子どものピアノの習い事は何歳から始めるべきか?目的別に紹介!【脳の発達/ピアニスト】

ピアノを習うと頭が良くなるとよく聞きますし、我が子にもピアノを習わせたいという親御さんは多いのではないでしょうか。でも何歳から習わせればよいのか、もしかしてもう遅いのか!?気になるところですよね。
一体何歳からピアノを始めれば良いのか、様々な観点から解説します!

子どものピアノの習い事は何歳から始めるべきか


ピアノは子どもの習い事の中で、常に人気ランキングの上位にあります。
「習い事はピアノだけでいい」と言う科学者もいるほどです。

でもいざ習わせよう!と思っても…

「子どもが何歳から、どこで習えばいいのか?」
「小学生になってしまったけどもう遅い?」
「うちの子には向いていない?」

などなど、不安なことも多いですよね。

そこでこの記事では4歳から大学までピアノを習っていた筆者の体験も踏まえて、脳科学や体の発達、ピアニストを目指している場合などいくつかの観点から、ピアノを始める年齢についてご紹介します!

【目的別】ピアノを始める年齢でいつからがいいのか?

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ピアノを始める年齢というのは、早ければ早い方がいいというわけでもありません。
発表会やコンクールで弾くようなグランドピアノは、小さな子どもには大きすぎて弾きこなせないからです。

皆さんが子どもにピアノを習わせたい理由はなんでしょうか?

  • 頭が良くなると聞いたから
  • 音感やリズム感を身につけてほしい
  • 将来ピアニストになってほしい
など目的は人それぞれあると思います。

今回は次の目的別に、いつからピアノを始めたら良いのかをまとめました。

絶対音感を育みたい場合

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絶対音感とは、音を聴いただけで音名(ドレミの音程)が分かる能力のことです。

例えばピアノで「ド」の音をポンっと鳴らされて、それを鍵盤を見なくても音だけで「ド」と答えられるということですね。
ピアノを習っていれば誰でも出来そうですが、これがピアノの音なら分かるけど他の楽器だと分からないという人もいます。

すごい人はこれが楽器でなくても、身の回りの物を叩いて鳴らした音でも全て「ドレミ」に聞こえるそうですよ!

絶対音感には音を瞬時に判別する能力、つまり「聴覚」が関係していてます。
人間の聴覚の発達は4~6歳がピークで、8歳頃には完成してしまうんだとか。

この時期に習得したことは、大人になってからも体が覚えているそうです!


私は4歳から18年間ピアノを習っていましたが、ピアノや他の楽器、学校のチャイムなども聞いただけで音程が分かります。
物の音までは分かりませんが、ある程度の絶対音感が自然と身に付きました。

しかし、幼少期に2、3年間しかピアノを習わなかった友人には絶対音感がありません。

絶対音感を育むには聴覚が発達する6歳頃までにはピアノを始めて、ある程度継続して習う必要があるようです。

個人差はもちろんあると思いますが、始めるのはなるべく早い方が習得も早くなります。
ちょっと例えが悪いかもしれませんが、子犬のうちにトイレや「お手」などを覚えさせれば、ずっとできるようになるのと同じですよね。


幼児のピアノ教室ではまずドレミで歌ったり、音当てゲーム(先生が弾いた音を鍵盤を見ずに当てること)をしたりするのですが…
そういうレッスンを繰り返すことで、自然と耳が鍛えられていくんですね。

ピアノの鍵盤を「弾く」ことは3歳くらいにならないとできませんが…
音を「聴く」ことは0歳からでもできます!

