【16選】絶対に観るべき!おすすめの名作ミュージカル映画16選

映画に音声がつき始めたころから作られてきた数々のミュージカル作品。
古いものから新しいものまで、いろいろなおすすめミュージカル映画を紹介します。

記事の目次

  1. 1.ミュージカル映画は今も昔も大人気
  2. 2.ミュージカル映画の魅力
  3. 3.おすすめミュージカル映画16選
  4. 4.まとめ

おすすめミュージカル映画16選

それではここから、おすすめのミュージカル映画を紹介していきます。
古いものから新しいものまで、筆者の独断で選んだ16作品です。
ご覧になったことがない方は、一度チェックしてみてください
オススメのシーンを紹介する中で多少のネタバレを含みますので、気になる方はお気をつけてご覧ください。

1.美女と野獣(Beauty and the Beast)(2017)

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2017年のウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作の作品です。
1991年のディズニーアニメ「美女と野獣」を実写化したもので、日本でも大ヒットしたのでご覧になった方も多いかと思います。
2010年の「アリス・イン・ワンダーランド(Alice in Wonderland)」以降、ディズニーのヒット作をもとにした実写作品がいくつか公開されましたが、どれも完全なリメイクではありませんでした。
特にディズニーアニメのミュージカル的要素が好きなファンにとっては、お気に入りの楽曲が使われないのは物足りなく感じたことでしょう。
しかし、この「美女と野獣」のリメイクではアニメ作品で使われた名曲の数々が使われています。
ストーリーや設定は多少アレンジがありましたが、なじみのある楽曲に彩られた作品は安心して観ることができました。
そんな中でも個人的にオススメのシーンは野獣が歌う「ひそかな夢(Evermore)」のシーンです。
有名なダンスシーンの後、ベルが一度村に戻る場面ですがアニメ版では遠吠え1つで終わっています。
この部分は舞台でミュージカルした時に新曲が作られ、野獣が歌い上げて第1幕が終わるという演出でした。
そしてこの実写化作品では舞台版の曲を使わずに新曲を書きおろして製作されました。
このシーンのスケール感は舞台で再現することは難しく、映画作品ならではの醍醐味が味わえる1曲です。

2.ヘアスプレー(Hairspray)(2007)

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2007年にアメリカで製作された作品です。
この作品は変わった経緯をたどっています。
もともと1988年にジョン・ウォーターズ監督によって「ヘアスプレー」という作品が公開されました。
公開当初はそれほどヒットしませんでしたが、ビデオ化されて話題になりました。
そして2002年にブロードウェイでミュージカルとして上演されました。
ミュージカル版は大ヒットし、トニー賞13部門ノミネート、8部門で受賞しました。
それをうけて製作されたのが2007年版の映画版「ヘアスプレー」です。
当時ジョン・トラボルタ(John Travolta)が特殊メイクでぽっちゃり女装したことが話題になりました。
しかしそれ以上に主役トレイシーに抜擢されたニッキー・ブロンスキー(Nikki Bronsky)がハマリ役です。
そんなニッキーとジョンが明るくダンスするシーンが楽しめる「ユー・キャン・ストップ・ザ・ビート(You Can Stop The Beat)」をぜひご覧ください。

3.ウェストサイド物語(West Side Story)(1961)

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先ほど紹介した2本の映画と比べて古い作品です。
1961年にアメリカで公開されたミュージカル映画です。
原作は指揮者やピアニストとしても有名なレナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)のブロードウェイ作品です。
ストーリーはシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を題材に作られています。
この映画は日本でも1961年の年末に公開されました。
日本にいながら映画館でアメリカのエンターテインメントを観ることができるということで大ヒットしました。
2019年7月に惜しまれつつこの世を去ったジャニー喜多川さんが、最初のグループ「ジャニーズ」を作る際にメンバーたちに見せたことでも知られています。
そんなウェストサイド物語から「アメリカ(America)」をご覧ください。

4.サウンド・オブ・ミュージック(The Sound of Music)(1965)

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こちらもかなり古い作品です。
1959年のブロードウェイ・ミュージカルをもとに作られた映画で大ヒットしました。
この作品に使われている曲の多くは、今ではスタンダードとなっています。
「ド・レ・ミの歌」「エーデルワイス」「私のお気に入り」などは色んなところで耳にしていると思います。
名曲がいっぱいの「サウンド・オブ・ミュージック」から同名のタイトル曲をごらんください。
このシーン、最近見覚えありませんか?

実は先ほど紹介した「美女と野獣」の最初の方にある「朝の風景(Belle)」という曲に出てくるシーンの元ネタと言われています。

5.ANNIE/アニー(ANNIE)(2014)

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舞台のミュージカル作品「アニー」は日本でも毎年上演されています。
ブロードウェイでも1977年の初演以降、くりかえし再演される人気作品です。
映画化も1982年の劇場版と1999年のテレビ映画版に続き2014年にリメイクされました。
こちらはウィル・スミス(Will Smith)が製作に関わっており、ジェイミー・フォックス(Jamie Foxx)が出演しています。
この2014年のリメイクでは楽曲はそのままで、舞台を現代になっていますので見やすいと思います。
アニーと言えば「トゥモロー(Tomorrow)」が有名ですが、この記事ではこちらをオススメします。
It's The Hard Knock Life」という子供たちが活躍するシーンです。

6.ハイスクール・ミュージカル(High School Musical)(2006)

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ここで少し若い世代向けの作品を紹介します。
ハイスクール・ミュージカル」は劇場公開作品ではなく、ディズニーチャンネルで放送された作品です。
若者に人気の作品となり、すぐにパート2、パート3が製作されました。
主役のトロイを演じたザック・エフロン(Zac Efron)は2017年の「グレイテスト・ショーマン」でフィリップという重要な役を演じています。
ハイスクール・ミュージカルといえばこの曲がやはりオススメです。
みんなスター!(We're All in This Together)」をお聴きください。

7.ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)(1996)

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ヴィクトル・ユーゴー(Victor Hugo)の「ノートルダム・ド・パリ(Notre-Dame de Paris)」を原作とするディズニー映画です。
ディズニーアニメの多くはミュージカル仕立てなのですが、この作品は特に日本語吹き替え版をチェックしましょう。
他のディズニー作品とは異なり、この作品では劇団四季が日本語吹き替え版を製作をしています。
訳詞も浅利慶太氏が書き。吹き替えを担当するのは劇団四季の俳優たちです。
当時劇団四季に所属していた石丸幹二さん演じるカジモドが歌う「陽ざしの中へ(Out There)」をお聴きください。
2019年に大規模な火災があったノートルダム大聖堂ですが、この映画のような美しい姿に戻ることを祈っています。

8.オペラ座の怪人(Phantom Of The Opera)(2004)

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1909年にガストン・ルルーが発表した小説をもとに1986年にアンドリュー・ロイド・ウェバー(Andrew Lloyd Webber)がミュージカル作品を製作しました。
日本でもこのミュージカルの日本語版を劇団四季がロングラン公演しています。
そして2004年にこのロイド・ウェバー版ミュージカルが映画化されました。
2010年にはテレビ放送に向けて劇団四季が協力して歌も含めた日本語吹き替え版を製作しました。
オペラ座の怪人」と言えばタイトル曲が有名ですが、ロイド・ウェバーがサラ・ブライトマン(Sarah Brightman)にあてがきしたクリスティーヌの歌もオススメです。

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まとめ

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