絶対音感なのに音痴ってありえるの?その理由とは?

絶対音感を持っているのに音痴ってありえるの?という、言われてみれば気になる!という疑問を解決すべく、こちらでは絶対音感と音痴の関係性について掘り下げてまとめています。はたして絶対音感があるのに音痴の人は本当にいるんでしょうか!?

記事の目次

  1. 1.絶対音感と音痴とは?
  2. 2.絶対音感なのに音痴ってありえるの?
  3. 3.絶対音感なのに音痴な理由
  4. 4.絶対音感と音痴の関係まとめ

絶対音感と音痴とは?

絶対音感 音痴
フリー写真素材ぱくたそ

絶対音感とは、「音の高さ」を認識できる能力のことです。つまり分かりやすく言うと、ピアノである音を出したとき、鍵盤を見ずにその音が何の音であるか(ドやソ、など)が分かる、というものです。

絶対音感があれば音楽関係の道に進むには何かと有利な点もありますし、また日常生活においても役に立つことは多いでしょう。絶対音感を持っている、というと憧れの目で見られたりもします。

絶対音感 音痴
Photo bygiselly

一方で、音痴というのは、平たい言い方をすれば「歌がうまく歌えない人」「歌う際に正確な音をとれない人」を言います。

大きく分けると「感覚性音痴」と「運動性音痴」の2つに分かれます。

前者は生まれつき聴力に問題があるケース、後者は歌う、ということに苦手な意識を持ってしまっているケース。発声方法が分からなかったり正しい音をとることが苦手、というものです。多くの「音痴」はこちらのケースです。

絶対音感なのに音痴ってありえるの?

絶対音感 音痴
Photo bynaobim

絶対音感を持っていれば正確な音が分かるのだから歌も上手いはず、音痴になることなどあり得ない、そう思われがちですが実はそんなこともないのです。

実は、絶対音感を持っていても音痴な人はいます。絶対音感を持っているとカラオケだとうまく歌えない、という人もいます。

その理由を次項で深く掘り下げていきましょう。

絶対音感なのに音痴な理由

絶対音感 音痴
フリー写真素材ぱくたそ

それでは絶対音感を持っているのになぜ音痴の人がいるのか、理由を掘り下げてみましょう。

絶対音感とは「正確な音を聴きとることのできる能力」のことであり、それは「正確な音で歌を歌える」ということとは別です。聴きとることと発声することの違い、ということですよね。
(わかりやすさ重視の例えになりますが、「聞き上手な人」でも、「話し上手」とは限らないという事です)

頭の中で、この音は「ド」である「ソ」である、と認識はできても、実際その音を正しい高さで声に出す、という能力はまた違うのです。ですから、絶対音感を持っているからといって歌も上手い、音痴はいない、とは言い切れないのです。

しかし、絶対音感があれば、自分の歌が音程と外れていることは分かりますから、音痴であることを恥ずかしがらずに練習、トレーニングすれば、きっと音痴を克服することができるでしょう。

絶対音感と音痴の関係まとめ

絶対音感 音痴
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こちらでは絶対音感と音痴の関係についてまとめました。絶対音感を持っている人がみな歌がうまいかというとそうではないことが分かりました。ちょっと意外ではありますが、よく考えてみるとなるほど、と思えますね!

また下記の記事では音痴の原因や克服することができるのか解説しています。ぜひあわせて参考にしてみてください。

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