ギターのチューニングの仕方を解説!
ギターの演奏に欠かせない「チューニング」。ギター初心者の方でもすぐにマスターできるように、今回はギターのチューニングの方法を画像付きで分かりやすく解説しています。正確な音の高さで音楽をより楽しむために、ぜひマスターしてくださいね。
ギターのチューニングの必要性
ギターを演奏する前に必ず行ってほしい「チューニング」。弦を本来の音の高さに調整する作業のことです。チューニングを怠ると、コードを正しく抑えても音程がズレてしまうため、不協和音が発生してしまいます。慣れれば大変な作業ではないため、ギターの演奏前に必ずチューニングをする習慣を身につけましょう。
また、ギターの弦を張り替えたばかりのときは弦が安定しないため音がすぐにズレてしまいがちです。そのため曲を弾き終わるごとに毎回チューニングする人も少なくありません。ギターケースに入れて運搬した後も、ペグがぶつかって音が大きく外れていることがあるので注意が必要です。
ギターのチューニングに必要になるもの
ギターのチューニングには最低限「ギター」と「チューナー」が必要です。弦を鳴らすときにピックを使う方は普段使用しているピックもお忘れなく。
クリップ式のチューナーの場合はギターの先に挟むだけで大丈夫ですが、ギターとチューナーを繋ぐシールドケーブルを必要とするチューナーもあります(クリップ式の場合は不要です)。事前にチューナーのタイプを確認しておきましょう。
おすすめのギターチューナーは下記「ギターチューナーのおすすめ8選!」にて詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
ギターのチューニングの仕方
各弦の音程を知ろう!
チューニングのときは「開放弦」で音の高さを調節していきます。開放弦とはコードをなにも抑えずに音を鳴らすことです。
6弦の音程は低い方(構えた時に上になる方)から順にE・A・D・G・B・Eとなります。弦の番号でいうと低い方が6弦、一番高いのが1弦です。
一弦ずつ確かめよう!
クリップ式のチューナーの場合はギターのヘッドに、シールドでつなぐタイプのチューナーの場合はギターとチューナーをシールドでつなぎ、電源を入れます。
チューニングするときはコードではなく1弦ずつ単音で音を確かめていきます。
チューナーはこう使う!
Eの6弦をチューニングしてみましょう。開放弦で音を鳴らしてみます。
このとき、音を鳴らしながらチューナーを見てみてください。
チューナーに「D#」と表記されていますね。
正しく「E」の音程に合わせるために、6弦を弾きながら少しずつペグを回してください。
ペグや弦は繊細なので、ゆっくりと回していきましょう。
「D#」から「E」に表示が変われば、6弦のチューニングは完了です。
このとき、ペグを回し過ぎると今度は「F」の音に近づいてしまうため、目視で確かめながら調整することが大切です。
この作業を6弦すべてに繰り返します。
弦を張り替えたとき以外は大幅に音が変わってしまうことはあまりないので、チューニングに慣れれば6弦すべてをチューニングしても3分かかりません。
早めにマスターしておくようにしましょう。
チューニングを覚えてギターをより楽しもう
音が気になるミュージシャンの場合、ライブの曲間の度に毎回チューニングを確認する人も少なくありません。
ギターを演奏する上での基本中の基本、チューニング。
一度覚えてしまえば難しくはないため、ぜひ早めに習得してギターライフをより楽しんでくださいね。
上から6弦・5弦・4弦・3弦・2弦・1弦。