音楽用語「a2」の意味と読み方を解説!

音楽用語「a2」とは、オーケストラや吹奏楽をされている方ならお馴染みの音楽用語ではないでしょうか。「a2」の前後では、「div.(ディビジ)」と指示されることもありますね。ここでは、音楽用語「a2」についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.音楽用語「a2」の意味と読み方とは?

音楽用語「a2」の意味と読み方とは?

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a2とは、「ア·ドゥエ(a due)」と読み、クラシック音楽で使われる音楽用語のひとつです。

イタリア語で、「2つの楽器、またはパートで同じ声部を一緒に演奏すること」を意味します。

例えば、吹奏楽の楽譜で、2つのパートの音楽が記されている譜面に、1つの声部しか記されていないところは、1つの声部を2つのパートがunison(ユニゾン)で演奏します。

なお、a2(ア·ドゥエ)の後で各パートが2つの声部に戻って演奏する場合、a2(ア・ドゥエ)の後に「divisi(ディビジ)」と指示されます。

ちなみに、3つのパートが一緒に演奏する場合は「a3(ア・トレ)」、4つのパートが一緒に演奏する場合は「a4(ア・クワットロ)」が使われます。

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