誰でも簡単、ギターのリフィニッシュ(再塗装)で自分だけのデザインを手に入れろ!

ギターのリフィニッシュ(再塗装)に挑戦してみませんか?手順のポイントを抑えれば、誰でも簡単にできますよ。ギターのリフィニッシュ(再塗装)の方法を紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。自分の手で色を塗り、世界にひとつだけのギターを作ってみましょう!

記事の目次

  1. 1.ギターのリフィニッシュ(再塗装)とは
  2. 2.ギターのリフィニッシュ(再塗装)方法
  3. 3.ギターのリフィニッシュ(再塗装)の注意点
  4. 4.まとめ

ギターのリフィニッシュ(再塗装)とは

Photo byPIRO4D

ギターの塗装を塗り直すことをリフィニッシュといいます。

長く使用していると、ボディに傷がついてしまったり音が悪くなったと感じたりすることがありませんか?それを味と捉える人もいると思いますが、ギターをより良くするためにも、塗装を修復するのは大切な作業です。

プロの業者に依頼すれば仕上がりもきれいですし、確実に良いギターになりますが、ポイントを抑えて丁寧に作業をすれば素人でもできます。

プロに依頼する場合は業者によって価格はそれぞれですが、3万以上はかかると言われています。
サラリーマンの平均お小遣いより高い・・・

それが道具を揃えて自分で行えば、半値くらいに抑えることも可能なのです。
ぜひ、大切なギターのリフィニッシュに挑戦してみましょう!
自分で手を加えれば、きっと愛着もわきますよ。
まずはじめに、なぜ塗装が必要なのか、その理由を簡単に紹介します。
 

ギターを塗装する理由

ギターのボディにはかわいらしい印象のものから、かっこいい印象のものまでさまざまな塗装が施されています。どれも魅力的ですね。この塗装には見た目をよくするほかに、ギターの素材でもある木材を保護し、傷がつきにくくなるメリットがあります。屋外で楽器を使用することもあると思います。長い時間太陽の光を浴びたギターは、思った以上にダメージを受けています。変色を防ぐためにも、塗装は大切なものなのです。

湿気から守ろう!

ギターに限らず、木材で作られている全てのものに共通して言えることですが、木材は湿気に弱いです。環境によってはカビが生えることもあります。日本は高温多湿の気候なので、カビが発生しやすい環境といえます。ギターを湿気から守り、耐久性を維持するためにも塗装は必ず施しましょう。

ギターがより美しくなる

ギターは音色のほかに、見た目の美しさも重要です。これにはプロの技が必要ですが、美しいギターにはプレミアがつくこともあります。ギターの価値を上げるためにも、塗装は大切なことなのです。

音がよくなる?

塗装はギターと深い関わりがあるといわれています。塗料の種類や塗り方によって響く音が変わります。しっかり塗装されたものは太い音、まったく塗装されていないものは乾いた音がするといわれています。リフィニッシュはボディの色を変えるためだけではなく、音色を調整する目的として行うのもよいですね。

ギターのリフィニッシュ(再塗装)方法

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それでは、リフィニッシュの手順を紹介します。ポイントをおさえて丁寧に作業をすれば簡単に行えますよ。必要な道具はホームセンターや通販で揃えられますので、大切なギターに傷がつかないように気をつけてリフィニッシュしてみましょう。

リフィニッシュに必要な道具

  • 塗料(スプレータイプが便利)
  • サンドペーパー
  • ウッドシーラー
  • コンパウンド
  • スクレーパー
  • アイロン
  • ドライヤー
  • サンディングシーラー
  • ドライバー
  • 電動工具(なくても可)

塗料はどんなものがいい?

Photo bystux

リフニィッシュに欠かせない塗料。ホームセンターに行くと、さまざまな種類のものが売られています。主にウレタンとラッカーの2種類あり、それぞれメリットとデメリットがあります。それぞれの特徴を紹介しますので、好みに合ったものを選んでみてください。

ウレタン

温度や湿度の変化に強く、傷がつきにくい特徴があります。一度塗装すれば剥がれにくいですが、強い衝撃により割れてしまうこともあります。

ラッカー

塗料の素材がやわらかいので傷がつきやすく、経年とともに劣化する傾向があります。仕上がりに厚みがなく、音がよく響くようになるとも言われています。

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手順①塗装剥がし

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