音楽用語「brillante(ブリランテ)」の意味を解説!
brillante(省略形はbrill.)をご存知ですか?アメリカの作曲家アルフレッド・リードの吹奏楽曲「エル・カミーノ・レアル」などにも使われていますね。ここでは、音楽用語「brillante(ブリランテ)」についてご紹介します。
音楽用語「brillante(ブリランテ)」の意味とは?
brillanteとは、クラシック音楽で使われる発想記号のひとつです。
読み方は、「ブリランテ」、もしくは「ブリッランテ」です。(以下、ブリランテと読むことにします。)
イタリア語で「輝かしく、華やかに」を意味します。
brillante(ブリランテ)は、表面的な輝きではなく、内面の輝きを意味します。
困難でもコツコツと努力を重ねることで優れた業績につながり、結果として、人の心も輝いていくようなイメージです。
美しく澄んだ音で演奏することが大切です。
同様の意味の音楽用語として、英語の「brilliant(ブリリアント)」があります。
以下に、brillante(ブリランテ)を使った音楽記号を一部ご紹介します。
brillante(ブリランテ)を使った音楽記号
・brillante a tempo(ブリランテ・ア・テンポ)
元の速さで、輝かしく華やかに演奏するよう指示する音楽記号です。
・allegro brillante(アレグロ・ブリランテ)
快速に、輝かしく華やかに演奏するよう指示する音楽記号です。
allegroは、メトロノームでいえば、だいたい♩=132前後の速さです。