音楽用語「間奏」「ブリッジ」の意味を解説!
私たちが度々耳にしたことがある【間奏】とは正式にはどのような意味なのでしょうか?
そして一体どのように用いられるのでしょうか?
間奏に使用される楽器や用いられる場所、
間奏が多い楽曲・無い楽曲についても分かりやすくまとめました!
音楽用語「間奏」「ブリッジ」の意味とは?
【間奏】:楽曲で用いられる「1番」「2番」「3番」といった構成の間に使われる曲と曲を結びつける役割を持つ部分のこと。その演奏。
英語では間奏のことを【ブリッジ】という。
バンドなどでは【間奏】に各楽器でアンサンブル(複数人で同時に音を奏でること)を行ったり、
ギター・ピアノのソロシーンが使用されたりすることが多い。
上記の場合などは【間奏】を【ギターソロ】【ピアノソロ】などと
言い換える場合もあります。
英語で【間奏】は何という?
上記でご紹介した【ブリッジ】だけでなく、
英語では【interlude(インタールード)】と表現されることも多いです。
アーティストのアルバムの1曲にも【interlude】という表記で数秒の間奏が組み込まれていることがあります。
上記は一つの例ですが、
兵庫発ポスト・ハードコアバンド「Fear, and Loathing in Las Vegas」のアルバム『HYPERTOUGHNESS』
の5曲目には「Interlude」という楽曲名で2分程度の楽曲が組み込まれています。
このようにアルバムの流れを作る際にも用いられることがあります。
間奏が目立つ楽曲
ASIAN KUNG-FU GENERATION『リライト』
YouTube上では1:50~20:30の間が【間奏/ブリッジ】に当たります。
カラオケなどではもどかしい気持ちになってしまうかもしれませんが、
間奏中は、ギター・ベース・ドラム各々が自由に音を奏でていて、
聴いていて気持ちがイイですよね!
氣志團 『One Night Carnival』
こちらは2:02~2:42の間が【間奏/ブリッジ】に当たります。
One Night Carnivalと言えば
歌って踊れる盛り上がりの定番曲ですが、
ギターソロの間奏はカッコいいというギャップ!
間奏が無い楽曲
MONGOL800 【小さな恋のうた】
誰もが一度は聴いたことのある曲と言っても過言では無い名曲。
ギターサウンドが魅力的ですが、
この楽曲には【間奏】がありません。
ただ【間奏】の有無で楽曲の優劣があるわけではないことは
一聴瞭然ですね。
是非この機会に、【間奏】を意識して楽曲に触れてみてくださいね!