ギターの練習におすすめのヘッドホン5選！【夜/練習】

生楽器と違ってエレキギターの練習をする際はエフェクターなど電気を用いた奏法が主なため、できる限りアンプを通して演奏したいですよね。

しかしアパートでの練習や夜にエフェクターを用いた演奏は、騒音問題にも繋がってしまいます。

そこでヘッドホンを用いて、自宅で練習している方が増えているそうです。

日頃から良いサウンドで練習することは、良いプレイヤ―になるための必須条件でもあるといえるでしょう。

そういった意味でもギターの練習用に使用するヘッドホンに、プロからも信頼度の高い高性能なものを選択することをおすすめします。

今回はギターの練習におすすめのヘッドホン5選を、選び方も含めてまとめてみました。

ギターの練習に使用するヘッドホンは音質ももちろんですが、自分に合うヘッドホンを使用することが大切です。

長時間大きな音でヘッドホンを使用すると「ヘッドホン難聴」になってしまい、耳が聞こえづらくなってしまいます。

そういった意味でもヘッドホン選びはかなり重要です。

選び方のポイントを紹介するので、購入する際の参考にしてみてください。

ヘッドホンの「型」というのは、いわゆるイヤーパッドのタイプのことで開放型・密閉型の2つに分かれます。

この型の違いによって生じるメリット・デメリットを最初に把握し、どちらのイヤーパッドのものを購入するかを最初に決めておきましょう。

開放型のヘッドホンはオープンエア型とも言い、耳全体は覆われず音を外に逃がすことで、普段聞いているような空間を感じられる音がします。

背面を見るとメッシュ素材の穴が開いているのが見た目の特徴です。

密閉型と比較すると音の抜けが良くこもりにくいため、音割れもしづらくサウンドが美しく聴こえることと、耳が疲れにくいことがメリットといえるでしょう。

また圧迫されていないので耳が痛くなりにくく、長い時間集中して練習できます。

通気性がよく軽量なもの嬉しいところです。

デメリットとしては外気を使うため周囲のノイズが入りやすいのと、音漏れしやすい点になります。

密閉型は外を完全にシャットアウトし、音をダイレクトに聞けるタイプのヘッドホンです。

名前の通り密閉されているため、音漏れの心配も少ないという点が大きなメリットといえるでしょう。

また音をダイレクトに聞けるということは、自分の細かいタッチやリズムのズレなども察知しやすくなります。

より的確に、細かく練習したい人は密閉型の方がおすすめです。

ただし密閉されているということは、特定の音域や周波数が共鳴することにもつながります。

音の歪みが生じ聴覚が疲れやすくなるので、適度に休憩を挟みながら練習してください。

締め付けも強いため、耳周辺も痛くなりやすいです。

自宅に普段スタジオやライブハウスで使用するアンプがない時や、アンプのセッティングに手間が掛かる場合は、直接エレキギターに挿して使えるものが便利です。

場所を取らずセッティングに時間が掛からないため、いつでもサッと取り出してすぐに練習することができます。

アンプを購入する必要もないので、コストパフォーマンスもよくなるでしょう。

特に1人暮らしの場合、アンプを置くスペースがない方もいると思います。

こういった時に、直接楽器に接続して音を聞けるヘッドホンは非常におすすめです。

いわゆるワイヤレスタイプのBluetooth機能のヘッドホン・イヤホンは昨今増えてきましたが、音の遅延が発生することが多くギターの練習用には不向きです。

たしかに無線タイプはケーブルがないので動きや場所の制限がされないため便利ですがラグがあると、言うまでもなく練習になりません。

将来的に遅延は解消されるかもしれませんが、現段階でギターの練習をする際には、有線のものをおすすめします。

最新のイメージがある無線式のヘッドホンですが、楽器の練習に使用するにはもう少し時間が必要なようです。

コスパ(コストパフォーマンス)で選ぶのも大切な要素です。

ただしあまりに安価なヘッドホンやイヤホンは、音圧がなかったり音質が悪くなったりします。

5,000円台以下のものは若干注意が必要で、もし購入を考えているのであれば予め周囲の人の意見や、インターネット上の口コミをチェックしてからにしましょう。

良い音質で練習することは演奏力の向上において、かなり重要な要素になります。

改めて購入し直すことがないように選んでください。

ギタリストが練習用に使用しているヘッドホンはさまざまありますが、今度はプロも納得のおすすめ製品5選を厳選して紹介します。

先ほどお話した「ギターの練習用ヘッドホンを選ぶポイント」を参考に、チェックしてみてください。

レコーディングなどでも使用されている、多くの音楽家が所持しているヘッドホンの代表とも言える製品です。

普段聞いているサウンドの差があまりなく、高い解像度で音の広がり・響きを正確に再現してくれます。

自宅とスタジオ・ライブハウスで弾く時のサウンドのギャップが気になる方に、トックにおすすめのヘッドホンです。

AKG(アーカーゲー)はプロの音楽家も愛用している音響機材を取り扱っている大手の会社で、K240 Studioは安価でありながら、有名ミュージシャン・エンジニアにも愛用されているヘッドホンです。

癖のない、そのままの音の信号を聞かせてくれます。

準開放型(セミオープン型)なので開放型と密閉型のどちらを購入したらよいか迷っている方や、特にその点にこだわりがない方が購入するヘッドホンとしても、間違いない音質なのでおすすめです。

定番のダイナミックマイクSM58でお馴染みのSHUREが販売しているヘッドホンSRH940は、ベロア素材のイヤーパッドになっており、長時間使用しても疲れにくくなっています。

折り畳み式なので、持ち運びも便利です。

バランスのよい音響機材を取り扱っていることで定評があるaudio-technicaですが、こちらのATH-M40xも音域の得意・不得意がないため、弾き方の違いが明確に分かります。

原音に忠実なサウンドで練習できので、より正確な音質・強弱を確認したいプレイヤーにおすすめです。

ギターに直接つなげるタイプの中で、代表的なヘッドホンと言えるのがVOXのamPhones AC30です。

ギターに直接接続し電源を入れると、クリーンサウンドはもちろんクランチや、ディレイやリバーブなどのエフェクトもかけられます。

まさにヘッドホンでの、エレキギターの練習用に製造されたヘッドホンです。

主に夜間の練習や騒音問題に悩むギタリストの方へ、ギターの練習用におすすめのヘッドホン5選を、選び方も含めて紹介しました。

良いギタリストになるためには練習環境はかなり大切です。

向上心を持った上で、ヘッドホンでの練習するのであればプロからも信頼されている製品を選ぶことをおすすめします。

今回の記事をギターの練習を快適にする際の、ヘッドホン選びの参考にしてみてくださいね。