独特な世界観を作り出すEveの『ナンセンス文学』とは一体?!

歌い手として有名なEveの人気曲「ナンセンス文学」。MVを見ても独特な世界観が広がっていて、つい魅力に惹き込まれてしまいますが、MVにも隠された想いが詰まっていました。今回はEveとは何者なのか、また、ナンセンス文学とは何かについて紹介していきたいと思います。

記事の目次

  1. 1.歌い手、そしてイラストレーターとして活躍する「Eve」とは
  2. 2.独特な世界観を作り出すEveの『ナンセンス文学』
  3. 3.歌詞もMVも共に個性全開で聴き手を虜にする
  4. 4.Eveの歌ってみた動画のおすすめとは
  5. 5.まとめ

歌い手、そしてイラストレーターとして活躍する「Eve」とは

ニコニコ動画での歌い手活動で有名となったEveさん。

Eveさんはボカロ歌い手さん以外にもデザイナー、バンドマン、シンガーソングライターなど、多彩な才能を発揮しています。

今は活動休止となってしまいましたが、einie(アイニー)というバンドで、ギター&ボーカルを担当しておりました。

デザイナーとしては、服飾関係のデザイナーをつとめており、実店舗も展開している模様。

また、歌い手さんをやっていますが、自分でも作詞作曲をし、シンガーソングライターとしても活躍しています。

このように様々な場面で活躍をしているEveさんですが、顔出しやプロフィール、詳しい経歴詳細を公開しておらず、ミステリアスなイメージが強いです。

わかっている情報としては男性で、生年月日が1996年5月23日くらいとなっており、多くが謎に包まれているのがわかりますね。

また、ライブもおこなっており、Eveさんを見たファンのツイートには、「可愛らしい男の子という感じだった」とのことで、中性的なかわいい系イケメンが想像できますね♪

Eve本人から詳細な情報は発信されることはなさそうですが、Eveさんの活動には今後も注目していくと何かわかるかもしれませんね♪

ちなみに、Eveさんが歌い手を始めたきっかけは、当時有名歌い手さんがこぞって歌っていた名曲「メルト」をEveさんも歌ってみたことで、歌い手さんとしてのデビューを果たしたみたいですよ♪

ギター
Photo byFirmBee

はらぺこ商店とは

歌い手さんとして有名なEveさんですが、調べてみるとEveさん自身がプロデュースするアパレルブランドがあるみたいです。

その店舗名は「はらぺこ商店」というみたいです。

「はらぺこ商店」のブランドコンセプトとして、性別や体形に左右されず、どんな方でも着こなすことができる「ゆるさ」がテーマとなっているみたいで、ブランドが設立された当時は限られた販売場所しかなかったみたいで、GW限定の期間限定ショップには1,000人以上の列ができていたみたいです。

Eveさんのデザイナーとしての才能もあり、Eveさんがデザインする独創的な服が欲しいファンが多かったみたいですね♪

現在ではオンラインショップがありますので、欲しい!という方は手軽に購入できます!

ナンセンス
Photo byPrawny

独特な世界観を作り出すEveの『ナンセンス文学』

Eveさんの「ナンセンス文学」ですが、2017年12月13日にリリースされたアルバム「文化」の2曲目に収録されています。

アルバム「文化」には特設サイトがありましたので、興味がある方はYoutube「ナンセンス文学」の概要欄、または以下のリンクから見てみてください!

「文化」特設サイト

また、ボカロっぽい雰囲気が聞きたい!という方向けに、初音ミクverの「ナンセンス文学」の動画も以下に貼りますので、ぜひ見比べてみたりしてみてください!

そもそも「ナンセンス文学」とは

まず「ナンセンス文学」について見ていく前に、曲目にも使われている「ナンセンス文学」の意味についてご紹介したいと思います。

「ナンセンス文学」と調べてみると、意外にも既存の言葉ということがわかりました。

ナンセンスを使った用語の中で「ナンセンス文学」という言葉があります。

これは 「ユーモアを重視して、常識や倫理的なものを無視した文学」という意味です。

文脈的にはおかしくないものの、常識や倫理にとらわれない不自然な物語はナンセンス文学と呼ばれることが多いです。

例えば、ルイス・キャロル原作の「ふしぎの国のアリス/鏡の国のアリス」は、ナンセンス文学の金字塔とも呼ばれています。

ナンセンスはノンセンスとも言え、「ノンセンス文学」とも言うみたいです。

要するに、「無意味なもの意味がある」ということになりますね。

ちなみにですが、ナンセンスの意味は「ばかげたこと、意味がないこと」ということで、「ナンセンス文学」に一番近い意味として、「意味がないこと」になります。

「ナンセンス文学」の意味を踏まえて歌詞の意味を解釈すると、「ナンセンス文学」の歌詞に込められた意味がしっかりと見えてくるので、より面白く感じるかもしれません。

ナンセンス
Photo byPrawny

「ナンセンス文学」の人気ぶりについて

現在アップされている「ナンセンス文学」のYouTube再生回数ですが、2020年3月下旬現在3100万回再生とかなりの人気曲となっています。

同じくらいの再生回数の曲としては、3200万回再生で欅坂46の「アンビバレント」がありました。

大人気アイドルグループのシングル曲と並ぶ再生回数となっていますので、十分大ヒット曲といってもいいのではないでしょうか。

ちなみに、Eveさんの「ドラマツルギー」は5400万回再生ともっと多い再生回数となっていましたので、ぜひボカロから有名になっていった米津玄師さんに続いていってほしいですね♪

