音楽用語「dolce(ドルチェ)」の意味を解説!
dolce(ドルチェ)の意味とは?リストの「愛の夢 第3番」やショパンの「ノクターン 作品9の2」などで使用されています。クラシック音楽を習っている方なら、よく目にする用語ではないでしょうか。ここでは音楽用語の「dolce(ドルチェ)」の意味をご紹介します。
音楽用語「dolce(ドルチェ)」の意味
dolce(ドルチェ)とは、クラシック音楽で使われる音楽記号のひとつで、発想標語とも呼ばれます。
イタリア語で「甘く柔らかに」「可愛らしく」という意味です。
ブラームスの「ワルツ 作品39の15(愛のワルツ)」を聴いてみてください。
冒頭のテーマにdolceの指示がありますが、素朴で柔らかく、愛らしい感じが伝わってきませんか。
また、この動画の1分17秒目あたりからのdolceもとても甘く愛らしいですね。その中にキラめくような光も感じさせます。
曲の表情を表現するのは難しいのですが、ご自身の音をよく聴いて、ピアノでいえばタッチを変えるなど、いろいろ試してみてください。
きっと、納得のいくdolceが見つかるはずです。