レゲエってどんな音楽?特徴をわかりやすくご紹介
音楽のジャンルにはいろいろありますが、ここでは「レゲエ」とはどんな音楽なのか? そのルーツは一体どこが起源なのか? を掘り下げていきます。また「レゲエ」とは、どういう特徴を持った音楽なのか? その部分についても詳しくまとめていきます。 代表曲も紹介します。
I Shot The Sheriff / エリック・クラプトン
エリック・クラプトンの「レゲエ」です。クラプトンはロックの人ですが、彼が歌ってるこのレゲエ曲は「クラプトンの代表曲の一つ」なのです。
原曲は「ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ」で1973年のアルバム『Burnin' 』に収録されてる曲です。それをエリック・クラプトンが1974年にカバーします。そのカバー曲で、クラプトンは初めて全米1位を獲得したのです。
このヒットをきっかけに、クラプトン好きなロックファンにも「ボブ・マーレー」の存在が知れ渡っていったと言われています。
その後、「ボブ・マーレー」のこの曲はクラプトン以外にも人気アーティストによってカバーされていきます。
Rockaway / ベレス・ハモンド
2001年の曲で、歌っているのは「ベレス・ハモンド」です。現代レゲエ界の大御所と言われるアーティストで、この曲は彼最大のヒット曲になりました。
歌ってる内容は「マービン・ゲイ、パティ・ラベル、アレサ・フレンクリンなんかを聴いて、踊ってたあの頃が懐かしいよ」っていうノスタルジーなものです。
その後、レゲエは進化し「ラバーズ・ロック」というサブジャンルが生まれ、この曲はその代表曲になります。
Baby I Love U / TEE
「レゲエ」は日本にも波及し、日本語を上手く乗せながら独自進化させ、極上のラブソングになった名曲『Baby I Love You』も「レゲエ」です。
この曲は「TEE」がインディーズ時代に発表したミニ・アルバム『Palette』に収録されている曲で、2010年にセルフカバーという形で再リリースします。
音楽番組のテーマ曲にもなり、その後、2012年に「シェネル」にもカバーされる名曲に発展していきました。
まとめ
歴史を辿ると、元は奴隷社会のジャマイカ文化から生まれた悲しい曲だったのです。
でも歴史の流れの中で、ジャマイカの温かい気候を反映した、夏の「LOVE&PEASE」な音楽というのが、現代の「レゲエ」という音楽ジャンルになったんだな、と改めて思いました。
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