音楽用語「コンブリオ(con brio)」の意味を解説!「allegro con brio」とは何?
コンブリオ(con brio)とは?ベートーベンの作品では、「allegro con brio」として出てくることも多いですが、どのような意味の音楽用語なのでしょう。ここでは、音楽用語「コンブリオ(con brio)」についてご紹介します。
音楽用語「コンブリオ(con brio)」の意味とは?
コンブリオ(con brio)とは、クラシック音楽で使われる発想記号のひとつです。
イタリア語で「活き活きと、陽気に」を意味します。
vivace(ヴィヴァーチェ)も同様の意味の音楽用語ですが、brio(ブリオ)は、活発すぎて周りを困らせるというようなことはなく、きちんと抑制された品のある陽気さ、明るさというイメージです。
「allegro con brio」の意味とは?
allegro con brio(アレグロ コンブリオ)とは、「陽気に速く」という意味です。
allegro(アレグロ)は、一般には「速く」という意味で知られていますが、そもそも「楽しい、快活な」という意味から「速く」なるイメージです。そこに、con brio(コンブリオ)が加わるので、節度ある、品のある陽気な感じを表現してみましょう。