音楽用語「scherzando(スケルツァンド)」の意味を解説!
scherzando(スケルツァンド)とは?この音楽用語をタイトルとする「スケルツァンド」は、過去に、全日本吹奏楽コンクールの課題曲にもなりましたね。ここでは、音楽用語「scherzando(スケルツァンド)」についてご紹介します。
音楽用語「scherzando(スケルツァンド)」の意味とは?
scherzando(スケルツァンド)とは、クラシック音楽で使われる発想記号のひとつです。
scherzandoはイタリア語で、分解すると以下のようになります。
- scherzare=ふざける、冗談をいうという意味
- ando=現在進行形(~していく)
同様の意味の音楽用語に「scherzoso(スケルツォーソ)」があります。
参考までに、以下を聴いてみてください。
- ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番 第3楽章「アレグロ・スケルツァンド」
この曲では、軽快でおどけた雰囲気のある第1主題と、美しく抒情的な第2主題とが交互に現れています。
scherzando(スケルツァンド)が出てきたときには、この第1主題のように、自由で気まぐれな感じを表現してみましょう。