【TRF】今だからこそ振り返りたい!TRFおすすめ名曲20選

音楽シーンに多大な影響をもたらしたグループ、TRFをご存知ですか?彼らの残した名曲は今も色褪せず様々な人達に愛され続けています。そしてデビューから28年経った今も現役で活躍し続けるTRF。今回はそんな彼らの魅力をおすすめの名曲とともにご紹介します。

記事の目次

  1. 1.数々の名曲を生み出したTRFとは?
  2. 2.名曲を生み出したTRFのメンバー
  3. 3.TRFの名曲はなぜ人々に聴かれ続ける?
  4. 4.TRFの名曲ランキングTOP17【1~9位】
  5. 5.TRFの名曲ランキングTOP17【10~17位】
  6. 6.TRFの隠れた名曲を紹介!
  7. 7.エクササイズやダイエットにおすすめのTRF名曲
  8. 8.TRFの名曲選、いかがでしたか?

数々の名曲を生み出したTRFとは?

TRFとはDJのDJ KOO(ディージェイ・コー)、ボーカルのYU-KI(ユーキ)、ダンサーのSAM(サム)、ETSU(エツ)、CHIHARU(チハル)の5人からなるグループです。
海外レコードの卸会社だったエイベックスが邦楽アーティストに取り組み始めた初期から所属していて、グループでエイベックスからデビューしたのはTRFが初めてです。

TRFの結成は1992年。
現エイベックスCSOの千葉龍平とTMNの小室哲哉がダンスユニットを作りたいと構想を始めたのがきっかけでした。
最初に揃えたメンバーはDJにThe JG'sのDJ KOO、ボーカルに元:ZOOのYU-KI、ダンサーにヒップホップ・アシッドジャズダンスグループMEGA-MIX。
グループ名は小文字で『trf』とされていました。
YU-KIは小室哲哉がマハラジャ全店で開催していたイベント『TKトラックスナイト』のダンスコンテストで優勝した1人で、小室からスカウトされてメンバー入りしました。
この後、1993年頃までメンバーは流動的に変化していき現在の5人メンバーになります。
小室哲哉プロデュースの中でも攻めた印象の激しいダンストラックであったtrfの楽曲は全国のクラブなどでヘビーローテーションされ、アンダーグラウンドで認知度を高めていきました。

TRFのメジャーデビューは1993年。
変わらず小室哲哉プロデュースのもと、デビュー曲『GOING 2 DANCE/OPEN YOUR MIND』とアルバム『trf ~THIS IS THE TRUTH~』でメジャーデビューを果たします。
セカンドシングル『EZ DO DANCE(イージートゥダンス)』ではシーブリーズのCMソングに起用されたこともあり一気に大衆の認知度を獲得することとなりました。

その後もtrfの活躍は止まりません。
1994年~1995年にかけてリリースしたシングル5作品が立て続けにミリオンセールス達成。
1995年3月にリリースした『overnight sensation ~時代はあなたに委ねてる~』では、同年の第37回日本レコード大賞を受賞しました。

ここまで小文字の『trf』で活動してきましたが1996年のシングル『Hey! Ladies & Gentlemen』でグループ名を大文字の『TRF』に変更します。
そして1998年には小室哲哉プロデュースから離れ、セルフプロモーションを開始。
1999年に発表したアルバム『LOOP#1999』以降は、新曲ではなく既存曲のリミックスなどを主軸に活動しています。

2000年以降は新しい楽曲の発表はないもののTRF自体の活動は存続。
現在は各メンバーのソロ活動が多く、イベント企画や出演、エイベックスが開設したタレント養成所でのダンス講師、ミュージカル出演など、各々スキルを活かし精力的な活動を続けています。

デビュー20周年にあたる2012年にはDVD『イージー・ドゥ・ダンササイズ』を発売。
エクササイズ用に再構築したダンスとTRFのヒット曲に合わせて楽しくエクササイズができると大変話題となりました。

名曲を生み出したTRFのメンバー

DJ KOO(ディージェイ・コー)

TRFではDJ、ラップを担当。
TRFのリーダーでもあり作曲作詞も行っています。

DJ KOOは東京都出身。
12歳のとき、ブリティッシュ・ロックに影響を受けギターを手にしました。
高校生になったときにダンスミュージックと出会い、先輩DJに誘われて新宿のディスコ『カンタベリー・ハウス』、『B&B』でDJを勤めることになります。
DJ KOOのコンピューターとMIDI SYSTEMでできる全く新しい音楽作りが話題となり、1986年にはDJ HONDAとリミックスチーム『THE JG's』を 結成し、数多くのリミックスやプロデュースを手がけました。
その活動の評価は瞬く間に拡がり、 国内最強のリミックス集団として伝説となりました。

2014年からはタレントとしても活躍しています。
DJ KOOの人柄の良さと独特のキャラクターは様々なバラエティ番組で評価されています。

YU-KI(ユーキ)

