『King Gnu(キングヌー)』って知ってる?今話題のミクスチャーロックバンドを大調査!
各方面から注目される存在である『『King Gnu(キングヌー)』。楽曲やメンバービジュアルからはどこか不思議な雰囲気を感じますが、いったいどんなバンドなのか。今最も気になる『『King Gnu(キングヌー)』というバンドやメンバーについて、調査してみました!
4人組ミクスチャーロックバンド『King Gnu(キングヌー)』
突如出現し、一気に知名度を上げ、今注目度ナンバー1とも言われるバンド、『King Gnu(キングヌー)』。
彼らのことを知らないという人でも、今話題沸騰中でCMやドラマなどにも多くタイアップされる『King Gnu』の楽曲は、私たちの知らぬ間に実は耳にしていることも。
テレビで流れれば思わずパッと目を引く魅力を持つ彼らの音楽。
今回は、そんな『King Gnu』の魅力に迫っていきたいと思います。
生い立ち・経歴
2015年に、常田大希を中心に「Srv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)」というバンドが結成され、同年9月16日には全国流通盤である1stアルバム「Mad me more softly」をリリース。
その後、2017年にメンバーが現在の編成となり、同年5月にバンド名を『King Gnu(キングヌー)』に改名。
7月にはFUJI ROCK FESTIVAL 2017に出演、10月25日には『King Gnu(キングヌー)』名義となって初のアルバム『Tokyo Rendez-Vous』をリリースしました。
このアルバムに収録されている『vinyl』という楽曲は、パーソルテンプスタッフのブランド広告にも起用されCM映像も公開されました。
2018年1月28日には初のワンマンライブを渋谷WWWで開催。チケットは即日ソールドアウトとなり追加公演も発表されるほどの盛況を見せました。
その後も、同年7月13日に恵比寿LIQUIDROOM、7月16日には大阪Shangri-Laでワンマンライブ「Flash!!!」を開催。
どちらの日程も共に即日ソールドアウトとなりました。
『King Gnu』はまだメジャーデビューもしていない頃から異例の人気を誇っていたバンドだったのです。
2019年1月には、フジテレビ系のドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌に『白日』が起用されその知名度をさらに急激に広めることとなり、同年1月16日にメジャーデビューを果たしました。
多数のフェスなどにも出演し各方面から引っ張りだこの『King Gnu』。
2019年6月に開催された「森、道、市場2019」ではメジャーデビューから2年ほどのバンドでありながらメインステージの大トリを飾るなど、リスナーからも業界からも確固たる評価を受けているバンドです。
『King Gnu(キングヌー)』というバンド名は、その名の通りヌーという動物が由来となっています。
ヌーは春になると仲間同士で合流をし始め、最終的には大きな群れとなって移動するという習性を持つ動物です。
そんなヌーのように多くの人を巻き込み大きな群れとなりたいという思いから、『King Gnu(キングヌー)』というバンド名となりました。
その言葉の通り、『King Gnu』は今や着実に大きな群れとなり、日本中を巻き込んで大旋風を起こすバンドとなっています。
『King Gnu(キングヌー)』の音楽性
『King Gnu』の楽曲は、そのすべての作詞・作曲を常田大希が手がけていますが、各メンバーが多方面からさまざまな音楽の影響を受けておりそこから彼ら独自のセンスによって変化を加えた新たな音楽を生み出しています。
『King Gnu』は自らの音楽を「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」と名づけており、彼らだけの世界観を色濃く反映した楽曲が特徴となっており、ブラックミュージックを基礎としながら、メンバーがそれぞれ影響を受けてきた音楽を活かしながら彼ら独自の音楽を邦楽のジャンルとして生み出しています。
彼らの音楽の自称である「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」に込められた”トーキョー”というところに、『King Gnu』の邦楽というジャンルへのこだわりが感じられます。
ダークで妖艶で、どこか影を帯び、オシャレなようでどこか這いつくばるようなところも感じさせる彼らの音楽は不思議な魅力に溢れています。
心地よく聴けるのにたまらなく心を揺さぶるような、決して上辺だけではない本能の部分へ訴えかけて突き動かすような魅力を持つのが、『King Gnu』の音楽です。
唯一無二の音楽であるからこそかどこか孤独も感じさせるところもあり、まさに孤高の天才集団です。