【CMソング】AppleのCMがかっこいい!各製品で使用されている曲をわかりやすくご紹介

世界で最もイノベーティブな企業であるApple社。そんなAppleのCMと、CMで使われた曲はいつも話題に!これまでAppleのCMに起用された数々の楽曲を振り返りながら、AppleのCMが多くの人から注目される理由を探ってみたいと思います。

記事の目次

  1. 1.Appleは世界で最もイノベーティブな企業
  2. 2.Appleは最高のユーザー体験を提供する
  3. 3.AppleのCMはいつ見てもスタイリッシュでかっこいい
  4. 4.AppleのCMにおける音楽の役割
  5. 5.AppleのCMに多い、映像と音楽のコラボ
  6. 6.AppleのCMで使われる曲はいつも話題
  7. 7.これまでAppleのCMで使われていた楽曲を一覧でご紹介
  8. 8.AppleのCMについてのまとめ

AppleのCMに多い、映像と音楽のコラボ

Photo byannca

“視覚×聴覚”の効果で、より強く視聴者の意識に働きかけるようなアプローチもAppleの手法の一つです。

とくにカラーバリーションや画質の美しさをアピールしたCMに多いのが“映像と音楽のコラボ”
映像や音声によるコマーシャルメッセージに、アーティストや楽曲が持つ個性を加えることで、視覚と聴覚の両方に訴える作品になっています。

先程ご紹介したiPhone XR ~あふれる色~のCMもカラフルな作品でしたが、AppleのCMではカラーをテーマにしたCMや楽曲がたくさんあります。
そのいくつかをご紹介します。

1999年CM【iMac G3】/曲名「She’s a Rainbow」


Windowsに押されていたAppleを窮地から救った名機iMacのCM。
今でもよく覚えているという人が多い懐かしのCMです。

カラーバリエーションのあるパソコンなんて考えられなかった時代、この商品は新たなAppleユーザーの拡大に貢献しました。
ポップなカラーのiMacが軽やかにくるくる回る映像は、従来のパソコンのイメージを一新しました。

このiMacという商品の登場、そしてこのCMが、Appleというブランドの一つの転機だったのではないでしょうか。

曲はミック・ジャガー率いるThe Rolling Stonesの「She’s a Rainbow(彼女は虹色)」です。
ローリングストーンズは、1960年代前半から現在まで半世紀以上、1度も解散することなく第一線で活躍を続けるロック界のレジェンド。
今思えば、Apple界のレジェンドiMacにピッタリですね。

ストーンズを聞かない世代でも、その名前や彼らの代表曲のいくつかは知っていることでしょう。
本曲もその一つ。このCMで知ったという人もいたかもしれません。

2000年CM【iMac】/曲名「White Room」


iMacのCMで、楽曲はホワイトカラーに因んで、1968年にリリースされたCreamの名曲「White Room」が使用されています。

クリームは、言わずと知れたイギリスの伝説的バンド(1968年に解散)。エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・べイカー という英国ミュージック・シーンを代表するスターが集結したスーパー・バンドです。

本曲は1968年のサード・アルバム「Wheel of fire」からのファースト・シングルで、全英チャート28位、全米チャートでは5位の大ヒットを記録しました。

2000年当時でも30年前、現在では50年も昔の曲です。
何なんでしょうか…このサイケデリックなカッコ良さは!名曲はいつの時代でもスタンダードです。

ついでにブルーバージョン(iMac G3 DV Indigo)では、エルビス・プレスリーの「Blue Suede Shoes」が使われていました。
“えっ?また色かよ!?”と思うでしょうが、まあSimple is bestということで。

2007年CM【iPod nano】/曲名「1234」


iPodTouchi、iPod Classicに次いで発売された、Pod nano 3GのCM。
使用されたFeist(ファイスト)の「1234」はこのCMをきっかけに大ヒットしました。

iPodの新しいモデルとして登場した“iPod nano”は、ビデオ再生機能が追加されたことや、これまでのiPodの中で最もコンパクトな形状、カラーバリエーションが豊富なことがセールスポイントでした。

色とりどりの衣装を着たダンサーたちが踊るミュージックビデオ。
実際のCMに登場するカラフルなiPod nanoのディスプレイで、同曲のMVがそのまま使用されています。

ファイストは、1976年カナダ生まれのシンガーソングライターです。
2007年フジロックにも出演。翌年第50回グラミー賞では「最優秀新人賞」「最優秀女性ポップ・ヴォーカル」「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」「最優秀短編ミュージックビデオ」の4部門でノミネートされました。

彼女のちょっとハスキーでスウィートな歌声とゆるいフォーク調のサウンドは、多くの人の記憶に残っているのではないでしょうか。

2008年CM【iPod + iTunes】/曲名「Are you Gonna Be My Girl」


こちらも10年以上前のiPod + iTunesのCMです。

使われている曲は、Jet(ジェット)の 「Are you Gonna Be My Girl」です。
おしゃれな映像とインパンクのある楽曲で、スタイリッシュさがより強調されています。

このシルエットCMはシリーズ化されており、Pharrell WilliamsがいたN.E.R.Dやバーチャル覆面音楽プロジェクトGorillazの楽曲も起用されました。

ジェットは、オーストラリアのロックバンドで、「Are you Gonna Be My Girl」は2003年リリースされたデビューアルバム『Get Born』から先行リリースされた曲です。
同曲は、全米レコード協会公認のプラチナ・デジタル・シングルの認定を受け、またMTVビデオ・ミュージック・アワードでベスト・ロック・ビデオ賞を受賞しています。

2018年CM【iPhone XR】/曲名「Loyal」


昨年放送されていたiPhone XR -登場篇。

使用されている楽曲は、ODESZA(オデッザ)の「Loyal」という曲です。
オデッザは、エレクトロニック系を得意とするシアトル発の人気プロデューサー・ユニット。

本国アメリカではザ・チェインスモーカーズなどのEDMアクトにも匹敵する人気を誇り、2017年にリリースしたアルバム『A Moment Apart』は、グラミー賞では2部門にノミネート、全米チャート初登場3位の快挙も達成。
使用されている「Loyal」は、ファンの間ではライブアンセムとしてカルト的人気を集めていた楽曲です。

このCMでのメインは、“触れるたびに鮮やか”と謳うiPhone XRの美しさと強さ。
シンプルな映像ですが、その分iPhone XRの存在感が際立っており、目に飛び込んでくる色の鮮やかさが印象的です。
「Loyal」の壮大で重厚なサウンドがさらに高級感を与えています。

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AppleのCMで使われる曲はいつも話題

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