マーラーのおすすめの名曲・代表曲を紹介!
交響曲第1番巨人をはじめ、あらゆる有名曲をいくつも生み出してきた音楽家、グスタフ・マーラー。指揮者としても実力を発揮したマーラーの作曲した楽曲は魅力溢れるものです。
そんなグスタフ・マーラーについて人気の名曲などおすすめをいくつかまとめていきたいと思います!
マーラーとは?
【誕生日】グスタフ・マーラー(1860年7月7日 オーストリア帝国[現チェコ]・ボヘミア、カリシチェ生) pic.twitter.com/SMxRmmiEWT
— クラシック音楽 bot (@musique_bot) July 6, 2020
1860年7月7日にユダヤ人の両親の元へと生まれたグスタフ・マーラー。
音楽家の道へ進むきっかけとなったのは屋根裏部屋にあったピアノを弾いていたマーラーの姿を父親が見つけ、音楽の才能を見出したことなのだとか。
実業家だった父親は、マーラーが自らの仕事を継いでいくことを期待していたそうですが、息子に音楽の才能があることを感じ取ったことで良質な音楽教育を受けてその道へと進むことこそがマーラーにとって良いと感じたのだそうです。
父親がマーラーの才能に気付かなければ、様々な名曲が生まれることはなかったと考えると感慨深いものがありますね。
音楽活動について
音楽家として活動を始めてからはマーラーはユダヤ人であったことから不本意な扱いを受け悩まされることもあったと言いますが、作曲家としても指揮者としても抜群の才能を開花し人々影響を与えていきます。海外の演奏者もたびたびマーラー作曲の楽曲をオーケストラ演奏として抜擢するほど才能に満ちた曲を書く音楽家でした。
マーラー自身作曲に心的比重を置いていたようで、作曲をするために生活面の問題で指揮者をしていたと言います。現代的で新しさも取り込んだような指揮者としての実力を持ちながらそれを生活のためふであると割り切って考えて行動していた点を考えると、マーラーの賢さが垣間見えますよね。
マーラーの曲の特徴は?
マーラーの曲に共通する点や特徴はというと、様々な楽器の音色が交錯していることです。そして曲そのものが壮大なストーリーのような構成であることも特徴的です。
劇的な1楽章からスウィートなやわらかさを放つ楽章、切なさをたっぷりと含んだ叙情的な楽章、快活で華々しいラストへと持っていく物語チックな流れが素敵ですよね。
また、声楽パートに比重を置かれている点も評価する楽器演奏者も少なくありません。
楽器パートだけでなく声という変幻自在のそれが組み込まれることによってより贅沢感のある楽曲へと仕上がっていくのもポイントかと思います。
マーラーの楽曲に親しみがないという方も多くいらっしゃるかと思いますが、ぜひ一度聴いていただきたいです。