【初心者必見】ピックの種類・選び方ご紹介

エレキギターやアコースティックギターの演奏に欠かすことのできない「ピック」という機材。実は、ピックの形や素材次第で出る音は大きく変わったりします。特に素材の違いは重要です。ここでは、ピックの種類と選び方について詳しく解説します。

記事の目次

  1. 1.ピックの種類
  2. 2.ピックの素材はとても重要
  3. 3.厚さでもピッキングは大きく変わる
  4. 4.人気のモデル
  5. 5.ピックの選び方
  6. 6.ギターに慣れた人におすすめ その他の種類のピック

ギターに慣れた人におすすめ その他の種類のピック

ここまで一般的なピックについて紹介してきました。
しかし、ピックの種類は他にもまだまだ沢山あります。
どれもややクセのあるものですが、ギタリストとして成長していくと、いずれ下記するようなピックたちが必要になる時がくるかもしれません。

あくまでほんの一例ですが、参考程度に紹介いたします。

JAZZピック

文字通り、ジャズの文化から生まれたピックです。
ティアドロップに少し似ていますが、より先端がとがっているのが特徴です。

とにかく繊細な弾き心地が特徴で、音色の微妙な違いを演出することに長けているピックです。
その反面、技術が伴っていない状態で雑に弾き回すとゴチャゴチャとした音が出てしまうやや上級者向けのピックです。

最近ではティアドロップよりもJAZZピックを使用するギタリストが多く、今後おにぎり型とティアドロップ型に並ぶ第三の勢力になる可能性を秘めています。
 

ギターの底力を呼び覚ます金属製ピック

ステンレスや鉄などで作られたピック。
金属である弦に対して金属でピッキングするので、ものすごい音が出ます。
とにかくメタリックな印象が前面に出て、高音域が強調されたトゲトゲしいサウンドが特徴。

弾き心地は、とにかく硬さが強くしなやかさが皆無なので、ジャキジャキとかき鳴らすフレーズに対しての相性が良いです。
その反面、アルペジオなどとの相性は最悪の一言です。

ヘヴィーメタルやメタルコアなどの、メタルの流れを汲み、さらに激しく仕上げたジャンルにおいて使用されることがあります。
ギター、エフェクター、アンプをメタルに特化したものでそろえた上で金属製のピックを使用すれば圧倒的な迫力を作り出すことが可能です。

ちなみにですが、初心者、中級者レベルで使用するべきではありません。
ものすごくクセのあるピックなので、まともに扱えないはずです。
扱えたとしても変な癖が自分についてしまうので、上級者として胸を張れるようになるまでは本格的には使用しないようにしましょう。

遊びで少し使ってみるくらいであれば、ピックによる音や弾き心地の変化を感じられて、音楽的素養を深めるのに役立ちます。

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