TRFではボーカルを担当。
1998年以降は作詞・作曲にも携わっています。

YU-KIはあの有名曲『Choo Choo TRAIN』を発表したダンス&ボーカルユニット『ZOO』の元メンバーです。
『ZOO』にはテレビ朝日のダンスオーディション番組『DA DA LMD』の第3回チャンピオン大会で準優勝したことがきっかけで参加しています。

1998年以降はソロ活動として声優やナレーション等、ボーカリストに留まらない幅広い活動を行っていました。

2003年6月にはブロードウェイの大ヒットミュージカル『RENT』の作者ジョナサン・ラーソンの遺作『Tick,tick...BOOM!』に主演として抜擢。
翌年2004年5月には日生劇場で、地球ゴージャスプロデュースによる音楽劇『クラウディア』の主演を獲得するなど、ボーカルだけでなく舞台でも大きな評価を受けています。

SAM(サム)

TRFではダンス・振付を担当。
TRFコンサートのステージング構成やコリオグラフも担っています。

SAMは埼玉県出身。
15歳でダンスの面白さを知った彼は単身NYへダンス留学に向かいます。
スタジオではクラシックバレエやジャズダンスの基礎を、スタジオ以外ではストリートダンスやハウスダンスなどを習得していきます。

様々なジャンルのダンスに精通した彼はTRFだけでなくダンス界においても大いに存在感を残しています。
SMAP、東方神起、BoA、V6など多数の有名アーティストの振付を担当。
コンサートプロデュースを行いダンスクリエーターとして幅広く活躍しています。

また最近は様々なダンサーオーディションを企画し、自らもレッスンやプロデュースを行うなど、次世代ダンサーの育成ために精力的な活動を行っています。

ETSU(エツ)

TRFではダンス・振付を担当。
TRFコンサートのステージング構成も担っています。
『Burst drive Mix』シリーズではジャケットのデザインも担当されました。

小さい頃からダンスに触れていたETSU。
6歳のときに民族舞踊(インド舞踊,日舞など)を習い始め、18歳でジャズダンスに目覚めます。
NYやLAなどで様々な公演に出演した後、ダンスグループ『MEGAMIX』に参加。
そこからTRFに繋がっていきます。

ETSUもダンス界で幅広く活躍しています。
野猿、安室奈美恵など有名アーティストの振付け、演出、構成に携わりました。

絵の才能もある評価を受けています。
2002年には(株)オリコン内『weekend gallery』で初めて個展を開き、翌年には赤坂『CAFE LOLITA赤坂店』で3ヶ月間と長期にわたり個展を開催しました。

現在は次世代ダンサーの技術向上と育成のため『ETSU&CHIHARUオープンスクール』を全国で展開しています。

CHIHARU(チハル)

TRFではダンス・振付を担当。
TRFコンサートのステージング構成も担っています。

CHIHARUのダンス経験は小さい頃から豊富です。
5歳からクラッシクバレエ、18歳でジャズダンスに目覚め1年間ニューヨークにダンス留学しています。
その後、相川七瀬、安室奈美恵、工藤静香、浜崎あゆみなど多数の有名アーティストの振付けとコンサート演出に携わります。

現在はETSUとともに次世代ダンサーの技術向上と育成のため『ETSU&CHIHARUオープンスクール』を全国で展開しています。

TRFの名曲はなぜ人々に聴かれ続ける?

彼らの楽曲がデビューから28年経った今でも色褪せず、人々に聴かれ続けているのはなぜなのでしょうか。
それは彼らの楽曲の残した歴史と小室哲哉との関係にありそうです。

彼らの楽曲スタイルであるダンスミュージック。
今となっては音楽シーンに当たり前にあり普段からよく耳にするものとなりましたが、80年代はまだまだ認知度は低く、一部の人に好まれるマイナーな印象の強いものでした。
それを大衆に浸透されたのがTRFです。

また、ボーカル、DJ、ダンサーでなるグループもメジャーシーンにはなかったスタイルで、TRFのデビューは後のアーティストたちに大きな影響を与えました。
TRFの楽曲はたくさんの有名アーティストにカバーされ今も歌い続けられています。
このことから様々なアーティストからリスペクトされているのがみてとれます。

全てではないですがTRFの楽曲は小室哲哉プロデュースであったこともポイントの一つです。
1990年代半ばに多感な時期を過ごした世代なら、小室哲哉プロデュースの楽曲は必ず通る道ではないでしょうか。
多感な時期に聴いた楽曲は他の時期に聴いたものに比べると特に影響が大きく覚えていることが多いです。

30代~の人にとっては身に沁みついた想い出の曲、若い人にとっては今のアーティストに影響を与えた偉大なダンスミュージックであることからTRFの名曲は今も聴き続けられているのかもしれません。

TRFの名曲ランキングTOP17【1~9位】

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【1位】crazy gonna crazy(クレイジーゴナクレイジー)

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