【音楽用語】アラルガンド(allargando)の意味をご紹介!

アラルガンド(allargando)とはどういう意味でしょうか?リタルダンド(ritardando)とも似ていますが、実は少し意味が違います。
今回は、ピアノの楽譜にもよく出てくるアラルガンド(allargando)の意味を分かりやすく解説します!

記事の目次

  1. 1.アラルガンド(allargando)の意味

アラルガンド(allargando)の意味

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アラルガンド(allargando)は「だんだん遅くしながらだんだん強く」という意味の音楽用語です。

速度記号のリタルダンド(ritardando)と、
強弱記号のクレッシェンド(crescendo)を合わせたような意味になります。

曲の中では、次のメロディーに入る前に盛り上げたい時などに使われますね。

これはイメージですが、エルガーの「威風堂々」という曲で最後のテーマに入る前を聴いてみてください♪

こちらの動画の4分47秒あたりから、だんだん遅くしながら盛り上がっていくのが分かりましたでしょうか!?

アラルガンド(allargando)の記号が出てきたら、このようにだんだん気持ちを盛り上げていくイメージで演奏しましょう♪

アラルガンド(allargando)の豆知識

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アラルガンド(allargando)は、実はラルゴ(largo)という音楽用語の仲間なんです。

allargandoを分けてみると以下のようになります。

A=意味を強める接頭語
larg=ラルゴ(ゆったりした速度という意味の音楽用語)
ando=現在進行形(英語でいうing)

「ラルゴ」の幅広い、ゆったりとした、という意味から来ていると知れば、だんだんゆったり幅広く(大きく)という「アラルガンド」の意味も納得ですね!

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