メトロノームの使い方を紹介!【使う意味/練習方法】

歌や楽器の練習時に使われる道具であるメトロノーム。学校の音楽室で見たことはあっても使い方を知らない人も多いのではないでしょうか。メトロノームにはどんな効果があるのか?また、具体的な使い方や豆知識などをまとめてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.メトロノームとは?使う意味は?
  2. 2.メトロノームの使い方
  3. 3.メトロノームで演奏する曲がある?
  4. 4.メトロノームの使い方・まとめ

メトロノームとは?使う意味は?

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メトロノームは一定の間隔で音を刻み、楽器を演奏あるいは練習する際にテンポを合わせるために使われる音楽用具です。

楽器を習っていなくても、音楽の授業で見たことがある人も多いでしょう。メトロノームは縦長の三角形のような形をしており、おもりのついた棒が左右に振れることでカチカチと音を鳴らし、テンポを教えてくれます。

楽譜には曲の速さの指定があります。「Moderato」「Andante」などの用語で指定されることもありますが、「♩=80」のように数字で指定されることもあります。これは一分間で四分音符が80拍打つ速さという意味です。

この場合はメトロノームのおもりを80の目盛りに合わせることでテンポを刻んでくれます。

メトロノームが発明されたのは19世紀の初めで、最初に使用した音楽家はベートーヴェンだと言われています。音楽の歴史の中では比較的新しく発明された道具なのです。

メトロノームを使う意味

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メトロノームはピアノ、バイオリン、歌、どのような練習にも用いられます。

実際に曲を演奏する際には、常に一定のテンポで演奏するわけではありません。
フレーズの盛り上がりや曲の展開によって細かく伸び縮みするものです。

しかし、最終的に柔軟にテンポを揺らして演奏するとしても、練習の最初にはきちんとテンポを守り拍の感覚を持って練習しておくことをおすすめします。

まず最初に正確なリズム感を体に入れることで、曲の全体像をつかみ安定した演奏ができるようになります。テンポを揺らし曲想をつけるのはその次の段階と言えるでしょう。

最初から感情に任せて好き勝手にテンポを揺らして演奏していると、聞き手にはリズム感のない、まとまりのない演奏と感じられ、説得力を失ってしまいかねません。

メトロノームをうまく活用することで、拍の感覚が身につきリズムを正確に刻めるようになります。それが演奏の安定感にもつながっていくのです。

メトロノームを入手したい場合、どのように選べばいいのでしょう。

下の記事はおすすめのメトロノームを紹介したものです。
また現在はスマートフォンなどのアプリでもメトロノームの機能を持つものが出ています。
おすすめのアプリを紹介した記事もありますので、ぜひ読んでみてください。

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