【10選】宅録・配信・レコーディング用マイクに最適なモデルはこれ!
近年、ネット配信やアーティストの宅録などが増えており、それに伴い、高性能なマイクも続々と開発されております。そこで今回は、宅録用におすすめなマイクをいくつかご紹介いたします。気になった方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
今では自宅で収録・撮影する「宅録」する人が増えている
近年、ネット環境の発達により、自宅でレコーディングなどを行う「宅録」やボーカルを収録してからパソコンを使って音楽を編集する「DTM」、YouTubeやInstagramなどでの「ライブ配信」を行うアーティストの方が増えております。そこで必要となってくるのが、「マイク」です。
今回は宅録・DTMなどにおすすめのマイクについてご紹介いたします。ライブ配信などを考えている人は参考にしてみてはいかがでしょうか。
宅録用マイクを選ぶ時に注目すべきポイント
マイクを選ぶ点で大事なポイントが2つあります。それは、「マイクの種類」と「指向性」です。「マイクの種類」は大きく分けて2つほど存在し、それが「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」です。詳しいことは下記に記述しますが、各マイクのメリットとでめっりとを理解する必要があります。
また、「指向性」はマイクの方向によって拾える音が異なるというものです。この指向性を正しく覚えていないと、思うような音質にならないという場合があるので注意してください。それでは、各パートごとにご紹介しましょう。
1.マイクの種類
前述のとおり、マイクには「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」という2種類のマイクが存在します。では、この2つのマイクのメリットとデメリットについて比較してみましょう。
1.ダイナミックマイク
ダイナミックマイクはカラオケ店やライブ会場などでアーティストが使用することが多いマイクとなっております。みなさんも、歌番組などで一度は目にされたり、カラオケで使用したご経験があるのではないでしょうか。
このダイナミックマイクのメリットとしては、耐久性などに優れており、比較的安価な値段で購入することが出来るという点です。ライブで使用されている方にとっては扱いやすいかもしれません。しかし、デメリットとして、あまり集音されず、音質もコンデンサーマイクに比べると少し落ちるという点が挙げられます。
2.コンデンサーマイク
コンデンサーマイクは、ダイナミックマイクよりも収音する場所が広く、音楽スタジオやアフレコスタジオなどで使用されるマイクです。コンデンサーマイクを使用するには、ファンタム電源と呼ばれる電源器具が必要となります。主に、ミキサー、マイクプリアンプ、オーディオインターフェイスなどに備わっている種類の電源です。購入前に、こちらの機材も購入しておきましょう。
メリットとして、息遣いなど細かい音まで収音することが出来ることなどが挙げられます。デメリットとしては、湿気などに弱く、取り扱いがダイナミックマイクよりも難しいところです。
2.マイクの指向性
続いて、マイクの指向性についてご紹介いたします。マイクは決まった方向から音を集音するように設計されております。指向性とは、どの方向から音を収音できるかを指す言葉です。
1.単一指向性
単一指向性は、一方向からの感度が高い性質を持つ指向性であり、主にダイナミックマイクやコンデンサーマイクが分類されます。この単一指向性を計上化したものを「カーディオイド」と呼びます。カーディオイドは心臓型の形をした図形になっており、正面から歌うことでより集音されやすいものとなっています。
この他にも、「スーパーカーディオイド」、「ハイパーカーディオイド」、「ウルトラカーディオイド」など、様々な指向性が存在しております。
2.全指向性(無指向性)
全指向性は、特定の指向性を持たないことを指す指向性を言います。主に記者会見や会議などマイクが複数置かれ、どの方向からでも集音することが出来る状態の事です。代表的なマイクとして、インタビューや議事収録のために使用されるコンパクトマイクなどがあります。
こういったマイクは、収録には向いてるかもしれませんが、録音やDTMにはあまり向かないかもしれません。
3.双指向性
双指向性はフィギュア8とも呼ばれる性能を持つマイクで、マイクの前と後ろの双方向から収音が可能となっているマイクの事を指します。主に、対談やラジオなどといった会話を録音する時に使用されることが多いです。また、収音する場所が広いため、声を収録しながらマイクの背面から、楽器の音も拾えるというメリットも存在します。
このように、マイクによって様々な指向性があることを理解したうえで、自分に合ったマイクのタイプを選んでみましょう。