『前前前世』だけじゃない?!『君の名は。』で使われているRADWIMPSの曲紹介
映画『君の名は。』の大ヒットにより、音楽を担当したRADWIMPSの知名度も急上昇しました。
主題歌である「前前前世」のYouTube動画再生は2億回を越えていますが、『君の名は。』で使われている他のRADWIMPSの曲も映画の魅力とともにご紹介します!
劇中歌(挿入歌)の紹介【RADWIMPSの曲に限る】
劇中で映画を盛り上げる「挿入歌」は映画の大ヒットとともに大人気!
カラオケで歌ったらモテること間違いなしでしょう(笑)
歌詞も『君の名は。』の世界観そのものなので、映画で泣いた方は歌だけでもうるっときてしまいます。
さて、そんな映画を盛り上げる挿入歌を4曲ご紹介します!
誰もが知っている、主題歌『前前前世』
独特のタイトルとポップな曲調が、これぞRADWIMPSの音楽!と言いたくなるこの主題歌。
サビの『君の前前前世から僕は君を探しはじめたよ』という歌詞は、まさに「時空を超えて君に会いに来たよ」という『君の名は。』のストーリーを物語っています。
その他にも『心が身体を追い越してきたんだよ』や『宇宙』『何憶何光年』など、体の入れ替わりや隕石をイメージさせる歌詞も出てきます。
RADWIMPSと新海誠監督が、一緒に映画を作ったというのがよく分かりますね!
「前前前世」は劇中では主人公の瀧と三葉が入れ替わりに気付いた、割と序盤の方で流れます。
初めて映画を観たときに主題歌はてっきり最後に流れると思っていたので、「ここで流れるのか!」と少し驚きました(笑)
しかし歌詞を聞いていると、ストーリーがよりスッと心に入ってきます。
『スパークル』
この曲も主題歌の「前前前世」と同様とても人気のある曲です。
「スパークル」とは英単語の「sparkle」からきていると思われます。
「sparkle」は色々な和訳がありますが、「きらめき」という意味が一番しっくりくるでしょう。
歌詞の中にも「砂時計」や「万華鏡」というキラキラしたイメージのものが出てきます。
個人的にはこの曲の方を主題歌と言ってもいいのでは?と思うくらい、『君の名は。』のイメージにぴったりの曲だと思います!
そしてイントロからずっと流れるピアノのキラキラしたメロディーも、「きらめき」を表しているようで綺麗ですね。
劇中では、彗星が飛んできて三葉が街の人たちを救おうとするシーンで流れます。
『夢灯籠』
オープニング曲として流れるのが「夢灯籠」という曲。
短めの曲ですが、特に最後の部分の歌詞が『君の名は。』のストーリーをぎゅっと詰め込んだものになっています。
5次元にからかわれて それでも君をみるよ
また「はじめまして」の合図を 決めよう
君の名を 今追いかけるよ
この「5次元」という言葉は「パラレルワールド」を指していると思われます。
パラレルワールドとは私たちが生きている世界とは別の時間軸の世界がある、という考え方です。
『君の名は。』は主人公の瀧と三葉が入れ替わっていたのは「過去」と「未来」でした。
そして瀧が三葉の過去を変えたことで、別の時間軸の世界(パラレルワールド)ができてしまったのです。
この映画の設定を、実はオープニングで歌っていたんですね!
『なんでもないや』
感動のエンディングで流れるのが「なんでもないや」という曲。
サビで「タイムフライヤー」という言葉が出てきますが、これはタイムスリップを意味しています。
時を越えても一緒にいたい!というようなロマンチックな歌詞なので、これはもし好きな人にでも歌われたらキュンとしてしまいますね(笑)
三葉の声を演じた上白石萌音のデビューアルバム「chouchou」にも収録されています。
RADWIMPSバージョンだと男性目線、上白石萌音バージョンだと女性目線の歌に聞こえるので、どちらも素敵ですよ!
まとめ
『君の名は。』は主題歌の「前前前世」だけでなく、他の挿入歌も映画を盛り上げるために欠かせない曲だったんですね。
この映画で「RADWIMPSの曲ってすごくいいじゃん!」と思った方も多いはず。
(筆者もその一人です。)
そして7月には新海誠監督の最新映画、『天気の子』が公開されます!
今回の作品でもRADWIMPSとのコラボが実現したようなので、公開が楽しみですね。
『君の名は。』同様、映画も音楽も大ヒットが期待されます!