could have been true
Then I would've been cheated
I would never know real love
I would've missed out on you
「She had another lover」の部分で、彼女には他に恋人がいた、となります。男性と彼女が既婚状態かどうかは歌からは分かりませんが、彼女が自分と別の男性と二股をかけていた、そして歌詞全体を見ると、彼女は自分ではなくその別の男性をとった失恋の歌である、ということがわかります。
サビの部分で「もし彼女がずっと誠実であったなら、正直であったなら僕はずっと騙されていただろう。そして本当の愛を知ることはなかっただろう」と歌っており、騙されてても彼女と知り合えたことで本当の愛を知った、と強がる、切ない歌です。
『Part-Time Lover』/ Stevie Wonder
『Part Time Lover』はスティーヴィー・ワンダーの大ヒット曲ですが、タイトルからも分かるように、不倫ソングとしても有名です。
We are strangers by day, lovers by night
Knowing it's so wrong, but feeling so right
If I'm with friends and we should meet
Just pass me by, don't even speak
Know the word's "discreet" when part-time lovers
「昼は知らない人同士を装い、夜には恋人になる。間違ったことだってことは分かってるけど、気分は最高さ」。男性が既婚者であり、妻以外の女性と「パートタイムラバー」を楽しむ様子が歌われています。悪いことだと分かりながら最高、っていうのもちょっとひどいですね。さらに「僕が友人と一緒のときは何も話しかけないで通り過ぎてくれ」とまで言っています。
しかしこの曲は最後に、自分の妻も他の男性と「パートタイムラバー」を演じていたことが分かり、なかなかに面白い展開になっています。不倫で切ない歌、というよりはそのスリルを味わう快感を歌った歌、といったほうがいいかもしれませんが、共感を得る方もいらっしゃるかもしれませんね。
不倫の歌12選番外編!:これももしかしたら不倫の歌では?
『Can't FIght This Feeling(涙のフィーリング)』はREO Speedwagonの1985年の大ヒット曲です。ビルボードチャートで3週連続1位に輝きました。
I can't fight this feeling any longer
And yet I'm still afraid to let it flow
What started out as friendship
has grown stronger
I only wish I had the strength to let it show
'Cause I can't fight this feeling anymore
I've forgotten what I started fighting for
And if I have to crawl upon the floor
Come crashing through your door
Baby, I can't fight this feeling anymore
彼女への抑えきれない感情を切々と歌い上げた壮大なバラードです。歌詞を見ると「友情から始まったのにどんどんその想いが強くなってきて、君に打ち明ける勇気があればいいのに」や「自分で思ってた以上に君に近づいていた」など、友人だと思っていたのにだんだんそれが友情の枠を越えて恋心に変わっていく様子が伝わってきます。
しかしこの曲を作曲したヴォーカルのKevin Croninが当初結婚していた、ことを考えると、ちょっとニュアンスが変わってくるのでは?とも考えられるのです。もちろん全て自分の経験を歌にするわけではないでしょうけれども、見方を変えると、妻がありながら別の女性へ、友情以上の想いを抱いてしまった、という歌にも受け取れます。どう解釈するかはもちろん、人それぞれです。
切ない不倫の歌まとめ
こちらでは「不倫」「許されない恋」を扱った曲を邦楽、洋楽ともに集めてみました。いけないことだと分かりながら足を踏み入れ、報われることなくその切なさを歌った曲や、浮気をしている側の曲などさまざまですが共感できるものはありましたでしょうか?歌詞を深く掘り下げてみるとまさかと思っていた曲が秘密の恋を歌っているものだったりするかもしれませんね!