初音ミク
Photo by Corsica_JP

歌詞もMVも共に個性全開で聴き手を虜にする

「ナンセンス文学」は大人気曲となっていて、人気となった部分としては、独特な雰囲気を醸し出しているMVにあるのではないのかなと思います。

後程紹介するのですが、同じくEveさんの代表曲として、「ドラマツルギー」が挙げられるのですが、とても似たような仕上がりとなっており、どちらもEveさんの代表曲となっています。

「ナンセンス文学」、「ドラマツルギー」両方にいえることですが、どちらも個性全開で視聴者に解釈をゆだねるという仕上がりとなっているため、視聴者は何を表しているのだろうと解釈をしようとして、何度も見てしまうというのが聴き手を虜にしている理由だと思います。

つぎに「ナンセンス文学」の歌詞やMVを重点的に筆者なりの解釈で魅力をご紹介していきたいと思います。

「ナンセンス文学」のMVや歌詞に込められた意味とは

「ナンセンス文学」のMVや歌詞には謎めいた部分が多いため、聴き手によってさまざまな解釈ができそうです。

「ナンセンス文学」のMVですが、EveさんがMahさんというイラストレーターにMVの動画制作をお願いしたのですが、MV全体の雰囲気や登場人物などはすべてEveさんが見た夢をモチーフに描かれているみたいです。

登場人物の中には黒づくめの一つ目の男が何度も登場しますが、黒づくめの一つ目の男もEveさんの夢に登場した人物になります。

筆者も思えば小さいころから同じ夢を見たり、同じ人が登場したりという夢を何度か見たことがあったので、同じような体験なのかなと思いました。

皆さんも同じ夢を何度かみたりという体験をされたことがあるのではないでしょうか。

MVには黒づくめの一つ目の男以外にも、少女や少年、そのほかにも不思議な動物たちが登場しており、ミステリアスな雰囲気が漂っていますね。

ナンセンス
Photo byPrawny

「ナンセンス文学」に登場する黒ずくめの男とは

「ナンセンス文学」のMVに何度も登場していた黒づくめの一つ目の男ですが、実はEveさんの大ヒット曲「ドラマツルギー」にも登場しておりました。

「ナンセンス文学」、「ドラマツルギー」どちらのMVでも、黒づくめの一つ目の男がキーパーソンとしてさまざまなアクションを起こしておりますが、どちらのMVを見てもヒントはあるのですが、何をしようとしているのか、何が目的なのかがはっきりとわかるシーンがありませんでした。

「ナンセンス文学」、「ドラマツルギー」のように、異なる曲で同じ登場人物がいますので、今後のEveさんの新曲でまたしても黒づくめの一つ目の男が登場し、またしても主人公に対して何かしらのアクションをしていき、謎が解明されていくのではないのかなと思います。

今後のEveさんの動向に注目ですね。

Eveの歌ってみた動画のおすすめとは

Eveさんはシンガーソングライターになる前にニコニコ動画にてボカロ歌い手として活動していたため、初音ミクなどの様々なボカロ曲のカバーをしていました。

本見出しにて、Eveさんがカバーをしたボカロ曲の中から厳選した曲をご紹介したいと思います。

どれも名曲となっていますので、ぜひ聴いてみてください!

ドーナツホール/cover:Eve

まずご紹介するのは「ドーナツホール」です。

作曲はハチこと米津玄師さんとなっており、Eve×米津玄師という感じになっている一曲になります。

米津玄師さんが作り上げる独特な雰囲気の曲にEveさんが上手くミックスされることにより、より一段と盛り上がる一曲となっていると思います!

また、今のEveさんと歌い方が少し違うように聞こえると思いますが、この時のEveさんが若かったことや米津玄師さんに似せて歌っていることもあり、また違ったEveさんが聞けるということでおすすめになっています。

歌い手さんとして有名になった頃に投稿された曲となっていますので、ぜひ聴いてみてください!

砂の惑星/cover:Eve

次にご紹介するのは「砂の惑星」となります。

こちらも先ほどの「ドーナツホール」同様に作詞作曲がハチこと米津玄師さんとなっています。

また、米津玄師さんがハチとしての最後の曲ともいわれています。

そんな米津玄師さんのハチとしての思いが詰まった一曲を歌っているEveさんですが、「ドーナツホール」とはちょっと違った雰囲気で歌っているのがGoodですね!

Eveさんの独特な雰囲気と「砂の惑星」とのコラボが、イメージ通りのカバーということもあり、米津玄師さんの想いを代弁しているように見えてきますね。

太陽系デスコ/cover:Eve

次にご紹介するのは「太陽系デスコ」です。

「太陽系デスコ」のMVをみていただけるとわかるのですが、MVの仕上がりがEveさんの代表曲の「ナンセンス文学」や「ドラマツルギー」に似ていて、どちらも独特な雰囲気で個性が溢れていますね。

また、「太陽系デスコ」の歌詞はミステリアスな歌詞が多めとなっていて、Eveさんにぴったりの曲となっていると思います。

Eveさんに興味を持ち始めたファンの方にはもってこいの一曲となっていると思います。

まとめ

いかがでしたか?

Eveさんは多彩な才能を発揮して、アーティストとしての活躍にとどまらず、デザイナーであったり、イラストレーターなどと様々な分野で活躍しています。

そんなEveさんの作り出す独創的な世界に惹き込まれるファンは多く、筆者もそのうちの一人です。

また、「ナンセンス文学」と「ドラマツルギー」のMVには黒づくめの一つ目の男という共通点があり、今度もこの共通点を持った新曲が出てくるのではないかとワクワクが収まりません。

今後のEveさんの活躍に期待ですね!

以上、独特な世界観を作り出すEveの『ナンセンス文学』とは一体?!でした。

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