魅力的な編成の数々!オーケストラの編成の種類をご紹介!

様々な楽器の音色が重なり、クラシックなど壮大な演奏を奏でるオーケストラ。実は、オーケストラには様々な編成方法があり、編成によって奏でられる音楽も違ってくるのです。今回は、オーケストラの編成についていくつかご紹介いたします!

記事の目次

  1. 1.オーケストラ
  2. 2.オーケストラの編成の種類
  3. 3.まとめ

オーケストラ

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様々な楽器を使用し、交響曲などあらゆる楽曲を奏でるオーケストラ。
ですが、編成方法はオーケストラによって異なります。

本記事では、オーケストラの編成の種類について有名な代表曲と合わせてご紹介いたします。

オーケストラの編成の種類

弦楽オーケストラ

弦楽オーケストラは、その名の通り、弦楽器のみで構成されたオーケストラです。
編成人数は12人から21人で、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのみで編成されたオーケストラです。

歴史は19世紀ごろから誕生したとされていて、ドヴォルザーク、チャイコフスキーといった音楽家たちがセレナーデなどを作曲しております。
上記の動画は、その弦楽オーケストラの中でも有名なチャイコフスキーが作曲した弦楽セレナーデです。

アイネ・クライネ・ナハトムジーク/モーツァルト

弦楽セレナーデの代表曲でもあり、モーツァルトの中でも有名な楽曲の一つです。直訳は「小さな夜の曲」で、一時期「小夜曲」という名前で演奏された時期もありました。

第4楽章まで分けられていて、様々なジャンルでアレンジされて使用されています。
例えば、ゲームソフト「スーパーマリオブラザーズ」のステージBGMにアレンジされた第1楽章が使用されています。

チャンバー・オーケストラ(室内管弦楽団)

通称・室内管弦楽団。ハイドンやモーツァルトの時代に盛んであった古典派の前期に多く見られた編成のオーケストラです。

オーボエ・ホルンなど弦楽を中心した編成で、ファゴット・トランペット・フルートなどが加わる場合もあり、人によっては「バロック・オーケストラ」と呼ぶことのある編成となっております。

セレナード第10番 変ロ長調『グラン・パルティータ』/モーツァルト

モーツァルトが管楽合奏のために作曲したセレナード。
通常の八重奏(ホルン、ファゴット、クラリネット、オーボエを2本づつ)に加え、4管編成をさらに組み込んだ楽曲で、「13管楽器のためのセレナード」とも呼ばれる楽曲です。

全体で第7楽章まで存在し、演奏時間は約50分という大作です。
ちなみに、表題になっている「グラン・パルティータ」は「大組曲」という意味で、モーツァルト自身が名付けたのではないそうです。

オーケストラ

管弦楽曲を演奏する目的で編成された楽団を指す言葉「オーケストラ」。
その歴史は古く、ルネサンス期に誕生したと言われております。

基本的な編成は2菅編成という楽団が多く、楽曲により弦楽器を増やすなど、様々な形式が誕生しております。

ワルキューレの騎行/ワーグナー

ワーグナーが作曲した楽劇「ワルキューレ」の第三幕の序奏楽曲。

1979年に公開されたコッポラ監督の「地獄の黙示録」では、兵士の士気を上げ、住民の不安を煽る楽曲として「ワルキューレの騎行」が劇中BGMとして登場し、「地獄の黙示録」のオマージュとしてこの楽曲が使用されることが多いです。
また、プロレスラーの藤原喜明さんの入場曲としても有名な楽曲です。


 

フルオーケストラ

フルオーケストラは、最大4管編成で100人以上の人数が配置されるオーケストラの編成です。
それほど大規模なフルオーケストラを見る機会はなかなかありませんが、一度見てみたいですね。

交響曲第3番 英雄/ベートーヴェン

ベートーヴェンが作曲した交響曲。フランス革命を成し遂げたナポレオンを称えた楽曲ですが、その後、皇帝に就いたナポレオンに失望し、表紙を破り捨てたという有名な逸話が残っております。

この楽曲はベートーヴェン自身も一番の出来であると自負している作品でもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
オーケストラの楽器編成によって、楽曲の雰囲気などが全体的に変わってくるのですね。

この記事以外にも、本サイトにはクラシックを扱った記事がいくつかありますので、そちらもご一読してみてはいかがでしょうか。

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