これでウクレレの基礎をマスター!初心者向け練習方法決定版!
初心者でもウクレレを上手く弾くには、何をしたらよいのでしょう?数ある楽器の中でも手ごろな値段で入手が可能であり、比較的簡単に演奏できるのがウクレレです。ウクレレ初心者に必要な情報や練習方法はもちろん、初めたての人でも弾きやすい課題曲などをまとめました。
世代や国境を超えて親しまれるウクレレ
ハワイなど南国のイメージが強い楽器ですが、今やウクレレは世代や国境を越えてさまざまな人に親しまれている、スタンダードな楽器です。
持ち運びが便利で、値段も手ごろなものが多くあるので気軽にはじめられます。
インターネットではもちろん楽器屋さんや海外のお土産売り場でも入手でき、柔らかいサウンドでコード弾きが可能です。
「歌ってみた」動画などが大流行している今、マスターしてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
大人になってからはじめる方も多いウクレレの、初心者必見の入門知識や練習方法などを紹介します。
ウクレレを買う時に押さえておきたいポイント
これからウクレレを買う方に、気を付けてほしいポイントがいくつかあります。
購入する際には自分が好きな見た目だったり、インスピレーションだったりを大切にしつつ、次のことに注意してみましょう。
長く演奏できる、自分だけのウクレレに出会うことができますよ。
ウクレレ購入時に気を付けるポイント①:ボディシェイプ
ウクレレの形にはいくつも種類がありますが、スタンダード型・パイナップル型がよく見かける基本のタイプになります。
変形タイプもよいですが、1番最初に購入するならスタンダード型かパイナップル型を選びましょう。
スタンダード型
アコースティックギターのように、ボディの中央がくびれているものです。
抱きかかえる時にしっくりくるし、座っている時にウクレレを置く際、太ももの上にフィットします。
持ち運びやすいという利点もあり、もっともウクレレらしいサウンドを奏でられる型です。
パイナップル型
パイナップル型のウクレレは、実際にパイナップルによく似た楕円形のボディが特徴的です。
ボディの中央がくびれているスタンダード型より、ボディの中が広くよく響くので、音量が大きく丸みのあるサウンドをしています。
ウクレレ購入時に気を付けるポイント②:サイズ
ウクレレは基本的に4種類に分けられます。
音が高い順・小さい順に「ソプラノ」「コンサート」「テナー」「バリトン」の4つで、一般的によく使われたり目にしたりするのは「ソプラノ」です。
ソロ演奏向きとして使用されるのは「コンサート」で音量が大きく、音程がしっかりしています。
さらに音量が大きく音程も安定しているのが「テナー」ですが、こちらは初心者には弾きづらく上級者用と言えるでしょう。
もっともサイズが大きい「バリトン」はチューニングなど、他3種類とは勝手が異なります。
最初に購入するなら「ソプラノ」「コンサート」がおすすめです。
ウクレレ購入時に気を付けるポイント③:材質
ウクレレは木で出てきていますが、その木には様々な種類があります。
その木の種類によって音が大きく変わってくるのです。
もともとはコア(コアウッド)という素材で全て作っていました。
基本的なウクレレを入手したいのであれば、コア素材のものを入手しましょう。
しかし最近コアが少なくなってきており、伐採じたい規制され高価なものになっています。
コアの次にウクレレの素材として多く使用されているのが、ギターなどの楽器にもよく使われているマホガニーという素材です。
コアが高額で手が届かない場合は、マホガニーを選ぶとよいでしょう。
他にもいろいろありますが、コア・マホガニー以外は癖があるので初めて購入するのには向かないようです。
ウクレレ購入時に気を付けるポイント④:予算
ウクレレの値段は幅広いです。
安価なものは5000円くらいで入手できます。
しかしせっかく入手するならそれなりの材質で作られた、1万円~3万円以上のコア・マホガニーのものがおすすめです。
安い楽器は扱いも難しければ、思うような音が出せません。
安価なウクレレだとせっかく購入しても上手く弾けず、満足な音が出せずにただの飾りものになってしまう可能性があります。
ウクレレ購入時に気を付けるポイント⑤:本体以外のアイテム
ウクレレをはじめるなら、本体だけではなく他のアイテムも必要です。
もし初心者キットを購入したのであれば、付属されているものもあるかもしれませんが、付属品は使い辛い場合があるでしょう。
それぞれアイテムごとに、使いやすいものを紹介します。
チューナー
チューナーは音程を合わせるための道具です。
マイクで音を拾うタイプのものもありますが、振動を拾うクリップ式をおすすめします。
ウクレレ専用のものもありますが、ギター・ベース用として販売されているものでも大丈夫です。
安いもので、1000円以下で購入できます。
チューナーも値段が幅広くありますが、あまり高額なものだと機能がいろいろ付きすぎて逆に使いづらい場合があります。
1000円~2000円のものが適当でしょう。
クリック(メトロノーム)
音楽は、正確なリズムをキープすることがとっても大切です。
三角のメトロノームを購入するのもよいですが、デジタルでリズム音を鳴らしてくれるクリックが多く販売されています。
持ち運びもできますし、いろいろなパターンのリズムがボタン操作でできるので便利です。
アプリを利用すれば全て代用できる?
スマートフォンのアプリには、チューナーもクリックも両方あります。
購入する手間を省きたいのであれば、アプリをダウンロードするのがよいでしょう。
いろいろな種類が無料でダウンロード可能になっていますが、おすすめのアプリのリンクが以下です。
楽器チューナー Lite by Piascore
メトロノーム - ビート, テンポ と リズム