音楽用語「motive、motif(動機)」の意味を解説!

音楽の鑑賞の授業などで「motive,motif(動機)」という言葉を聴いたことはありませんか。一体、音楽用語「motive,motif(動機)」とはどのような意味なのでしょうか。今回は、音楽用語「motif, morive (動機)」についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.音楽用語「motive、motif(動機)」の意味とは?

音楽用語「motive、motif(動機)」の意味とは?

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音楽は、どのようにして作られているのでしょうか。音やリズムが不規則にただ集まってできているのでしょうか。

音楽用語「Motif, Motive(動機)」とは、音楽を作る最小単位のことです。動機を聴くと、「あ、この曲は○○の曲だ。」と分かります。意味のある最小単位のまとまりが動機です。この動機が折り重なり、繋がって一つの旋律を作っています。

ベートーベンの交響曲第五番「運命」の冒頭、「ダ・ダ・ダ・ダーン」という部分は、動機の例としてよく挙げられます。
この4つの音が、音の高さを変え、形を変えて曲の至る所に出てきます。
1楽章は、この動機の形が音の高さを変えて折り重なるように出てきます。
2楽章、3楽章、4楽章では、形を変えて動機が出来てきます。

一つの曲の中で、動機が形を変えて出てくることによって、音楽に統一感が生まれます。
動機がどのように使われているのか探っていくと、音楽がもっと楽しくなりますね。

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