音楽用語「pitch(ピッチ)」の意味を解説!
ピッチとは、「音程、音の高さ」を表す音楽用語です。
人の歌声や大抵の生楽器は、自分で正しい音程をつくらなくてはなりません。
音程が正しくないと、美しい音が奏でられませんね。
そのためには何が必要か?など、音楽用語「ピッチ」について、詳しく説明しましょう。
音楽用語「pitch(ピッチ)」の意味とは?
さて、音程を表す「ピッチ」ですが、音楽関係者の間で「あの人はピッチがいい」とか「彼のピッチは、微妙だよね」などと会話されることがあります。
「ピッチのいい人」は、歌い手さんなら、音程が正確な人、管楽器や弦楽器奏者なら、演奏する音程が安定している人です。
それらのスキルは、専門的なトレーニングによって培われるものです。
「ピッチがよくない」と、合奏や合唱をしたときにお互いにの音程が合わず、不協和音になってしまうこともあります。
歌の場合は、ボイストレーニングを、常にピアノなど音程のしっかりした楽器と合わせて行うことにより、正しいピッチを体得していきます。
管楽器や弦楽器の場合は、チューニングメーターや音叉なども使い、耳できちんとピッチをとらえ、正確な音程を出す訓練をしていきます。
基準ピッチとなるA(ㇻ)の音は、440Hz(ヘルツ)であるこことがかつては一般的でした。
が、最近はコンサートホールのピアノが、441~442Hzで調律されるていることも多いため、それに合わせる風潮になりつつあります。
ピッチを合わせるために行う事の例①
規模の大きな合奏である「オーケストラ」のチューニング風景です。
主に、オーボエの音を中心に、全員の音を、A(ラ)の音で合わせます。
ピッチを合わせるために行うことの例②
チューナーを使ったギターのチューニングです。
オーケストラほどの大人数の合奏ではないにしても、やはり正しいピッチで音を出すことは大切です。