珍しい楽器・面白い楽器ランキング17選をご紹介！【簡単/小さい/一覧】

見た目はバイオリンやギターのようですが、大きく違うのが楽器下部に付いているハンドルです。このハンドルが、バイオリンで言う所の「弓」になります。いわば機械仕掛けのバイオリンという珍しい楽器です。

ハンドルを回しながら演奏するので、バイオリンやギターとはフォームが全く違いますね。音がバグパイプに似ているため、バグパイプと一緒に演奏したり、バグパイプの代わりとして使われることもあるそうです。

ハーディーガーディーを製作している職人が少ないため、入手するのは難しく高額ですが、安価な手作りキットが販売されています。

珍しい楽器ではありますが、比較的有名なテルミン。テルミンの特徴は、楽器に手を触れずに演奏できる点です。テルミンに手をかざし、その手の位置で音の高さや大きさを変更し演奏します。

静電気の変化で音を出す仕組みのため、演奏する環境や演奏者の変化が大きく作用します。つまりテルミンの演奏をするには、熟練が必要ということになります。ですが、その不思議な音色と演奏している姿に魅力を感じるテルミンファンも多いため、入手が案外容易です。

大手の音楽教室でテルミンのレッスンを行なっているところもあるので、習い事としてもオススメです。

ウドゥ・ドラムは陶器で出来た、見るからに民族楽器な見た目の珍しい楽器です。発祥はナイジェリアと言われており、ウドゥというのは素焼きを意味しています。

手の平や指を使うことで色々な音色を奏でられ、楽器に空いた穴を押さえながら叩くと、独特な低音を鳴らすことが出来ます。エスニックな打楽器に魅力を感じる人には堪らない楽器です。

最近徐々に人気が出始めているのが、こちらのハンドパン。見た目は完全にUFOですが、その音色は美しく今もなお進化し続けている楽器です。スティールドラムと似ていますが、手で直接叩いて演奏するため、スティールドラムよりも表情豊かな音が出せます。

ハンドパンはその個体によって出せる音階が決まっており、チューニングはほとんど不可能と言われています。個体によって違いがあるので、一つ手に入れてもまた違う個体が欲しくなる、という変わった楽器です。

ディジュリドゥは木製ながら、その構造から金管楽器に属する楽器です。ディジュリドゥには音程を変えられるような穴も何もありません。そのため、口の中で舌を動かしたり、口の形を変えたりすることで音程を変え、演奏することになります。

この動画はハンドパンとのセッションです。ハンドパンの透き通った音色と、ディジュリドゥの独特な低音、2つの変わった楽器同士のセッションは、他の楽器には無い魅力があります。

余談ですが、ディジュリドゥの名前の由来は意外なもので、その音色が「ディジュリドゥ」と聞こえたことから名付けられたそうです。
 

トーキングドラムはその名の通り、遠く離れた相手にメッセージを送るための楽器です。まるでモールス信号のようですが、音が一つ一つ文字になっている訳ではなく、一つの音の塊を定型句として理解し合っているようです。

見た目はとてもシンプルで、日本の鼓に似ています。鼓と違うのはその奏法で、脇に挟みながら脇の締め具合で音程を変え、バチや素手で演奏します。この動画でも分かる通り、シンプルな構造ながら奥深い演奏を楽しむことができます。

こちらはタンバリン、ではなくバンデイロという楽器。サンバなどで使用されるブラジルのタンバリンです。皮の張りを変えることで音程を変化させられるため、タンバリンよりも広い音域で演奏できるのが特徴。

昔はカーニバルで楽器隊の基礎を担う楽器でしたが、様々な楽器の出現により、次第に使われなくなってしまいました。

ヒーリング効果があることで有名なシンギングボウルは、チベットで誕生しました。金属でできたこの楽器は、大きさや金属の種類で音が変わります。倍音効果が高い楽器で、この倍音が身体や心に良い影響を与えると言われています。

シンギングボウルと同じく、ヒーリング効果が期待されている楽器です。金属で出来た楽器で、トライアングルのような音色ですが、エナジーチャイムの特徴は音の持続性にあります。チャイムが常に浮いた状態なので、何にも阻害されることがなく、透き通った綺麗な音色が長く続くのです。

手軽に手に入る小さい楽器な上に、難しい奏法もないので、お子様用やヒーリング効果のあるインテリアとしても、オススメの楽器です。

オーシャンドラムは別名サーフドラムともいい、その名前から連想される通り、波の音や雨の音など
を再現できる擬音楽器です。オーシャンドラムの演奏は簡単で、傾ければ波の音、揺すったり振ったりすると雨の音になるなど、自在に好きな音を誰でも奏でられます。

口琴は小さくおもちゃのような、とても面白い楽器です。その歴史は古く、アイヌも使用していたといいます。その音色はどこか可愛らしく、ちょっと笑ってしまうような不思議な音色。

口琴は口の中で音を反響させることで音が鳴ります。つまり、舌の動きや息の吐き方を変えることで演奏する楽器なのです。小さいながらも、音色のインパクトで大きな存在感を示せるので、

もしかしたら子供の頃にこの楽器を駄菓子屋などで、見たことがある人もいるかと思います。このカズーはアフリカで誕生した、非常に安価で手に入れやすい楽器です。演奏は簡単で、特に練習は必要ないとされています。

ホイッスルのような見た目ですが、演奏方法は独特なもので、口に咥えて息を吹き込むのではなく、声を出すことで共鳴し、大きな音が出ます。音程は口の開き方や声の高さで変えられるので、歌を歌うように演奏できるのが魅力です。

この動画は実際にカズーを楽曲に取り入れた、東京事変の「サービス」という曲です。1:15〜あたりの間奏部分に注目して下さい。エフェクトを掛けた声のように聞こえますが、これがカズーの音色です。