ギターのクリップチューナーの使い方を紹介!

アコギを弾くプレイヤーの多くが利用しているクリップチューナーですが、入手しやすく使い方も非常にシンプルなのをご存知でしょうか?アコギを普段弾いているのであれば1つは持っておきたいものです。ギターのクリップチューナーの使い方を詳しく紹介します。

記事の目次

  1. 1.クリップチューナーとは?
  2. 2.クリップチューナーの基本的な使い方
  3. 3.音程調整以外にクリップチューナーに付いている機能
  4. 4.まとめ

クリップチューナーとは?

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クリップチューナーとは、アコースティックギターのヘッド部分に挟んで装着し、音程を合わせるために使用する小型機器のことです。

バンドでの演奏でない限り、例外を除いてアコギ奏者の多くはクリップチューナーを使用しています。

エレキギターの場合はエフェクタータイプのチューナーを使う人がほとんどですが、サウンドの質が何より大切なアコギはなるべく機械を通した音を避けたいと思う人が多いです。

さらにバンドのようにいろいろな音が飛び交う環境下であることも少ないので、ダイレクトに音を送り込んで音程を合わせるエフェクタータイプでなくても、アコギの場合はクリップチューナーで事足ります

コンパクトで軽量なのも魅力で、アコギ弾きならば1つは持っておきたいアイテムといえるでしょう。

クリップチューナーの基本的な使い方

Photo byPexels

クリップチューナーの使い方は非常に簡単です。

エフェクタータイプのものよりもすぐに使いこなせるようになるでしょう。

クリップチューナーの使い方①:ヘッドに取り付ける

まずはヘッドに取り付けてください。

基本的にはギターを立てた時、ヘッドの一番上の中央部に装着する人が多いです。

ただ振動を拾って音を合わせた方が何かと都合がよいので(マイクで拾う場合もある)、実際にギターを鳴らした時に一番震えている場所を探してそこに取り付けるようにしましょう。

クリップチューナーの使い方②:各弦の基本の音に合わせる

Photo by kohrogi34

各弦の基本の音は以下の通りです。

  • 6弦=E
  • 5弦=A
  • 4弦=D
  • 3弦=G
  • 2弦=B
  • 1弦=E

半音下げたり上げたりいろいろなチューニング方法がありますが、基本はこのようになります。

何も押さえない状態で、1本ずつ弦を鳴らし音程を合わせてみてください。

ちなみに何度も弦を弾くのは間違いで、ロングトーンで(長く伸ばして)合わせていきます。

クリップチューナーの使い方③:ペグを回す

弦の音程は、ヘッドのサイド部分にある金属の部品「ペグ」を回して合わせましょう

4弦~6弦は反時計回りに回すと高くなり、1弦~3弦は時計回りに回すと高くなります。

クリップチューナーの使い方④:電源が入らなくなったら

もし電源が入らなくなったら、まず最初に電池切れを疑ってください。

だいたいのクリップチューナーはボタン型(コイン型)のリチウム電池「CR2032」です。

コンビニでも購入できますが時々売っていない場合があるので、予備を持ち歩くことをおすすめします。

電池を交換しても操作できない場合、故障している可能性が大きいです。

クリップチューナーは扱いが粗いと、すぐに壊れてしまいます

画面も傷がつきやすいので丁度良いケースを別途で購入するか、梱包されていた箱に入れて持ち歩くとよいでしょう。

音程調整以外にクリップチューナーに付いている機能

クリップチューナーは非常にコンパクトですが、ものによって音程を合わせる以外の機能が付いているものもあります。

クリップチューナーの音程調整以外の機能①:モード

chromatic(クロマチック)モードは、出ている音色の音程をそのまま表示するモードです。

基本的にはこのモードがあれば充分でしょう。

他にguitar(ギター)モード・base(ベース)モード・ukulele(ウクレレ)モードなどが付いているものがありますが、基本的には使わなくてもよいです。

これら3つのモードは、その楽器の何弦の音を弾いているのかが表示されるようになっていますが、正しく反応しないことが多いでしょう。

ちなみに写真のようにguitarモードの時は「G」と、英語の頭文字のみ表示されていることもあります

クリップチューナーの音程調整以外の機能②:ヘルツ変更

ヘルツは簡単に言うと音の高さです。

クラシックや吹奏楽は基本的に「442Hz」ですがポップスの場合は「440Hz」が最も多く、クリップチューナーの初期設定も「440Hz」になっています。

ヘルツにこだわりがなければ、そのまま「440Hz」でチューニングしましょう

ただしクラシック楽器と演奏する場合「442Hz」や「441Hz」など、変更が必要になることがあります。

一緒に演奏する楽器の、基本のヘルツを確認しておきましょう。

クリップチューナーの音程調整以外の機能③:メトロノーム

Photo byjuliopablo

クリップチューナーにはメトロノーム機能がついているものがありますが、一見便利そうながら使用しない人が多いです。

アイコンの点滅でテンポを確認できる機能なのですが、ヘッドに装着したチューナーを見ながら演奏する人はあまりいません。

さらにメトロノーム機能が付いていることによって、値段が高くなっている場合もありますので、あれば便利ですが特に必須の機能とは言えないかもしれません。

まとめ

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ギターのクリップチューナーの使い方は非常に簡単ですし、コンパクトかつ軽量で持ち運びも便利です。

アコースティックギターを弾いている方ならば、1つは持っておきましょう。

クリップチューナーを使いこなして、アコギの演奏をより楽しんでくださいね。

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