バンドを始めたい人要チェック!楽器のパート・役割ご紹介!

楽器をやる人なら一度はバンドをやってみたいと思ったことはないでしょうか? バンドをやるなら、どういう楽器構成ではじめたらいいのか? 楽器のパートや、その役割を理解しておいた方が良いと思います。ここではバンドを始める為の基本情報をまとめていきます。

記事の目次

  1. 1.そうだ、バンド始めよう
  2. 2.バンドで使用される楽器はなに?またそれぞれの役割について
  3. 3.バンドの編成は様々
  4. 4.まとめ

バンドの編成は様々

3人編成(スリーピース)

3人編成(スリーピース)のバンドの場合の構成は「ギター」「ベース」「ドラム」で構成されるのが一般的には多いです。この場合、ボーカルはギターが兼務する事が多いですが、ベース、ドラムがボーカルをやってはいけないという決まりはありません。

スリーピースの場合、リズム隊である「ベース」「ドラム」のリズムが特殊なリズムを刻む様な曲の場合、演奏しながら「ボーカル」を取るのが技術的に困難なケースが多いです。そのため、比較的、演奏を歌える程度の演奏に抑えても問題のない「ギター」がボーカルを取る事でバランスをとっているケースが多いです。

この構成で活躍するバンドだと、女性ボーカルバンドの「SHISHAMO」「チャットモンチー」「Lucie,Too(ルーシートゥー)」もスリーピース・バンドです。男性ボーカルだと「back number」がスリーピース・バンドです。

初心者がバンドを始めるのであれば、この形態が始めやすいかもしれません。

スリーピースでの重要なポイントは「演奏しながら歌えるか?」と言うことです。これが出来ればスリーピース・バンドとして成立させる事が出来ます。

ベースがボーカルのスリーピース

沖縄出身のスリーピースバンドの「MONGOL800」は「ギター」「ベース」「ドラム』の一般的スリーピース・バンドですが、「ベース」がボーカルを担当する珍しいケースのバンドです。

このバンドの場合はギターの演奏の自由度を高めて、ベースは全体の中で、歌える程度の抑えめな演奏で、ボーカルと兼任にしています。ロック系バンドなので、ベースはそれほど、難しいリズムを刻まず、直線的なビートに終始することで、歌が歌えるようなアプローチにしているのが重要なポイントです。

ギターの代わりにピアノのスリーピース

同じスリーピースでも「ピアノ」「ベース」「ドラム」という形態のバンドも存在します。ジャズだと「トリオ」という形態ですが、この形態で活動するバンドも存在します。

fox capture plan」というバンドです。2012年から活動してる男性三人組で「ジャズ・ロック」と呼ばれるジャンルで歌のないインストゥルメンタルバンドです。

歌がないので、目一杯にそれぞれのパートで、自分の力を最大限に発揮して演奏してるのが重要なポイントのバンド構成です。

4人編成

4人編成のバンドの場合、一般的な構成は「ボーカル」「ギター」「ベース」「ドラム」です。スリーピースと楽器構成は変わりませんが、「ボーカル」が専任で存在するのが一般的です。

この形態だと「ギター」が演奏に専念出来るので、より複雑なギターフレーズを弾くことが出来るようになります。激しいギタープレイが要求される「ロック・バンド」はこの形態が一般的と言えます。ギターに自由度を与える為にボーカルを専任にしてる事が重要なポイントです。

この形態のバンドでは「BOOWY」「LUNA SEA」「スピッツ」「ONE OK ROCK」などがあります。

ベース、ドラムがいない4人編成のバンド

4人構成なのですが、通常とは違い「DJ」「ピアノ」「ギター」「ボーカル」という構成のバンドは「SEKAI NO OWARI」です。

今どきのデジタル・バンドの形態で非常に珍しいパターンです。「DJ」部分がベース、ドラムの楽曲を打ち込みで作っており、それをコンピュータから流し、ギター、ピアノの生演奏とミックスすると言う、ちょっと変わった構成のバンドです。

現在のテクノロジーがあれば、従来のバンド形態にこだわる必要は無く、こういう構成も可能だという実例です。

ピアノもいるが、ボーカル兼ギターの4人編成

同じ4人編成でも「ギター兼ボーカル」「ピアノ」「ベース」「ドラム」という構成のバンドも存在します。その例が「ゲスの極み乙女。」です。

この楽器構成の場合は通常は5人編成となるバンドが多いです。しかし、このバンドは4人とも演奏のレベルが高く、ピアノ、ギター共に楽曲の中心サウンドになってますが、ボーカルも兼務すること出来ていて、その音の厚みを維持している、特殊なバンドです。

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まとめ

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