ギターのカポタストのおすすめ3選!【選び方/種類】
ギター初心者にとって補助器具として必要なものが「カポタスト」です。ギターの奏法に慣れるまで、このカポタストをつけて演奏する人が多いのだとか。そこで今回は、ギター初心者の方などにおすすめのカポタストについて、いくつかご紹介いたします。
ギターのカポタストとは?
みなさんのギターはどのようにチューニングされていますか。一般的なギターのチューニングとして、6E・5A・4D・3G・2B・1E、となっている方は多いのではないでしょうか。ちなみに、これらは6弦E(ミ)、5弦A(ラ)、4弦D(レ)、3弦G(ソ)、2弦B(シ)、1弦E(ミ)、とそれぞれの開放弦とそれに対応した音になっております。
ですが、うまくコードが抑えられず、あまりいい音で演奏が出来ない、と言った初心者ならではの悩みなどがあります。そこで、補助器具となってくれるのが「カポタスト」です。カポタストは、抑えるコードを減らしてくれる弦楽器用の補助器具なのです。それでは、次の項目でいくつかご紹介いたします。
ギターのカポタストの選び方
「カポタストって、どういう風に使えばいいんだろう」という方は、上記の動画を参考にしていただくと、カポタストの正しい使い方やその役割などを理解することが出来るかと思います。
さて、カポタストには、「アコースティックギター用」「エレクトリックギター用」「クラシックギター用」の3種類が存在し、ご自身が所有されているギターに合わせたカポタストを選ぶ必要性があります。また、カポタスト自体にも5種類が存在し、それらの特性を理解する必要があります。ここでは、その5種類についてご紹介いたします。
1.バネ式
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参考価格: 1,498円
バネの力を利用して、ギターに装着する「バネ式」と呼ばれるカポタスト。5種類のうち、このバネ式が装着に最も簡単なカポタストになっております。また、ギターにそのまま挟んでおいて装着すことも可能なので、ライブ演奏などの時には使用しやすいカポタストとなっています。
ですが、バネの締め付けなどを調整することが出来ず、また、長期間使っているとバネ自体が緩んできてしまい、うまく抑えることが出来なくなるという点には注意が必要です。
2.レバー式
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参考価格: 5,375円
バネ式よりも強い締め付けが可能となっているレバー式カポタスト。別名、クリップタイプと呼ばれ、バネ式と同様に着脱も簡単なため、プロのミュージシャンなどにも好まれるカポタストとなっております。
ですが、他のカポタストなどと比べると値段が高価なため、なかなか手が出しづらいかもしれません。ですが、ライブなどで頻繁に使うという方には、このレバー式のカポタストをおすすめします。
3.ネジ式
ネジによって締め付け具合を調整するタイプのカポタスト。チューニングを安定させやすいというメリットがあり、チューニングのずれを最小限に抑え、位置を変えずにそのままチューニングを調整できるといった利点などがあります。
ですが、他のカポタストに比べ、装着の手間がかかり、慣れないうちはねじを締めるのに少し苦戦するかもしれません。ですが、慣れてしまえば使い勝手のいいカポタストかもしれません。
4.ベルト式
様々なギターの種類に装着が出来るところがメリットのベルト式カポタスト。一つあるだけで、アコギ、エレキ、クラシックと様々なタイプのギターに装着することが出来、他のカポタストよりは使わないけど、一個は持っておきたい必需品、といった方も多いのではないでしょうか。
また、ギターを傷つけることが少ないというメリットがあります。ですが、他のカポタストに比べ、締め付けが緩く、なかなか安定しないというところに注意です。
5.特殊なタイプ
上述で紹介した4種類に当てはまらない特殊なタイプのカポタストもいくつか存在します。例えば、抑える部分がローラー式になっており、ゴロゴロ転がすことで抑える部分を調整できる「ローラータイプ」。各弦ごとに装着し、好きな弦を抑えたり開放したりすることが出来る「分離タイプ」といった、特殊タイプなどがあります。
ギターのカポタストのおすすめ3選
C-1 Nickel
SHUBB社から1980年から販売されているネジ式タイプのカポタスト「C-1 Nickel」。世界中で100万人以上の購入者から愛されているタイプで、ネジ式でチューニングも安定しやすいといった点が魅力的なカポタスト。
また、値段に比べ品質も高く、ギター初心者やギタリストにとって定番のカポタストとなっております。
G7TH PERFORMANCE 2 CAPO
エリック・クラプトンや星野源と言った名ギタリストやミュージシャンなどから愛されているレバー式カポタスト。バネ式とネジ式の利点を持ち合わせたレバー式となっており、ワンタッチで装着し、ネジでチューニングを調節できる、といった仕組みになっています。
つけ外しも簡単かつ、チューニングの安定性も抜群なため、値段は少し張りますが、それでも安定性を求める方にはおすすめです。
Kyser KG6B
軽量かつ着脱も簡単なバネ式のカポタスト。エレキギター用として開発されたモデルのため、アコギタイプに比べバネが弱いのも特徴の一つになっています。ですが、カラーバリエーションも豊富でギターアクセサリーとして、使用するのもいいかもしれません。
まとめ
上述で紹介したカポタスト以外にも、利便性や安定性などを追及したモデルなどがあるので、自分が気に入ったカポタストを選んでみてはいかがでしょうか。