アコースティックギターを始めるなら必見!レベル別のおすすめアコギ、選び方をわかりやすく解説

これからアコースティックギターを始めようとしてる方におすすめは何かを詳しくまとめます。アコースティックギターを購入する時はどういった点に注意して選べば良いのか? おすすめのギターは何か? の疑問にも答えていきたいと思います。

記事の目次

  1. 1.アコースティックギターを始めたい人は集合!
  2. 2.選ぶ時のポイントまとめ
  3. 3.【レベル別】おすすめのアコースティックギター
  4. 4.まとめ

中級者向け

TAYLOR A12E

TAYLOR(テイラー)のエレアコです。価格も10万円以下ですので、初心者にもおすすめですが完成度も高くライブですぐ使えるレベルの為「中級者向け」とさせてもらってます。

ここ最近では「エレアコ」として品質の高いアコースティックギターの代名詞となっているのが「TAYLOR」です。どういった点が優れているのかというと、「どんなアンプを通しても、生音と遜色のない安定のサウンドを鳴らす」というこの一点にに尽きます。

従来「エレアコ」と言えば、それらしい音を作るのに「ダイレクト・ボックス」経由で色々イコライズして音を作る苦労があったのですが「TAYLOR」はそれが不要です。ライブで弾く機会が多い方に最適の一台です。

軽くストロークした時の弦の響きのバランスが良いです。線が細い音なのですが、コードとしてまとまった音のバランスが良いです。本体も軽いので女性にも扱い易いエレアコと言えます。

商品 TAYLOR A12E(米国)
タイプ エレアコ(チューナー内蔵)
価格 7.3万円
用途 ライブ向き

TAYLOR 214ce-Koa

先の「A12E」からランクアップしています。正に中上級者向けになってきます。サウンドも更に力強い音になり。中低域の音が厚く、123弦はバランス良くトゲトゲ感を押さえた音になってます。ピック弾き、指弾きのいずれでも中低音に厚く音が集まって来て、迫力があります。

プロの現場でも使われており、有名どころですと「スガシカオ」「大橋卓弥(スキマスイッチ)」「入家レオ」が使っています。

A12Eよりも本気でライブで鳴らしたい人向けのエレアコです。10万円を超えてくると良いギターの選択肢が広がります。しかし「ライブ向け」のエレアコと捉えた時に「TAYLOR」は外せません。

商品 TAYLOR 214ce-Koa(米国)
タイプ エレアコ(チューナー内蔵)
価格 11.7万円
用途 ライブ向き

YAMAHA SLG200S

価格は安いのですが、世界で「サイレントギター」と言えば日本が誇る「YAMAHA」の人気商品「SLG200S」です。完全にボディー鳴りを捨て、ピックアップからのサウンドのみで音を作り出しているのが日本の技術です。世界のTOPギタリスト「リー・リトナー」がライブでいつも使っているのがこのエレアコです。

生音はアンプを通さないエレキギター同様に「ペンペン」となる程度で部屋で練習する分にはいっこうに邪魔にならない音量です。イヤホン端子を内蔵してるので、イヤホンを付けると、アンプから出る音と同様の音がでます。コーラス、リバーブ等のエフェクトも内蔵しています。

また「AUX IN」を内蔵しているので、iPhoneなどの音源の音と自分の演奏をミックスして、イヤホンから聴くことが出来る優れものです。位置づけが「キワモノ」のギターなので「中級者」向けとしました。

映像は「ナイロン弦」の「ガットギター」タイプですが、通常のアコースティックギターと同じタイプのものもあります。

本格的なアコギと違うので嫌う人もいますが、ライブでモニターを通す事を考えると、このギターはそのまま直でモニターに音を出せるので扱い易いと言えます。

商品 YAMAHA SLG200S(日本)
タイプ エレアコ(エフェクター内蔵)
価格 5.3万円
用途 練習用、ライブ向き

上級者向け

MARTIN D-28,35,45

ここから先は「上級者」の領域です。この領域に入ってくると「ギターの音が良すぎて、その音のおかげで『自分の感性が目覚める』位に鼓舞してしまう品」になります。

ギターの音に負けないように、自分を高めるための「一生モノ」のアコースティックギターです。値段が20万以上するのも納得の品です。「一生モノ」なので、これ位の価格はするものと思ってください。

まずは人気の「MARTIN」シリーズです。ここから先は好みの世界なので自分の感性にあったものを選んでください。どの型番も人気なので映像でまとめてご紹介します。

D-28:26万円程度
D-35:25万円程度
D-45:82万円程度


映像はサザンオールスターズでサポートギターを10数年やってる「斎藤誠」です。アコギの名手で自身も弾き語りアルバムを出しています。このシリーズはいずれの型番も人気で、あとは個人のお好みのサウンドを選ぶレベルの品々です。

GIBSON J-45

GIBSON(ギブソン)のJ-45です。MARTINとはタイプが違います。こちらは繊細な音を求めず、ジャガジャガと弾いた時のパワフルな音がピカイチです。一瞬で虜になる音です。MARTINと比較しても自分の求めるサウンドが何処に有るかに拠るので、どちらが良いというものでもありません。

好きな方には「一生モノ」として「GIBSON J-45」の価値は普遍です。

中古で探して来ても10万円を下回るものはありません。むしろ安くこのギターを手に入れたければ中古のGIBSONを探して来ることをおすすめします。

でも「一生モノ」として使うのであれば、色、大きさ、ネック回り、サウンドを自分の耳で確かめて納得の行くものを楽器店で見つけて購入するのが良いです。

J-45:22〜30万円

まとめ

Photo byPexels

ここまでアコースティックギターの選び方、おすすめ品をご紹介してきました。ギターは「生物(なまもの)」です。一本一本出来が違うので基本は「触れて」「鳴らして」選ぶ事が重要です。

長い付き合いになる楽器です。堂々と楽器屋で時間をかけて納得のいくものを選んで欲しいです。私は最低でも1時間位かけて4,5本は鳴らして選んだりしてます。試奏したら買わなきゃいけないと思う必要は無いので、自分の「好み」を見つけに楽器屋へ行ってみて下さい。

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