【11選】『U.S.A.』で再び再熱するDA PUMP、他にも魅力的な曲が数知れず!人気曲11曲をご紹介!
90年代に活躍したダンスボーカルグループのDA PUMPですが、『U.S.A.』が2019年に大ヒットし16年ぶりにNHK紅白歌合戦に出場するなど再ブレークを果たしました。
そんな今話題のDA PUMPの魅力的な曲をご紹介!
3位 桜
TBS系『CDTV』2019年2月・3月オープニングテーマで、2019年3月6日に発売されたDA PUMP30枚目のシングル。
軽快なテンポでノリの良い前作「U.S.A」とは打って変わって、「桜」は切ない雰囲気を纏ったテクノポップといった仕上がりになっていますが、どこか懐かしい90年代ダンスサウンドを連想させ、切なさとノスタルジー感ー漂う一曲です。
MVはもちろん、曲のアレンジからダンスの魅せ方まで、全体で日本の「和」がテーマとなっており、ボーカルのISSAの歌唱力を前面に打ち出した、人生を表現した美しい作品となっています。
メンバーの衣装は全員「紫色」を基調とし、色鮮やかな映像にかなりのインパクトを与えましたが、「桜」なのにピンクじゃなくて、なぜ紫?と色に突っ込みを入れたくもなります。
ですが、紫にすることにより落ち着いた淡い大人の色気が出て、この曲のイメージと合っているような気もします。
曲中で激しく踊りながらも、楽曲の世界観を際立たせる華麗なダンスパフォーマンスで、特に、サビの枝垂れ桜をイメージした「サクラフィンガー」が印象に残る振付は印象的です。
個々に高いダンススキルを持ったメンバーならではの、各々の魅力が重なり合いながらも、さりげなく見事に「和」を表現する、大人の魅力たっぷりのしなやかなパフォーマンスで更にDA PUMPの新たな一面を魅せてくれました。
「桜」と韻を踏む語として「ファビュラス」という印象的なワードが使用され、テレビ朝日「ミュージックステーション」で同曲が初披露されると、「ファビュラス」がTwitterでトレンド入りし、早速話題にもなりましたね。
繚乱桜 咲き誇って 宙舞って 散る一切
生涯ファビュラス 啖呵切って 見栄張って 精進したい
かつて見た あの景色 見せたい人がいるのさ
繚乱桜 それはだって今のオレ
桜ファビュラス 咲くは桜ファビュラス
・繚乱桜(りょうらんざくら)
・啖呵(たんか)
など、「和」テイスト満載の歌詞にも注目です。
「繚乱」とは、百花繚乱という四文字熟語があるように、入り乱れている様を意味する単語となっています。
おそらく「繚乱桜」は、無数の桜が山に入り乱れている様子を表現した言葉であるとイメージし、桜が舞い散って全力を尽くしてその役目を終える姿をうまく主人公と重ね合わせていますね。
ちなみに、話題となった「桜ファビュラス」でが、ファビュラスってどういう意味かご存知でしょうか?
「物凄い」「途方もない」などの意味を持つ英語の形容詞です。
主人公の目標や夢が桜が散るような凄いスピードで精進していき、途方もない人気を誇るビッグスターになってゆく姿をイメージしていると思われます。
2位 P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~
「劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer」主題歌で、2019年8月7日に発売されたDA PUMPの31枚目のシングル。
アメリカで流行した「ウォー」と呼ばれるダンスと、志村けんのギャグ「アイーン」を兼ね合わせた「バイーンダンス」
それに加え、マイケル・ジャクソンの「スリラー」をリスペクトした「ゾンビウォーク」と、片足で飛び跳ねる「レインボージャンプ」といった、3種類のダンスが登場して大変話題になりました。
飲み会帰りのカラオケで非常に盛り上がりそうな一曲です。
この曲の作詞は「U.S.A.」も「桜」も手掛けているshungo.
この「P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~」というタイトルですが、
「PARTY」と「フィスティバル」と2つ重ねてお祭り騒ぎをてんこ盛りで強調しています。
果たしてどんなお祭りなのでしょうか?
ユニバースを訳すと、宇宙、世界、全人類、万物・・・などありますが
この中では「全人類」が1番意味が近い気がします。
Everybody シャッフルしよう、世代
連鎖するスマイル
Let`s party エンジョイしなきゃもったいない
だって、人生は一回
カラオケではとても盛り上がりそうな一曲ですね。
昭和~平成~令和と時代はめまぐるしく変化していますが、昭和だからとか平成だからとか言い訳せずに、まずはみんなで楽しむことが大切。
生まれた西暦や年齢なんて関係ない、世代を越えてシャッフルしちゃえば?まずはカンパーイ!
みたいなノリノリで明るい曲に仕上がっています。
1位 U.S.A
イタリア人歌手Joe Yellowの曲をカバーし、2018年6月にリリースされた29枚目のシングル。
前作品から約3年半の月日を経て発売されたこの曲は、話題の“シュートダンス”を取り入れ、MVの再生回数はYouTube上で既に2億回を突破し、DA PUMPとしては16年ぶりに紅白歌合戦への再出場を果たすことが出来ました。
まずこの曲ですが、とにかくダサいと評判のジャケット写真がSNSで話題となりました。
構図やいまいちキマらないフォントに加え、なんとも言えない安っぽさを感じる作りが、90年代後半~ハロプロを彷彿させるという事もあり、ハロヲタ界隈のTwitterのタイムラインは、DA PUMPの新曲がなんだか昔のハロプロっぽいという話題で盛りあがりました。
PV終盤では、M.C.ハマーをモチーフにした「驚異のインベーダーフォーメーション」が展開されるわけですが、この時のテッカテカした光沢感のある衣装はモーニング娘。の代表曲「LOVEマシーン」彷彿とさせます。
現在アラフォーでDA PUMPに反応する世代なら一度は見たことがあるであろう、青春時代によく見ていたアイドルやグループのPVとリンクする部分があったはずです。
90年代を彷彿させるような聞き馴染みのあるユーロビートを基調とした耳残りの良い楽曲に、ボーカルISSAの安定した歌唱力とクオリティーの高いダンサー陣のパフォーマンスが加わって見事に大流行し、社会現象にもなりました。
U.S.A.のPV監督である多田卓也氏は、実際にハロプロ曲のPVも担当したことがあり、他にもももクロ、ジャニーズなどアイドル中心に幅広くアーティストの楽曲を手がけている業界では有名人です。
この曲のタイトルは『U.S.A』、つまり「アメリカへ向けた歌」となっており、アメリカの文化への憧れや決意が歌詞の中でも力強く歌われています。
C`mon,baby アメリカ ドリームの見方をinspired
C`mon,baby アメリカ 交差するルーツ タイムズスクエア
C`mon,baby アメリカ 憧れてたティーンネイジャーが
C`mon,baby アメリカ 競合してく ジパングで
曲調はもちろん、歌詞がとにかく覚えやすく耳に残りやすいですね。
「タイムズスクエア」はアメリカのマンハッタンにある「世界の交差点」とも呼ばれる交差点です。
ブロードウェイの劇場が多く存在していることから「アメリカの文化発祥の地」とも言われています。
アメリカという大舞台に立って、世界一大きな夢を叶えようという強い意志が現れ、これがリスナーに伝わり、DA PUMP再ブレイクに繋がったのかもしれませんね。