オルタナティブロックとは?意味や代表されるミュージシャンをご紹介!
「オルタナティブロック」とはどういう音楽を指すのでしょうか?こちらではオルタナティブロックとはどんな背景から生まれて、どんな音楽的特徴があるのかを徹底解説!また、オルタナティブロックの代表バンドを洋楽邦楽合わせて3つ挙げ、ご紹介しています!
オルタナティブロックとは?
オルタナティブロックとは、ロックミュージックのジャンルの一つの呼び方で、主に1980年くらいからアメリカを中心にブームとなった音楽スタイルです。
「オルタナティブ(Alternative)」とは、「代わりのもの」、「代替手段」「型にはまらないもの」、「新しい」というような意味があります。
当時、アメリカではAORやポップ、ハードロックなどがビルボードでもヒットしていましたが、これらに反発するような形で、台頭してきたロック、というと分かりやすいでしょうか。
しかし実際、「オルタナティブロック(オルタナ)」と大きくジャンルとして取り上げられるようになったのは1990年代に入ってからのことでした。
ムーブメントとしては70年代からありましたが、あまり呼び方として広まっていなかったのですね。
90年代といえばニルヴァーナやサウンド・ガーデンなどがロック界で人気を誇っていました。彼らの音楽はグランジロックとも言われますが、グランジもオルタナを起源に派生したジャンルですし、彼らのサウンドをグランジではなくオルタナ、と呼ぶ方もいます。
オルタナティブロックの特徴とは
オルタナティブロックの音楽的特徴として、反社会的、あるいは反政治的な、攻撃的な歌詞が多いということ、そしてサウンドもディストーションをきかせた、歪ませたギターサウンドや、やや「うるさい」と表現されてしまうような音作りがあげられます。
しかしオルタナティブロックは若者たちが抱えながら声に出していえないような、政治や貧困に対する不平、不満を代弁してくれている、ということにもつながり、支持された、ということなのですね。
当時の世界情勢なども反映されているのでしょう。