より早く確実に絶対音感を習得しようと思ったら、なるべく小さいうちから音楽や楽器の音に触れさせてあげましょう♪
 

ピアニストにしたい場合

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ピアニストになるには3、4歳からピアノを始めて、音楽大学に入って、有名なコンクールで優勝して…
というイメージがあるかもしれませんが、それはいわゆる「クラシック音楽」のピアニストです。


クラシック音楽というのは歴史が古く、ピアノならバッハなどのバロック音楽から始まりそこからモーツァルト、ベートーベン、ショパン、リスト…
と時代を追って様々な作曲家の曲を勉強していきます。

まず楽譜の読み方や弾き方の基礎から学び、次から次へと新しい曲を弾きこなし、何年もかけて「自分のピアノの音色」を探究します。

つまり、幼少期(3~5歳頃)からピアノに慣れないと間に合わないんですね!

正直、クラシック音楽のピアニストはかなりシビアな世界なんです。
もちろんクラシックが大好きで極めたい!と思うなら、これが楽しくて仕方ないのですが。


しかしピアニストの仕事はクラシック音楽だけに限りません。
誰もが知っている曲のレパートリーをたくさん持っていれば、ホテルやレストラン、冠婚葬祭の場で演奏するピアニストになれます。

幼少期から習う方が基礎が早く身に付くので、少しブランクがあってもまたピアノを再開できるメリットはあると思います。
ただピアノを弾く仕事はたくさんありますし、努力次第で何歳からでも上達はするので「もう遅い」と諦めないでくださいね!


そしてもうひとつ、ピアニストは「人前で失敗しないで弾ける」ことが重要です。
これは「本番」の経験をたくさんして慣れるしかありません。

ピアノを習い始めたら、発表会やコンクール、学校で合唱の伴奏など…
人前で弾くことが好きになるように、なるべくたくさん本番を経験させてあげましょう♪
 

脳の発達のためには何歳から始めるのがいいのか?

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アメリカの医学者であり人類学者でもあるリチャード・E・スキャモン博士によると、
脳は3歳ですでに80%成長しており、12歳でほぼ100%、それ以降は脳細胞は減っていくそうです。

大人にとってはちょっとショックなデータですよね(笑)
日本のことわざにもある「三つ子の魂百まで」も納得してしまいます。

ちょうどピアノの鍵盤がちゃんと押せるようになるのも3、4歳くらいなので、その時期からピアノを始めると脳の発達に良い影響があるでしょう。


脳科学者の澤口俊之先生もこんなふうに仰っています。
 

実は、ピアノ演奏は驚くほど脳に良いのです。
我々が幼少期で重視しているはHQ=人間性知能なのですが、一般知能gFがHQの中心的な脳機能であるワーキングメモリと相関します。
ワーキングメモリは問題解決能力、社会性、創造性など、人間の成功に関係する全ての基礎となります。
これがピアノで伸びます。


うーん、専門用語がちょっと難しいですけど…
とにかくピアノが脳を発達させるという実証データはたくさんあるそうです。

ピアノは両手左右で違う動きをしますし、耳で聴いて考えて音を出し、楽譜を覚える記憶力も必要です。
頭が良くなる、というより頭の回転が速くなるということなんだと思います。


脳科学的にはなるべく幼少期から始めるのがいいようなので、「いつから始めよう?」と思った時が始め時ではないでしょうか。
 

集中力や体の発達から習いやすい年齢

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ピアノを始める年齢はなるべく早い方がいい、と言われますが幼少期だと…

「レッスン中に集中力がもつか」
「小さい手で弾いて手を痛めないか」

という心配もありませんか?

幼少期に習い始めたけど全然レッスンに集中できないから「うちの子は向いていない」と思うのはもったいないです。
子どもの成長には個人差がありますし、もちろん性格の違いもありますから、他の子と比べる必要はありません。

もしそう思っても、もう少し体が大きくなってから始めてみてもいいのではないでしょうか。

現役ピアノ講師で、全国各地で指導者へのセミナーも行っている笹田優美先生もこう仰っています。
 

ヴァイオリンには子供用がありますが、ピアノはありません。
ピアノの鍵盤は、幼児の手には大きくて重たく、指にかなりの負担が掛かります。
また、ピアノは指だけでなく身体全体を使って演奏します。
身体の骨格がしっかり安定してくるのは6才前後からと言われています。

大切なことは、そのお子さんに合った時期に始めてあげることなのではないかと思います。


つまり、幼少期を逃してしまっても落ち込む必要はありません。
やる気さえあれば小学生から始めても、幼少期から習っていた子にも追いつけるということです!

