最終更新日: 2020年6月9日
総譜（フルスコア）とは？
「総譜」とは、多数の楽器が参加する楽曲で、すべての楽器の譜面が総じて書かれている楽譜です。英語名でフルスコアとも呼ばれます。自分の楽器パートではないパートの楽譜をみると新たな発見があり音楽をする人には欠かせない、大変便利なものなのです。
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総譜とは？
ワーグナーが書いた第3幕冒頭のパルティチェル（略式総譜）。まもなくここからスタートです。 #びわ湖リング #BiwakoRing pic.twitter.com/0Im1Xy4puu
— YAMAMOTO🍒Mariko (@mariyama0825) March 8, 2020
曲の中で出てくる楽器の演奏する楽譜がすべてまとめられている「総譜」は、フルスコアとも呼ばれる大変便利な楽譜です。合奏するときはもちろんですが、一人で自主練習をしているときにも自分が現在演奏している部分はこのときだれが目立っているのか？などといった面を注意しながら演奏することができます。
例えば自らのパートは表打ちだったとしても裏打ちのパートがいることに気づけたり、意外な楽器と同じフレーズを演奏していたりすることもあり、効率的に楽器の練習ができるので持っておくと便利だと思います。
時間のある時に総譜を眺めているだけでも同時にたくさんの数のパートの譜読みが出来るので、音楽の空気を読み取る力がいつのまにか養われていたりもします。
特にオーケストラや吹奏楽だと人数が多い関係で直接どんなフレーズを演奏しているのか分からなかったりすることもありますが、総譜を読むことで解決できるのも魅力。
オーケストラの場合は木管楽器、金管楽器、打楽器、弦楽器の並びで書かれることが多いです。
