進撃の巨人の2期EDが怖すぎると話題に?!一体どんな曲なのかアーティストもご紹介!
「進撃の巨人」第2期ED曲である、神聖かまってちゃんの『夕暮れの鳥』が怖すぎると話題です。新シリーズが放送されるごと社会現象を巻き起こす「進撃の巨人」の世界観を、見事に再現しています。バンド神聖かまってちゃんの紹介も含め『夕暮れの鳥』の怖さの理由に迫りました。
シリーズ続けて大ヒットを記録する、アニメ「進撃の巨人」
アニメ「進撃の巨人」は、大分県出身の諫山創(いさやまはじめ)が描いたメガヒット漫画が原作です。
監督を担当したのは人気アニメ「甲鉄城のカバネリ」「ギルティクラウン」なども手掛けている荒木哲郎(あらきてつろう)で、今まで第3期まで放送されました。
過去に映画化もされており、2020年秋には第4期がはじまる予定です。
その全シリーズが大ヒットを記録し、その人気から社会現象をも巻き起こしています。
もともと漫画だった「進撃の巨人」がアニメ化したことにより、登場キャラクターが人気になり各企業とのコラボレーショングッズなどの販売も多く出回るようになりました。
アニメ「進撃の巨人」のストーリーの内容
とても大まかにいうと「進撃の巨人」は人類と、大量出現した巨人との戦いを描いた物語です。
巨人はある日突然現れましたが、どこから来たのかは物語が進んだ現在は明らかになっています。
平和な日常を送る人々の暮らしを脅かす巨人に、目の前で母を食べられてしまったエレン・イェーガーが主人公です。
巨人を憎み、恨むエレンは調査兵団に入って「立体起動装置」と呼ばれるワイヤーを使った機械で巨人と戦います。
アニメですが人間を捕食したり、グロテスクな描写が多いため「ゾゾゾっ」とする大人向けの内容のようです。
2期のED『夕暮れの鳥』が怖すぎると話題に。。?
アニメ「進撃の巨人」の2期は、2017年4月~6月の夜遅くにテレビ放送されました。
2期のED曲『夕暮れの鳥』は神聖かまってちゃんというバンドが手掛けており、インターネットでも「怖すぎる」と話題になっています。
「ゾゾゾっ」とするアニメで知られる「進撃の巨人」ですが、この曲が物語の世界観をより色濃くし、物語そのものを的確に捉え表現されたものだと、調べれば調べるほど理解できるようです。
『夕暮れの鳥』がなぜ、このように「怖すぎる」と言われているのかまとめてみました。
神聖かまってちゃんの『夕暮れの鳥』が怖い理由①:不協和音なサウンド
「怖いサウンド」と言われるとマイナーコードを多様した、歪んだサウンドが目立つ楽曲やゴシックな楽曲をイメージしがちかもしれません。
『夕暮れの鳥』はゆったりとした楽曲です。
深すぎるくらいにリバーブが効いておりコーラスも複数がっつり入っていて、人によってはボーカルも含めて「ふわふわ」したサウンドに聴こえるでしょう。
しかしこの楽曲が怖いのは、特にコーラスによる不協和音です。
まるで子どもの幽霊のような声のコーラスだと感じた方も、多いのではないでしょうか?
明るいコード進行を使っておりベースの音もしっかり聞こえる中でのこの不協和音が、あからさまにマイナーコードを使うより何倍も「怖すぎる」サウンドにしています。
神聖かまってちゃんの『夕暮れの鳥』が怖い理由②:英語の歌詞
『夕暮れの鳥』の歌詞は全て英語です。
英語の歌詞の和訳は公開されていませんが、平和を願っている少女の想いが描かれています。
『夕暮れの鳥』のコーラスが子どもの幽霊のような声だと先ほど紹介しましたが、実際に歌詞の「少女」をイメージしたものなのかもしれません。
とても大まかに全体を要約すると、巨人の鳥かごの中に住む自分たちのもとにだって、きっと笑い合える朝が来ると歌っています。
神聖かまってちゃんの『夕暮れの鳥』が怖い理由③:アニメのED映像
アニメ「進撃の巨人」の2期のED映像は、楽曲『夕暮れの鳥』に非常にマッチしており1度見たらトラウマになるくらい怖いと話題です。
古代文明の遺跡や書物のような色合いの映像で、悪魔と女性の絵・誰のものかわからないひび割れた黒い影・一瞬出てくる缶詰・死骸を食べる処女たち・逃げ惑う人々など、不気味なタッチで描かれています。
原作者である諫山創自身もED映像を最初に見た時、イメージした以上のものだと歓喜したそうです。
その1コマ1コマが、今後のストーリーの展開をにおわせているのではないかともいわれていました。