幼少期は歌やダンスで音楽に親しみ、本格的に弾き始めるのは6歳頃でも良さそうですね。

ピアノ教室の選び方

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さて、いざピアノを習おうと思っても「どこで習うか」という問題に直面しますよね。

ピアノ教室には主に

  • 楽器店が運営している教室
  • 先生個人が運営している教室
があります。最近では幼稚園や小学校の学童施設で教えてくれたり、先生が家に来てくれる訪問レッスンもあります。

私は楽器店の教室も個人教室も両方通ったことがありますが、それぞれにメリットがあるのでお子さんに合わせて選んであげると良いと思います。

そこで、これからピアノ教室を検討する方のために知っておいてほしいポイントをご紹介します!

楽器店のピアノ教室の特徴は?


楽器店が運営するピアノ教室には、主にグループレッスンと個人レッスンの2種類があります。

幼児のうちはグループでレッスンすることが多いのですが、お友達ができたりアンサンブル(合奏)ができるというメリットがあります。

他にも発表会やクリスマス会などのイベントがたくさんあるので、お友達と楽しく習いたいという子にオススメですよ。

ただ、グループレッスンだとみんなで同じ教材を使うので「個人差」を感じてしまうかもしれません。
小学校に入ったら個人レッスンのコースにするなど、臨機応変にしてあげると良いと思います。


発表会はほぼ強制なので、人前が苦手な子にとっては嫌かもしれませんが…
コンサート用の大きなグランドピアノが弾けたり、練習の成果をご家族やお友達に披露できる場でもあります。

なので、私は発表会があったら出るべきだと思いますよ♪

あとは駅前など交通の便が良い場所にあることが多いので、ある程度大きくなったらお子さん一人でも通えるかもしれませんね。
 

個人のピアノ教室の特徴は?


先生個人が開いている教室は、主に先生の自宅でレッスンをします。

有名なコンクールの入賞歴があるとか、生徒のコンクール実績が良い先生はやはり人気なので、生徒が増えすぎないように看板を出していないことが多いです。
お友達の口コミやホームページで探してみると、意外と近くにいらっしゃるかもしれませんよ。

個人教室の良いところは、やはりレッスン内容の融通が利きやすいという点ですね。

「基礎からしっかり教えてほしい」「好きな曲だけ教えてほしい」など、その子の希望やレベルに合わせてもらえます。

また、レッスンの曜日や時間も融通が利きやすいので、自分のペースで習いたい方にオススメです。


しかし発表会がなかったり(強制ではなかったり)、個人同士の契約なので、習い始めたら少しやめづらくなるかもしれません。
気になることは習い始める前に、先生に確認しておくと良いと思います。
 

体験レッスンを受けてみよう


楽器店の教室でも個人の教室でも、最近では無料で体験レッスンが受けられるところが多いです。

どこにしようか迷ってしまったら、できれば3か所くらい体験レッスンを受けると良いでしょう。

決め手になる比較ポイントとしては、

・レッスンの内容
・入会金や月謝の料金
・先生の経歴や人柄
・発表会の有無
・振替レッスンができるか

などを確認しておくと良いですよ。

振替レッスンとは休んでしまった時に、別の曜日などで代わりにレッスンしてもらえるかどうかです。
子どもの場合、急に体調が悪くなることもよくあるので確認しておきましょう!

あとはやはり先生との相性、人柄が大切ですよね。

明るくて笑顔だったり、子どもの扱いに慣れていそうだったり、
厳しくてもできた時はちゃんと褒めてくれる先生が良いと思います。
 

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