【11選】「歌ってみた」で使うべきマイクを厳選してご紹介！

「歌ってみた」を始めるのであれば、自分の声の長所を最大限に生かしてくれたり、こもったり加工されたりしない高音質なマイクを選ぶことが重要です。

マイクが悪いと音も悪くなるので、他の「歌ってみた」の歌い手のようなクオリティの音源ができません。

とは言え、いきなり高額なプロ用のマイクを購入すると初心者やアマチュア・趣味志向の方にとっては、少々扱い辛く感じると思います。

初めて間もない方やそこまで音楽機材に関心がない方は、安価で手軽に使えるものでも充分に高音質なものが販売されているので、そういった製品を選び購入しましょう。

本格的に長く使用したい方は高額でも高性能・超高音質で、寿命も長いものを入手するのが良いです。

今回はプロ用・アマチュア用に分けて「歌ってみた」で使うべき、おすすめのマイク11選を紹介します。

マイクの種類は大きく分けて、コンデンサーマイクとダイナミックマイクマイクの2種類あります。

「歌ってみた」で歌い手が使用しているマイクは、主にコンデンサーマイクです。

ダイナミックマイクを使用している「歌ってみた」の歌い手も時々いますが、なぜコンデンサーマイクが好んで使われるのか、それぞれの違いを把握しておきましょう。

コンデンサーマイクはレコーディングに使用されるマイクで、細かい音をクリアに拾うことにおいて優れています。

「歌ってみた」はレコーディングする段階を踏んで制作するので、コンデンサーマイクの使用がおすすめです。

少しの衝撃や破損に弱いので、扱いには充分に注意しましょう。

また作りが非常に繊細なため、小まめにメンテナンスしないと寿命が短くなります。

ダイナミックマイクと違いファンタム(48V)電源がないと使用できません。

コンデンサーマイクを使用する際は必ず、ファンタム電源が付いているオーディオインターフェースを購入しましょう。

ダイナミックマイクは、ライブハウスやカラオケなどで使用するマイクです。

コンデンサーマイクと比較すると壊れにくいこともあり、手で持って動きながら歌うことにも向いています。

ハウリングにも強いですが同時に、小さく繊細な音を拾うことは苦手です。

レコーディングの現場でも時々使用される場合はありますが、特別な理由がない限りほとんどの場合はコンデンサーマイクが使用されます。

したがって「歌ってみた」のレコーディングでも歌い手が使用するには、ダイナミックマイクだと小さく繊細な音が拾われにくいため、あまり適切ではありません。

「歌ってみた」で使うべきマイクを、初心者・趣味志向のアマチュア用とプロ用と、両者ともにおすすめできるものに分けて紹介します。

マイクは多くのメーカーから販売されていますが、その中でも世界中の音楽家が信頼している、間違いのないメーカーから選びました。

アマチュア用のマイクの項目では初心者の方や趣味志向の方が扱いやすく、安価でも高音質なものを5つ紹介します。

同じマイクでもそれぞれ特徴が違うので自分の声の特徴に合うものや、求めている音質に合っているものを購入するのがよいでしょう。

「歌ってみた」など自宅でのレコーディングを初めて間もない方から、一番最初に購入されることが多いマイクです。

安価で入手できボーカルはもちろん、アコースティックギターなどの生楽器のレコーディングに向いています。

サウンドはやや高音がギラギラしている印象です。

そのため高音域のノイズも拾いやすくなるので、自分の唇や息から出るノイズに気を遣う必要があります。

高音域が強いマイクが欲しい方やブレス音をしっかり拾ってほしい方には、最適のマイクと言えるでしょう。

低予算でバランスのよいサウンドの音楽機材を多数販売しているaudio-technicaのAT2020は、1万円台ながら充分な音質が望めます。

プロやセミプロが、サブの宅録用マイクとして持っている場合も多いです。

ただし若干音の厚みに欠けるため、重厚感のあるサウンドを求めてい方にはやや物足りないかもしれません。

J-POPが好きな方には、こちらのマイクはかなりおすすめと言えるでしょう。

バランスの良い製品が多いaudio-technicaのAT4040は、先ほど紹介したAT2020の上位版です。

感度がかなり高く、声量がない人やウイスパーボイスが売りな歌い手にも重宝されます。

強いてあげれば高音域の伸びや低音の重量感が、やや高額なマイクと比較すると劣る部分はあるというところでしょうか。

しかしその点も、普通に使用する場合はほとんど気にならないと思います。

初心者～上級者まで、かなり評価の高いマイクです。

AKGはレコーディング用のマイクでプロも愛用しているマイクを多く扱っている有名メーカーですが、その「C414」という製品をDTM向けに発売されたのがこちらです。

初期状態は高音が強くチューニングされているため、キラキラとした軽快で美しいサウンドが録音できます。

ただ低音域が弱いため、もともと高い声の女性の歌い手にとっては音の厚みが物足りなく感じ、やや不向きかもしれません。

もともと厚みのあるどっしりとした声色の方であれば、1音1音クリアで歯切れのよい音が録れるでしょう。

また軽量でコンパクトなため、持ち運び用に購入する人も多いようです。

プロのレコーディング用マイクを販売しているメーカーの中で、最も有名なのがNEUMANNです。

こちらはNEUMANNが一般向けに販売したマイクであり、コンパクトで使いやすいことに定評があります。

高音域から低音域までサウンドの輪郭がはっきりしており、クリアでタイトな印象です。

ブルースやジャズなどの渋いサウンドや、激しいサウンドを求めている方にはやや物足りないかもしれませんが「歌ってみた」で録音するような、歌がメインの楽曲のボーカルを録音するのであれば全く問題ありません。

他のマイクに比べると男女問わず、対応できるジャンルも幅広いと言えるでしょう。